2024年3月31日仕事日記

 今日で3月が終わる。この3月は、意識を失い、冠動脈バイパス手術をして、16日間の入院生活、その後は家庭で療養しているという、トンでもない月になった。まさか、まさかの2024年3月だ。

 とはいえ、幸運だったことも多い。倒れたのが、長男の結婚式後だったこと、大学の会議中で多くの皆さんの前で気を失ったこと、救急車で運ばれた病院が心臓外科手術で多くの実績があり、その医師らが院内にいたこと、緊急手術のために手術室が空くのを待って、深夜1時30分近くまでかかっても措置をしていただいたことなど、冷静になると、本当に運がいい。術後の痛みなんてどうってことないと思う。もしも、運転中に気を失っていたら・・・などと考えると、ぞっとする。おかげさまで回復も早く、とりあえず明日の4月1日だけは大学へ行くことができる体調になっていることなど、私に関わっていただけた皆さんに深謝するばかりだ。

 事情を知っていただき、講演や原稿をお断りしたとはいえ、3月後半は入院生活で感じた教育の在り方についての原稿を4本も書くことができた。「転んでもただでは起きない」と編集部に言われたが、原稿に向かっていると胸の痛みを忘れるから不思議だ。

 多くの本を読むことができた。そこから9期生や10期生ゼミ運営の新たなアイデアも浮かんだ。さっそく動いている。書籍やYouTubeで教育DXのことも深く学ぶことができた。貴重な時間を与えてくれた3月と言っても過言ではない。

 こうして仕事日記の日々更新ができることに大いに感謝して、この3月を締めくくりたい。
 
 ちなみに2023年度の講演(指導助言校での講話等も含む)回数は、151回。単著と編著が5冊。連載原稿などの掲載が40本ほど。もちろん講義に穴をあけたことはない。我ながら、よく頑張った2023年度。神様が休みなさいと強制してくれた有難い3月。忘れられない3月。
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