【面接回答】私はどのような学級を作りたいか(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。いよいよ7期生のゼミ合宿が迫って参りました。ゼミ合宿は、教育実習を終え、本物の教師となるべく為の初めの特訓とも捉えられます。このゼミ合宿もまた、教育実習同様どれほどの熱意を持って取り組むかで今後の人生を大きく左右する場となるのだと心得ております。

 さて、ゼミ合宿に向けて玉置先生から、教員採用試験における定番面接問題をお教え頂きました。これが玉置ゼミの良さです。記事発信という出力の場を与えられている玉置ゼミのゼミ生は、面接で話すことをまず出力という形で整理していくのです。玉置先生の下での学びは、確かなもの。

 まずは、1つ目の課題について綴りたいと思います。「どのような学級をつくりたいか」。教師は、一貫性を求められる職業です。ブレてはなりません。そのために必要な課題は、この「どのような学級を作りたいか」というものだと予想します。

 私が作りたいとする学級は、個を認められる学級です。これは、中学校実習の経験からです。私の配当された学級は、言葉を選ばずして言えば「中学生らしくない」程、友達を認め合う雰囲気のある学級でした、よく観察していると挨拶もありがとうもごめんねも必ず相手の名前を言ってから笑顔で伝えていました。私の名前で例示すると「綾巳、おはよう」「綾巳、ありがとう」「綾巳、ごめんね」といった様にです。相手の名前を呼んでから、何かを伝えることは、個を認め合うことに繋がります。子どもたち同士で、それぞれの自己肯定感を高めあっているとも言えるでしょう。

 では、この生徒同士の自己肯定感の高め合いは、なぜ生まれたのか。それは、学級担任の先生が名前を呼んでから挨拶や価値づけを行っているから。中学校実習の担当の先生は、私に、「挨拶を自分に向けて言われることと、ありがとうを自分に向けて言われることに、嫌な気持ちを抱く人っていないから。大事にしていることなの。」と仰られました。

 子どもは、大人の言うことを聞くのは得意ではありませんが、真似をすることは抜群に上手だと言います。個を認め合う姿勢は、教師から発信されるのだと思います。「笑顔」「挨拶」「感謝」を基盤にした「個を認め合う学級」を私は作りたいと願っております。(下野)
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