10月10日 第二回教師力アップセミナーに参加しての学び(池戸、松浦)

 こんにちは!玉置ゼミ6期生の池戸です!久しぶりの記事投稿になりますが、今回は10月10日に参加させていただいた、第二回教師力アップセミナーについて書かせていただきます!

 今回のセミナーは玉置先生も尊敬している授業名人の野口芳宏先生をお招きするということでどんな話を聞けるのかとても楽しみにしていました!!

 実際にお話を聞いてみて、どんな質問に対する答えにも話の一貫性があり、野口先生の中のとても強い軸を感じました。それは、常に事の本質は何かを考えていること。頼まれたことを断らないこと。「から」の努力を惜しまないこと。これらを実際に実践し続けてきたからこその説得力がありました。

 また、セミナーの中で小学校の教員はすべての教科を教えなければならず、教材研究の時間が足りないがどうすればいいのかという質問がありました。それに対して野口先生は専門の教科だけは常に精一杯やる。そこで学んだことを他の教科に生かすとおっしゃっていました。この言葉を聞いて私は、教師という職業にとって自分はこれだったら負けない!と思う強みを持っている事の大切さを感じました。そして自分の強みといえば、間違いなくこのゼミで学んだ授業技術であると思っているので、これを誇れる様にもっと磨いていかなければいけないなと思いました。

 最後に、このセミナーは私にとって自分が教師として働いていく上での軸はなんだろうと考えるとても良い機会になりました。野口先生の様に堂々と人に誇れる様な軸を持った生き方をできるようになりたいと思いました。野口先生、そして教師力アップセミナーに携わってくださった方々、貴重な機会を設けてくださってありがとうございました。(池戸)


 こんにちは!6期生の松浦です。今回は10月10日に行われた教師力アップセミナーでの学びを記事にしたいと思います。野口先生の貴重なお話を聞かせて頂けて、とても勉強になりました。特に印象に残っていることが2つあります。

 1つ目は教師が否定する力を持つということです。私は今まで、教師は子どもの意見をできるだけ肯定するべきだと思っていました。しかし、今回の先生のお話の「子どもには不備・不足・不十分があるからこそ、授業をする意味がある」という言葉を聞き、たしかに!とハッとしました。子どもたちの様々な考えや意見を頭ごなしに否定することはしないようにしたいですが、子どもたちが「学力を形成するため」に否定をする勇気は必要なんだと知りました。自分にはなかった考えだったので、視野が広がった感じがしましたし、これから授業をする際に意識していきたいと思いました。

 2つ目は「から」の努力をすることです。これは教師としても、人としても大切にしたいことだと思いました。現在の私に一番置き換えやすいのは教員採用試験が終わって「から」の努力だと思います。今まで試験に向けて努力をしてきたつもりですが、それが終わったことで少し気が抜けている自覚はあります。開放感に浸ることも大切だと思いますが、残り半年間、4月から教壇に立つという意識を持って、努力をしようと思いました。つい、怠けてしまいそうになりますが、自分に厳しく、頑張りたいと思います!!!

 野口先生、関係者の皆様、貴重な経験をありがとうございました。(松浦)

※写真(堀田敦士撮影)は2017年12月2日の教育と笑いの会からです。
画像1
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31