2021年2月19日仕事日記

 早朝からしばし原稿書き。朝の方がいささか進む。

 今日はEDUCOMオンラインインターンシップの2回目参戦のため、なごのキャンパスへ。9時ごろに家を出て、9時40分ごろには到着。

 10時から昼食を挟んで18時少し前まで。参加者は12時30分から17時30分ごろまでなので、5時間のインターンシップ。頭に汗かくコンサルティング体験と称しているように、ロールプレイを入れてのEDUCOMらしいインターンシップ。参加者の最後の言葉に、「当初は長いなあと思っていましたが、とても短く感じました」というのは、それだけ主体的に取り組んだという証。こういう言葉が運営者の一人として嬉しい。

 19時頃に帰宅。20時から22時まで、矢崎さん運営による「教育という仕事」と題した模擬授業、それを受けての話し合い。

 この企画のきっかけを作ってくれたのは、小西祥二先生。小西先生から送られてきた下の図が発端。矢崎さんと話し合っているうちに、小西先生はこの図から私たちに何を伝えようとされたのかという問い発生。ならば矢崎さんが考えることをもとに、授業をして、それを小西先生に見てもらって考えをお聞きしたらと僕が提案したことを受けての2時間。

 こんなに深く考える時間になるとは!古川さん、下野さん、久野さん、吉久さんのそれぞれの考えもなるほど!というもので、まさに真の対話ができた2時間。もちろん小西先生からの話は、私たちの考えをさらに広げ深める話で、深く納得。

 こんな遅い時間でもこうして学び合えるなんて、まさにコロナ禍でオンラインが当たり前になってきたからこそ。充実感で爆発しそうな心境。この気持ちは僕だけではない。参加者の一人はさっそく次のような記録をしている。

 話し合いの中で、自分の考えの浅さを思い知りました。それとともに、こんなにもレベルの高いことをしている仲間たち、先生方を目の当たりにして興奮してしまいました。負けずにしがみついていきたいです!!
 矢崎さんの授業中、私は「この授業のねらいはなんだろう」「ねらいに沿ったことを言わなければ」と絶えず頭を悩ませていました。ねらいから脱線していく話し合いに少し疑問を持ったりしましたが、小西さんの「答えは一つに絞らなくていい」「それぞれの価値観をぶつけ合うことが大切」というお言葉を聞いてはっとしました。確かに、ゴールを定めて正しい方向で話し合いをしたほうが正解は導きやすいけれど、ねらいや答えに囚われてばかりでは、そこに辿り着くまでの面白い考え方を見落としてしまうと思います。話し合いはゴールありきのものと考えていた私にとって、小西さんの考え方は画期的なものでした。ぜひ参考にしたいです。


 研究室HP記事は卒業論文発表会シリーズで、古川さんが発信。子どもが明日も行きたいと思う学級作り。これまでの様々な体験から決めたテーマ。よく調べまとめた論文。
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