「算数・数学授業 成功の極意」を聞いて

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 1月23日に玉置先生による算数・数学講演会が行われました。

 講演会の内容は、以前に話していただいたこともあり、改めて教師のしかけしだいで授業が学び深いものになるということを噛み締めました。

 1番大切なことを教師が言う講義に対し、授業は1番大切なことを子どもが言う(1番大切なことを子どもが言うように教師がしかけていく)。授業をするために、教師がするべきこととして印象に残っている話の1つに、「子どもの出力場面を増やす」という話がありました。

 例えば、挙手指名方式をやめて1つの意見に対して賛成なら○、反対なら×を書くというような○×方式をとりいれたり、賛成なら笑って、反対なら嫌そうな顔をしてというような表情発言から意図的指名をしたりと、いずれの方法も挙手した子だけで行われる授業ではなく、全員が授業に参加できるという魅力があります。

 また、出力場面を増やすことの1つにエレベータトークをすることもあげられました。エレベータトークとは、別名30秒トークとも言うそうで、その日の授業で学んだことをノートを見ずに隣の人に伝えるというものです。このエレベータトークはその授業のまとめを子どもたちが自身の言葉で隣の人に伝えたり、友だちのまとめを聞いたりすることで教師がまとめるより記憶に残ります。

 子どもたちの出力場面を増やすことによって授業内容の定着をはかるのです。

 全員参加型授業はわたしの理想の授業であり、目指すところの授業です。今日学んだことをぜひ実践にうつしていきたいと思います。(大澤)
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