2月15日真打会、名人会での学び(生田・名桐)

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 こんにちは!5期生の生田朋也と6期生の名桐大智です!今回は2月15日に行われた真打会、名人会について感想、考えを書いていこうと思います。

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 こんにちは!5期生の生田朋也です!今回の真打会では加藤奨基さんの小学校社会の授業を見させていただきました。今回は加藤先輩の授業を見て感じたこと、学んだことについて書いていこうと思います!

 まず、4期生さんの加藤奨基さんから。教材研究がわずか30分ほど行われ、そこから授業をするのですが、自分も教材研究をさせていただきました。しかし教育実習を終えたのにも関わらず、結局学ばせたいことをどのように学ばせるのか具体的な活動、発問を考えきることができませんでした。まだまだ勉強不足だなぁと感じます。4期生の加藤さんは落ち着いて話し方で多くを語らず、冷静でよく考えてらっしゃる加藤さんらしい授業でした。

 特にすごいなぁと思ったのは加藤さんは児童役の発言に対して決して付け足さず、発言をそのまま拾っていました。どうしても先生というのは世話を焼きたがり、すぐ子供の発言に付け足し、先生の都合の良いように言い換えたりしてしまいがちですが、それでは子どもが先生まかせになり、育ちません。加藤さんは間違っていたり、言葉足らずでもそのまま拾い、それをすることによって子どもが自分で気づいたり、ほかの子が訂正したりすることによって、子どもの思考が働き、子どもを繋いでいくことができます。しかしそれでも先生の助けが必要になってくることももちろんあります。それを見極めた上で助けてあげるのか、敢えて言わないのか判断していて、多くを語らずとも授業がスムーズに進んでいました。

 自分であったら沢山話しすぎてしまうか、逆にこれを試みすぎて全く授業が進まない、といったことになってしまうと思います。
 
 あの30分間でまだ現場にも立ったこともないはずなのにまるで現場の先生を見ている様でした。でも自然とそうなったのではなく加藤先輩の多大な努力、経験によるものだと思います。自分も1年後加藤先輩を越えられる様な授業をしたいと思いました。この度エデュコム社長柳瀬様からChromebookを貸与していただきました。学習に大いに活用していきたいと思います。

 玉置先生はじめエデュコム株式会社の皆様、社長柳瀬様、真打会名人会、前座会の皆様、林家楽一様ありがとうございました。(生田)

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 こんにちは!6期生の名桐大智です!今回の真打会・名人会に参加させて頂いて、とてもたくさんのことを学ぶことができました。

 私は、今回のこの会がゼミ生として初の参加で、すごく緊張していました。どんなことをするのか、どんな人がいるのか、色々な点で不安がありました。しかし、始まってみればみなさんとても真剣な眼差しで真打会に参加していて、私も自然と頑張ろうと思える様な環境でとても刺激的な場所でした。

 さて、私が今回の会で学んだことはたくさんあります。その中でも、今後自分が活かしていきたいと思ったことを中心に述べていきたいと思います。

 まずは、授業を展開していく上で、視点を絞るということ。これは、意識していても子どもの発言などにより中々実現することが難しいと私自身感じていました。どうしても、子どもの発言に合わせて教師はカバーをしていくので、視点が定まらずに、何を子ども達に感じてほしいかということが、自分の中でも教材研究の過程でひしひしと感じていました。どうすれば良いのだろうと考えながら先輩方の授業を見させて頂いて、目あてに何度も何度も戻ることが大事ということが分かりました。そうすることで、やりたいことが明確になり、子ども達の課題への意識付けにもより深みを持たせられると思います。繰り返し行うことでけじめのついた授業にもなるので、是非自分の授業にも取り込んでいきたいと思います。

 次に、ペアワークの目的とその価値について。ペアワークはなぜ行うのかということを凄く考えさせられました。ここで言う目的とは、ペアの意見を持たせるのか、ペアワークを通じて個人の意見を確立させるのかということです。これは、状況によって変わってくるものだと思います。しかし、目的が違うだけで子ども達のワークの取り組み具合というのは変わってくると思いますし、人によってはペアワークに任せきりということも起こり得ます。「○○君と考えるから別に私はいいや」など、個人の中の考えようという意識が薄れ、全く為にならないケースも考えられます。

 そこで、ペアワークをする前に、教師から明確な目あてを提示し、その後の展開まで言っておくと、子どもは後のことも考えて行動できると思います。私は社会科の教師志望なので、やはりペアワークやグループワークを行うことは多いと思います。その活動の価値をより見いだすためにも、しっかりとワークの目あてを教師自身が明確にして、子どもたちが主体的に取り組める環境を作っていけたらなと思います。

 今回の会で、とても多くのことを学ぶことができ、とても充実した1日だったなと感じています。それと同時に、これからもこういった活動をしていけるのかと考えたら、とてもワクワクします。しっかりと教壇に立った時の自分を想像しながら、これから頑張っていきたいと思います。(名桐)
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