3月9日 春日井市立南城中学校での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です!3月9日に、春日井市立南城中学校にて玉置先生の「いのちの授業」を拝見させていただきました。

 「いのちの授業」と聞くと、やはり「死」を題材にした授業展開を想像します。しかし、今回の「いのちの授業」では、「生」と「死」が題材とされています。

 小児がんによって亡くなってしまったケイコちゃんと小児がんを克服したマイさん。2人に共通することは、「今を生きること」だと私は考えました。

 「過去」「未来」そして、「今」。私は何を大切にしているのだろうと思うと、欲張って全てを大切にしようとしていました。その結果、「過去」に囚われ、「在るべきだと思い込んでいた未来」に縛られ、「今」を蔑ろにしていたような気がします。もちろん、「過去」も大切です。「未来」に希望や理想を抱くことも重要です。しかし、今回の授業を経て、「今」をもっともっと大切にしたいと思いました。「今」という時間は、もう二度と返ってくることない「今」です。「今」は「今」しかないのだから、昨日より笑って、昨日より一生懸命に生きていられたなら、素敵なことだと思います。そんなことをケイコちゃんとマイさんから学びました。

 玉置先生は模擬授業にて、『授業は、布石の連続である』とおっしゃりました。玉置先生の打つ布石に、私はまんまとはまっています。教材研究を得られる教師は、子どもに「布石を打つ」ことができます。そんな布石を飛び越える子どももいるでしょう。それもそれで一興です。子どもにさらなる打つ手を託してみればいい。その繰り返しが子どもと作る授業なのだろうと思います。

 今回の模擬授業では、「いのちの授業」にて行う配慮や授業ポイント、そしてそれ他の授業にも適応できる授業テクニックが盛り込まれていました。先日、お伺いした一宮市立今伊勢小学校での学びがさらに深まる箇所、新しく知った知識。今回もまた深い学びを得ることができました。

 春日井市立南城中学校の堤校長先生をはじめ、南城中学校の先生方、またこのような機会をいつも与えてくださる玉置先生本当にありがとうございました。(下野)

★このときの私(玉置)の先生方への模擬授業記録(授業技術紹介等含む)を下野さんがまとめてくれました。とてもよくまとまっています。こちらもぜひ一読を。大いに参考になります。

※写真は林文通先生から提供していただきました。(玉置)
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