東濃高校キャリア教育プログラムでの学び(池戸)

画像1
 こんにちは!7期生の池戸です。年が明け、教採に向けての勉強や卒論への取り組みが本格化して毎日変わらない日々を過ごしています(汗)そんな私ですが2022年はとことん雪に嫌われ、先日は大雪の日に携帯紛失大事件が起こり、ある意味ついてる一年かもしれません、、笑


 さて、今回は先日ご縁があり参加させていただいた『NPO法人 縁塾 東濃高校キャリア教育プログラム』での学びをまとめたいと思います。

 まず縁塾とは岐阜県可児市にあるNPO法人で、学校と地域をつなぐコーディネート団体です。地域課題解決型キャリア教育と題して学校や議会や行政や地域と連携し、キャリア教育の推進を図り、地域の未来を担う人材の育成と持続可能な地方創生を目的に活動しています。

 今回、私の卒論のテーマが『キャリア教育』ということで、このプロジェクトを紹介してもらい、参加することになりました。私たち大学生が参加したのは第1回〜6回までのプログラムのうちの4回目となる『企業インタビュー』でした。コロナの関係で、オンラインで企業、高校、大学生が繋がり【働く価値観】について考える時間でした。

 キャリア教育を研究していると様々な事例が出てきます。しかし、具体的なイメージが湧かないのです。なぜなら私たちが小学生、中学生、高校生の時にはここまでキャリア教育は重視されていなかったからです。今回オンラインではありましたがキャリア教育の現場に立ち会ったことで、これからのキャリア教育の在り方、可能性が広がりました。
 このキャリア教育プログラムの素晴らしい点は高校生がまず自分の働く価値観を明確にする、つまりキャリアアンカーを自覚することです。高校生のうちにここまでキャリアアンカーを明確にすることは簡単ではありません。そして、今回の企業インタビューを通して実際に働いている人のキャリアアンカーに触れることで新たな価値に気がついたり、自分の働く価値がさらに明確になります。このキャリア教育は高校だけでなく、生徒の実態に合わせれば中学校、小学校でも実践できます。
 またキャリア教育で大事なのは『非日常的な経験をすること』だと学びました。非日常的な経験には生徒たちにとって、これからのキャリアの一部になるかもしれないという大きな可能性で溢れています。

 キャリアとは100人いたら100通り存在するものです。いつ、どこで、なにがきっかけになるかなどわかりません。今、私が教師を目指したもの、たまたま恩師に出会い、この大学に入学して、玉置ゼミに入り学んでいるからです。だからこそたくさん経験する場を与えることがこれからのキャリア教育で教師が大切にしていくべきポイントだと思います。

 私は今回生徒と企業の方をつなぐ授業者という立場で参加しましたが、今まさに職業決定間近にいる私自身がこれからの自分のキャリアについて考える学びの日となりました。今回の経験を活かして、卒論テーマのキャリア教育とさらに向き合い一年後の卒論発表会で発表している自分の姿や、自分流のキャリア教育を現場で実際に行っている姿を想像するとワクワクが止まりません!!
今回のご縁に感謝して、卒論も頑張っていきたいと思います!!
 
これ以上書くと卒論に書くことがなくなるのでこの辺にします!!(笑)(7期生 池戸)

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

教育資料

一人で抱え込まないで

卒業論文