3月3日 授業づくりゼミでの学び(伊藤・柴山・前野)

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 こんにちは、8期生の伊藤、柴山、前野です。3月3日に7、8期生合同で授業づくりゼミが開かれました。今回は私たち3名の学びについて書かせていただきます。

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 こんにちは!8期生の伊藤勇人です。3月3日に玉置ゼミ7期生8期生合同、授業づくりゼミに参加させていただきました。
 
 午前中には、グループごとに分かれ、授業づくりを行ってから、模擬授業を行いました。授業づくりの話し合いでは、7期生の先輩方が経験と知識を通して、8期生を引っ張ってくださいました。先輩方の経験と知識は、すごく勉強になりました。

 模擬授業では、各グループごとに授業の特徴がありました。他のグループと自分たちのグループを比較し、多くの相違点が見られたので面白かったです。
 
 午後からは、教師である先輩方の模擬授業を見た後に、ゼミ生で話し合いました。教師である先輩方の模擬授業では、私たちの模擬授業とは異なり、素材を大事にしていました。素材を大事にすることが、授業の基本であることを学びました。話し合いでは、玉置先生や先輩方の発言から、机間巡視の際には、丸つけ方、オープンカンニングなどの、技術を学ぶことができました。今回の授業づくりゼミでは、玉置先生や7期生の先輩方の経験や知識を学ぶことができ、8期生同士でも意見交流をすることができたので、すごくためになりました。
 
 7期生の先輩方は、ほぼ初対面でしたが、優しく接してくださり、居心地が良かったです。自分自身は、先輩方に任せるのではなく、もっと自分の意見が言えるようにしていきたいです。ありがとうございました。(伊藤)

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 こんにちは!8期生の柴山です。今回は初のゼミ活動ということもあり、ワクワクと緊張でいっぱいでした。

 コロナの関係で、大学に入ってから模擬授業を行う機会が音楽くらいしか無かったのですが、久しぶりに模擬授業を経験できたので嬉しかったです。

 とにかく「元気にやろう!」と意気込んで挑みましたが、児童役の発言に対して「なるほど!」とワンパターンでしか返答できなかったり、授業の進行を追うことに精一杯で全体を見渡す余裕がなかったなど様々なことに気づけました。

 1から短い時間で授業づくりをすることは難しく、「国語科として適切な授業のねらいってなんだろう」の段階から壁にぶつかりました。また、「どのように教えよう、説明や発問はどうしよう…」と指導法を考えるのに一生懸命になってしまい、子どもが作品の世界に没頭できるような工夫や過程が疎かになってしまいました。この人の作品でなければできないという要素を大切にし、授業を行うためにまずは作品を味わってもらうための素材研究が大切だと思いました。

 なにもわからない中、協力してくれたグループのメンバー、動画を提供してくださった先生、玉置先生ありがとうございました。(柴山)

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 こんにちは、8期生の前野です。3月3日の授業づくりゼミで学んだことについて書いていきたいと思います。

 今回の授業づくりゼミで1番印象に残ったのは、授業を作る上で授業の根幹である”素材”を疎かにしてはいけないということです。

 今回のゼミでは金子みすゞの「ふしぎ」という詩の教材を用いてグループに分かれて授業を作り、代表者が模擬授業を行いました。そして、玉置ゼミ生の先輩で今は教師をされている方が「ふしぎ」を扱っている授業を見て、自分達が構想した授業と比較しながら学ぶという内容でした。

 実際に授業を作って感じたことは、限られた時間の中で授業構成を考えようすると、どうしても授業の進め方や活動をどうするかということに気をとられがちだということです。しかし、教材研究をしていく上で、指導法ももちろん考えなければいけませんが、まずは授業で扱う素材の研究を重要視しなければいけません。玉置先生から、野口芳宏先生の教材研究の考え方についても紹介していただきました。野口先生は教材研究を素材研究、教材研究、指導法研究の三段階に分けて考えており、最初の素材研究が最も重要であると考えています。

 将来教師になったときには、1時間分の授業を作るのに長い時間はかけられません。短い時間の中で何を考え、学ぶかは”素材”にしっかりと着目することで見えてくるということが分かりました。他にも授業技術について、教科ごとの正解となる答えの捉え方についても学びがありましたが、1日を通して特に授業づくりのどこに重きを置き、どのようなことに気を付けていくべきかを学ぶことができました。

 今回、既に教育実習を終えられた7期生の先輩方と一緒に授業づくりゼミを行ったことは大きな学びになりました。また、このような機会を設けてくださった玉置先生にも感謝しています。また、ゼミ生みんなで学べる機会があれば、是非参加したいです。(前野)
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