教師力アップセミナー(小野田正利先生)に参加して(杉下)
先日、教師力アップセミナーにて、小野田先生のお話を聞かせていただきました。
クレーム対応という重い話題。小野田先生のお話は、これから教員生活を迎える私たちがビクビクするようなものもありましたが、働き始める前に聞いておくことができて本当に良かったと思っています。 特に印象に残ったのは、 「すみません」という言葉は何の解決にもならない ということです。 私はつい口癖かのように「すみません」という言葉を使ってしまいます。素で謝ることができるのは自分の長所でもあると思っていましたが、よく考えればその言葉だけでは次に進むことができません。小野田先生は、まずは冷静になって聞く姿勢を作ることが大切だと言います。すぐ反応したり、感情に任せたりするのではなく、まずは聞いて状況を正確に理解し、子どもの最善の利益を考えて行動するのだと教えていただきました。 クレームが来ると、どうしても保護者の方の怒りを鎮めることに夢中で、回りが見えなくなってしまいます。 しかし、何より大事なのは子どもです。感情任せではなく、話をしっかりと聞き、冷静に対応することを今後から気を付けていきたいと思います。 クレーム対応は気が滅入りそうになると思いますが、小野田先生の着ていたTシャツにあったように、「どんとこい!イチャモン」「大丈夫、何とかなる!」という姿勢で迎えたいと思います。重い話題ではありましたが、パワフルな小野田先生から元気と勇気をもらえたセミナーでした。(杉下) |
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