教師力アップセミナー(小野田正利先生)に参加して(牧野紘)

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1月21日に教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回の先生は、小野田正利先生です。鮮やかなジャケットを着て、抑揚をつけて話をされる小野田先生の講演に一気に引き込まれました。

午前の部の最後に、対応の難しいケース編として、ビデオを見ました。会場では時折笑いが起こっていましたが、正直私は笑えませんでした。(笑)四月から自分の身にもあり得る話だったからです。不安は拭えませんが、今の時点で、こんなことも実際あるのだと、知ることができただけでも意味があったと思っています。

午後の部はワークショップを行いました。エコロジカル・マップを作りました。これは、保護者との関係できた難しいトラブルに遭遇した際に、その経過や問題点をまとめ、同時に保護者を取り巻く相関図などを一枚の紙に書き出し、整理するものです。

実際にやってみて、思ったことが2つあります。
1点目は、記録が大事だということです。マップを作るには、正確な記録が必要です。小野田先生がおっしゃっていたように、事実と自分の考えは分けて記録をとることを心がけたいです。
2点目は、正確を決めるためではなく、交流することに重きをおくべきということです。エコロジカル・マップは、「整理する」ためのものです。自分だけでは気づけなかったことを、交流することで気づくことができます。その気づきによって生み出された考えや案を、正しいものとして保護者の方と向き合うのではなく、参考として話をしたいと感じました。

私はこのセミナーを聞きながら、玉置先生と斎藤さんをはじめ、PTAのみなさんの顔を思い浮かべていました。私もそんな関係を築けるようになりたいと強く思いました。(牧野紘)

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