「第7回教師力アップセミナー」に参加して

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 1月9日(土)に大口中学校で行われた第7回教師力アップセミナーに参加させていただいた。講師は社会科の授業名人である佐藤正寿先生。小学校実習では私も社会の授業を3時間したので、そのときの様子を思い返しながら講演を聞いていた。

 講演の中で一番印象に残っているのが「知る」「分かる」「考える」を区別した授業設計をしましょうというお話である。これは授業の中で知識から概念の形成、そして価値判断をするという流れを意識することである。

 私はスーパーマーケットについての授業を実習中に行った。どうしてスーパーではたくさんの工夫がされているのかを児童に考えさせるという授業内容である。児童はたくさんの意見を出してくれたので、その授業には手ごたえを感じていた。しかし、佐藤先生のお話を聞いて、私が行った社会科の授業では概念の形成をして終わってしまっていたことに気づく。とても恥ずかしい気持ちになった。社会的なものの見方を養うとともに、社会的な考え方を養うためにはどのように価値判断をさせればいいのかがとても勉強になったので、セミナー終了後には実習前にこのお話を聞きたかっと強く思った。

 セミナーが終わってからは佐藤先生の著書『価値ある出会いが教師を変える』を読んだ。佐藤先生がどんな人と出会い、教師力を磨かれてきたのかがよく分かった。各章のまとめの中に「本は買い続けよ」「セミナー、研修会への自主参加は自分を鍛える」という言葉がある。玉置ゼミに入ってこれまで以上に本をたくさん買うようになった。また、様々なセミナーに参加させてもらえる機会がある。まさに「価値ある出会い」がたくさんあるので、1つ1つを大切にして力をつけていきたい。(松井)
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