2022年3月12日仕事日記

 第19回GC研究会後のメーリングリストには、あらためての考えを発信されておられる方が多く、僕も刺激を受けて、以下のように発信。

 国語授業名人である野口芳宏先生が言われるところの「素材研究、教材研究、指導法研究」で言えば、
「素材」としては数学的背景も含めて追究する意義は十分あり、西原先生方も素材の持つ力に数学を楽しまれたと思います。
「教材」としては、この「素材」を「教材」として見た場合、どこまで子どもたちに気づかせ、深めさせるかということになります。
「指導法」としては、「素材と教材研究」を踏まえて、この「教材」のよさ(例 気づかせたい価値)に気づき共有化するために、どのような指導法によって展開するかを考えることになります。

 このことで言えば、「指導法」としての研究もさらにされるとよいのではないかと思いました。私が発言した内容は、すべて「指導法」という視点からの経験を踏まえたものでした。

 かつて附属中で授業をした身ですから、附属中の生徒の特長(今も変わらないと思いますが)も知っているつもりです。あの子どもたちなら、もっと考えや悩みを発露させたらどうでしょう。思い出話ですが、子どもたちが課題にのめり込んできた授業では、
「おい、そっちで勝手に授業をするな!こっちが主役だ」
と、内心で大喜びしながら、子どもたちに投げかけたものです。この授業イメージはわかっていただけるでしょうか。


 味岡児童館にお勤めの坂本さんが有志MLに「非認知能力」について研修をされた報告があり、講師の「非認知能力」の効用説明に疑問を呈された。さっそく手元の「非認知能力」の書籍を読む。確かに!と思うこともあって、僕も投稿。坂本さんは正しい。

 鈴木中人さんとの共著本原稿で、僕の担当が一番多い第3章をとりあえず書き上げる。さっそく鈴木さんへ送信。

 17時からオンライン「スクールプランニングサロン」に参加。このサロンは学事出版が毎年出している教師向けノートのユーザーが集まって情報交流をするもの。校長向けノートの制作に少しだけ意見を反映していただいたこともあっての参加。ヘビーユーザーによる説明と実物提示は圧倒的な説得力がある。感心するばかり。

 「教師のための話し方の技術」をともに書いていただいた菱田さつきさんが、本学(岐阜聖徳学園大学)のFD研修会で講演をしていただけた。さらにそのあとの「しゃべり場」という気軽に交流する会にも参加いただけた。そのときのことをブログで話題にしていただけた。ここをクリックしていただくと読むことができる。ぜひご一読を。記事タイトルは「陰と陽 アンパンマンとバイキンマン 知識と行動」。タイトルからして興味深い。
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教育資料

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卒業論文