2021年5月10日仕事日記

 早朝から、松本先生にいただいたかつて実践科学研究センター長であった小林先生が書かれたフレンドシップへの考えをA4判に編集。この提言をもっと早期に取り上げるべきだったとつくづく思う。昨年度末の私の提案はまちがっていなかったという裏付け資料として、皆さんに提示したい。まずは吉永学部長へ送信。

 10時前に家を出て、東員町立笹尾東小学校へ向かう。途中で15分ほど仮眠。11時15分ごろ学校着。ここのところの学校の状況をお聞きする。

 11時35分から3年生算数の授業参観。「わり算(同じ数ずつ分けるときの計算を考えよう)」の内容。授業アドバイスツールを活用して指導助言のポイントを撮影。幸運なことに2種類の操作活動の様子を撮ることができた。この2種類をどう扱うかが、今日の授業の重要点として判断。しかし、教科書に掲載されていない操作活動をどう扱うかで、授業中から悩む。子どもをつなぎ、子どもの言葉で創っていこうとする良い授業だったからこそ、教材研究が重要となった授業。

 校長室で給食をいただき、1時間ほど、研究協議会での指導助言を考える。授業アドバイスツールで記録を見ながら、提示する動画を選択。良い場面がとれていることに満足。

 14時から15時ごろまで事後研修会。授業アドバイスツールの映像を一つずつ見せて、僕の意図を考えてもらいながらの指導助言。初試みだったかが、まずまずの手応え。

 15時15分から16時30分までは、講演「GIGAスクール構想 やってみなけりゃわからない」と題して話す。これも新作(笑)。社会でやらないことは学校でもやらない方がよいという主張、心の天気、学びの天気の有用性はしっかり伝える。

 十数人の先生方だが、たくさん質問をいただき、僕なりの見解をズバリと伝えた(つもり)。終了後も教職大学院へ行かれた先生が参戦されて、1時間ほど授業づくりについて話す。

 帰宅。クリスタルプラン委員会のための追加資料作成。学校インターンシップについての改革もしたいという思いを現在のシステムに書き込む。

 届いた「学習評価」(田村学著、東洋館出版社)をさっそく読む。明日の学習評価講演に反映できるところはないかという視点で読む。なるほど!という表現を得ることができた。

 研究室HP記事は、志賀内泰弘さん著『人生にエールをーはげまし、はげまされー』を読んでの感想を下野さんが「思いやり」と題して発信。すでに志賀内さんには紹介済み。「ピュアな感想が嬉しいです」というコメントがすでに届いている。皆さんもご一読を。
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