3月3日 授業づくりゼミでの学び(今井・吉久)

画像1
 今回の授業づくりゼミでは、金子みすずさんの『ふしぎ』という詩をもとに、グループで模擬授業の構想を50分程度で考え、模擬授業をしました。それを踏まえて、玉置ゼミの先輩である松井さん、牧野さんの模擬授業映像を元に振り返りをしました。そこでの学びを書いていきます。

 今回、私たちと先輩方の授業で最も異なっていた点は、『ふしぎ』という詩が活かされているかどうかという点です。私たちは、『ふしぎ』という詩を理解することなしに本題や活動に入ってしまっていました。反対に、松井先生や牧野先生は、『ふしぎ』という詩を子どもが深く読み込めるような授業構成になっていました。

 授業を作る前に、自分自身が『ふしぎ』という詩を読むことで、素材を活かした授業ができるということを学びました。(今井)



 金子みすゞさんの「ふしぎ」という詩を1時間で授業を構成するという模擬授業をしました。

 授業づくりをするうえで大切なことは、素材研究、教材研究、指導法研究の3つの研究を行うことです。私は、教材研究に時間をかけてばかりいて、「ふしぎ」という金子さんが伝えたいこと、思いなどと言った素材を研究することがおろそかになっていることを、先輩の動画で気づきました。

 「金子みすゞさんなら」どう思うかと、自然と子どもも金子みすゞさんの詩から感じ取れるような授業構成にしていきたいです。今後授業を作るときは、始めになぜその教材を扱うのか、この教材、作者が伝えたい思いは何であるのかをしっかりと分析していきたいです。(吉久)

***

 短時間で授業を構想することの難しさを実感し、沢山の学びを得ることができました。新しい試みとして、7・8期生合同ゼミを開催してくださった玉置先生、映像ですが素晴らしい模擬授業の手本を見せて下さった松井さん、牧野さん、そして共に学んだ7・8期生のみんなに改めて感謝したいです。(今井・吉久)

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30