2021年12月9日仕事日記

 7時前に家を出て、7時45分ごろ研究室着。何も考えずに自然に動く体。いつものルーティンは完璧(笑)。1・2限「教育課程論」の準備。

 9時から12時ごろまで「第9・10回教育課程論」。今回は「令和の日本型教育」を切口にして、GIGAスクール構想の理解、一人一台端末利用のICT活用授業を考える展開。教育実習を終えた学生の考えは、実習前の学生とは随所で異なり、やはり学校現場を身をもって体験することの大切さがよくわかる。振り返りも多面的になり、質もかなり上がってきている。

 午後は研究室で、卒業論文テーマならびに卒論指導。池戸さん、下野さん、高橋さん来研。何度かのやりとりで、ほぼ卒論テーマが決まる。これで5人が合宿での卒論に取り掛かれる状況になった。あと4人。頑張れ!

 6期生松浦さん来研。僕からの昨日のメッセージで相当落ち込んだとのこと。指導者が壁になることが大切だと思っているが、彼女は全面やり直しと受け取ったようだが、僕にはまったくそのような考えはない。書いてある事柄はとてもよいので、構成を変えるともっとよいとの判断でのメッセージを送ったつもりだが、受け取った側の気持ちを聞くと、なるほど!そう受け取るのか、と納得。絵文字の使い方を教えてもらった(笑)。ゼミ生ともようやくこうしたやりとりができるようになった。松浦さんは相当な覚悟をしてきたようだが、僕からの助言を聞いて十分に納得してくれたようで、最後は満面の笑顔になって、こちらもほっとする。

 取材依頼、来年度の研修依頼などに対応。明日締め切りの原稿内容を考える。

 18時20分から、オンライン第11回CP委員会。新クリスタルプラン審議がようやく完了。とはいえ、ひとまずというところ。新任務もいただく。言い出しっぺなのでこうなることは覚悟していたが、ここに来て本当にやれるだろうかという不安がますます高まるが、致し方ない。とりあえず動き出してみるしかない。

 研究室を出る準備をしていると、6期生伊藤君が来研。遅くまで卒論に必死に取り組んでいたようだ。帰り際に僕の研究室を見たら、明かりがついていたとのことで、顔を出してくれた。「先生が倒れているのじゃないかと心配もありまして・・・」という彼らしい一言が嬉しい。ふと想像。きっと遅くまで職員室で頑張っているかつてのゼミ生がいるだろうな、と。こうしたときのちょっとした一言が嬉しいのだと実感。彼らはどんな言葉をかけてもらっているだろうか。

 帰路で夕食をとって帰宅。ほぼそのままダウン。

 研究室HP記事は7期生合宿面接準備シリーズ。池戸さんが「どのような学級を作りたいか」を発信。互いに学級づくりの思いを表明して、それを読み合う中で自分の考えを高めてほしいという願い。刺激になる記事がドンドン発信されていることに安心。

 嬉しいことに「先生のための『話し方』の技術」(玉置崇・菱田さつき共著、明治図書)が3刷になるとの連絡あり。1年で3刷にしていただけた皆さんに改めて感謝。

 大学人になって雑誌等原稿掲載は、週刊教育資料12月6日号(No1637)「連載 玉置崇の新学習指導要領 現場での生かし方」に「子どもの事実を基に振り返ること」で、270本になった。これだけ機会をいただいていることに感謝。
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