【ゼミ合宿】稲田さんのご講演から学んだこと(久野)

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 こんにちは。7期生の久野舞菜です!先週末、7期生ゼミ合宿に参加させていただきました。学び盛り沢山の超贅沢な2日間を味わうことができました。玉置先生をはじめ、ゲストでお越しいただいた先生方、6期生の先輩方、ともに学びを共有してくれた7期生の仲間たちに感謝の気持ちでいっぱいです。

 合宿一日目に、公認心理師、学校心理士である稲田康代さんからご講演をいただきました。今回は、その学びについて記したいと思います!!(ゼミ合宿全体での学びについては、また後日綴らせていただきます!!)

 本講演では、「小中学校の通常学級で見かける気になる子へのアプローチ」をテーマに、ゼミ生の教師になる上での悩みについてお答えいただきました。短い時間の中でしたが、ゼミ生一人ひとりの不安に真摯に寄り添って下さったこと、また、豊富な知識と経験から教師として必要な事柄を伝授してくださったこと、とても感激でした。多くのことを学ばせていただきましたが、その中でも、私が特に大切にしたいと感じる事柄について挙げたいと思います。

 それは、子どもに寄り添うことです。“寄り添う“は、月並みで曖昧な表現です。これまで私は、子どもに寄り添うことが大切だということは知っていても、「”寄り添う”って具体的にはどうすればいいんだろう…?」「“寄り添う“ってそもそも何…?」と、意味や具体的な方法について理解できずにいました。しかし、今回のご講演以来、“寄り添う“の正体が掴めたような気がします。

 “寄り添う“とは何か。それは、「この歳の子どもはこう」「この障がいをもつ子どもはこう」などという枠に嵌めず、一人ひとりのよさや苦手さを見ること。それを知ろうと努めること。その上で、一対一の関係で接すること。…というように捉えるようになりました。

 それは、稲田さんのお話の内容からはもちろん、稲田さんの素敵な姿からも学ばせていただきました。目を見て、名前を呼んで、1対1で話をしてくださる。私たちの細かな言動に誉め言葉をかけてくださる。ゼミ生それぞれの話を真摯に聞いてくださる。ああ、これが”寄り添う“だ!と感じました。初対面であるはずなのに、勝手ながら、「稲田さんは自分にとって絶対的な味方だ!!」という心持ちがしました。”寄り添う“ことは、味方だという絶大な安心感、信頼感を与えることに繋がるのだと実感しました。

 私も、稲田さんのような、寄り添うことができる教師になりたい!と強く思います。そのためにまず、人との関わりの中で、相手の目を見て、名前を呼ぶことに心がけたいです。「寄り添うってなんだっけ…?」と迷ったときは、今回の稲田さんのお話、稲田さんの素敵な姿を思い出そうと思います。


 最後に、稲田さんからいただいた素敵なお言葉を共有させていただきます。
  「不安を持ちながら教壇に立つことに
            自信を持ってください。」
不安を抱くということは、それだけ真剣に向き合おうとしていること。そんな自分に誇りを持っていいのだと教えていただきました。一生不安を抱え、悩み続け、学び続ける、そんな教師になりたいです。

 お忙しい中お越しくださり、心に残る素敵な学びをくださった稲田さん、このような場を設けてくださった玉置先生には感謝の気持ちでいっぱいです!!本当にありがとうございました!!
(久野)
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