9月30日 5期生授業ゼミからの学び(木下)

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 こんにちは。5期生の木下です。今日は9月30日のゼミで私が挑戦した道徳の授業について書きたいと思います。

 後期ゼミはゼミ生がそれぞれ授業をするということで、まず何の教科の授業をしようか迷いました。自分の専攻科目の社会、それとも実習中に何度も授業をさせていただいた算数、難しかった道徳…。この中から迷いに迷って、1番授業をするのが難しく悔しい思いをした道徳の授業に挑戦することを決めました。

 題材は「ブランコ乗りとピエロ」です「ブランコ乗りとピエロ」は皆さんもよく聞いたことがあるのではないかという有名な題材です。今実習をしている一個下の学年の子に聞いてみると、実際「ブランコ乗りとピエロ」で道徳の授業をしたという声もよく聞きます。

 最初は考え方が違いぶつかり合っていたピエロとブランコ乗りのサムが、最後には笑顔で一緒に料理を囲むという内容です。5年生対象ですが、5年生にはやはり難しい内容だなあとあらためて感じました。

 1番の反省点は、最初から丁寧に教科書を読んでいくのではなく、必要ではない部分は省き、子どもたちに考えてほしいところをしっかりと読むべきでした。道徳は国語の読み取りではないし、時間短縮にもなります。時間を短縮することで「なぜピエロとサムは最後、一緒に笑顔で料理を囲むことができたのか?」という最も大切な問いを時間をかけて考えることができたなと思います。

 しかし、実習中と比べて自分が成長できたなと感じたことは予想外の答えが返ってきても動じず、一緒に子どもと考える余裕ができたということです。これは、週1回ボランティアを地元の小学校でさせていただいている経験が生きているのかなあと感じます。(色々な子どもがおり、私は補助が必要な子どもの支援をすることが多いため)

 教員採用試験も全てひと段落して、気が抜けてしまう時期です。学生最後なので遊ぶ時は思いっきり遊びたいと思います。しかし、今から4月に教壇にたつ教師としての準備もしっかりとしていきたいです。授業ゼミ、卒業論文、興味のある教育書を読んでみる…などやれることはたくさんあります。気を抜きすぎず、ここからがまたスタートだと思って頑張りたいです!(木下)
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