3月11日岡崎市立額田中学校指導助言

 今日は今年度3回目の岡崎市立額田中学校での指導助言。
 
 研究授業は1年生数学で「データの分析」の内容。統計分野はとても大切。しかし、自分もそうであったが、年度末で授業数が少なくなり、十分に時間をかけることが出来ない中で学習することになることが多々ある。

 授業者の田中先生は、計画的に授業を進めておられ、1年生統計分野の最終場面として、提案性があるとても良い授業を子どもたちと共に創りあげておられた。

 授業アドバイスツールであるグループの話し合いを観察。これまでの学びを生かして、統計の数学用語もしっかり使いながら、まさに論議。

 また子どもたちの関わり合いも自然体で、理解が不十分な仲間に優しく声をかける子どもを見ることができて、こちらの気持ちもよくなる。

 時間の都合があり、先生方の話し合いは10分間。僕は40分間の時間をいただいたので、授業講評を10分間。「令和の日本型学校教育を考える」と題して30分間の講話。話があちこち飛んでしまって、聞き手の皆さんには申し訳ない話になってしまった。深く反省。

 北村校長先生はこの3月末で定年退職。お互い、書籍「数学大好き」(2002年5月刊)を執筆したのが縁となってからのおつきあい。何かと声をかけていただき、この3年間は額田中の研究にも関わられていただいた。おかげさまで、額田中学び合いスタイルが確立される過程をみることができて、貴重な3年間。北村先生には深く感謝。

 最後に北村校長からいただいた校長授業記録が凄い!タイトルだけでも紹介しておきたい。
1年生「文字を活用して、方程式のよさに気づこう −辛いことをCRSで乗り越えて、幸せな数学授業−」
2年生「文字を活用して、17段目の秘密を解明しよう −辛いことをCRSで乗り越えて、幸せな数学授業−」
3年生「今まで学習したことを活用して、黄金比を求め、正五角形の作図に挑戦しよう−辛いことをCRSで乗り越えて、幸せな数学授業−」

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