3月27日 こまきこども未来館での学び【出会いの架け橋】(今井)

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 こんにちは。7期生の今井美羽です。3月27日に取材させていただいた「こまきこども未来館」にいるスタッフは、「コミュニケータ―」と呼ばれています。

 前回の記事で書かせていただいた侑大くんは、コミュニケーターの方々を、「どんな人にも優しく、笑顔と楽しさを与えてくれる存在」と言っていました。

 そんな「コミュニケーター」の一人である古谷さんとお話をさせていただく時間を設けていただきました。笑顔が素敵で、写真を撮る角度が独特な古谷さんです(笑)

 「コミュニケーター」という言葉は、科学の世界で、研究者のように専門的知識を持っている方々が、普段科学に触れたことない人にも、科学に触れて魅力を感じてもらおうと、科学との架け橋となる存在という意味で使われているそうです。

 「こまきこども未来館」のスタッフを「コミュニケーター」と呼ぶのは、そういう存在だからというのもありますが、そうでありたいという思いもあってのことだと古谷さんはおっしゃってました。

 「こまきこども未来館」のコミュニケーターは、教員免許を取得している方や、保育園での勤務経験のある方、年齢もバラバラなメンバー構成されています。それぞれが違うバックグラウンドを持っているという点が子どもとの関係づくりにも活かされているそうです。

 勢いよく子どもと関わるタイプのコミュニケーターもいれば、寄り添いながら関わるコミュニケーターもいる、様々なタイプのコミュニケーターがいることで、一人一人の子どもが未来館で楽しく学ぶことができるのではないかと思いました。

 「初対面の子どもと関係を作っていくことは、難しいし大変、関わり方を後悔するときもある」とおっしゃっていました。「一番大変なことであり、それがやりがいでもある」と。

 また、古谷さんの話を聞いていて、子どもに選択肢を多く与えることを意識しているように感じました。今の世界や今いる世界が全てではなく、こっちの世界もあるんだよ、自分で選べるんだよ、ということを教えてくれる、コミュニケーターはそういう存在。古谷さんも「選択肢があることは豊か」ということをおっしゃっていました。

 ワークショップの先生や新たな世界との出会い、コミュニケーターは「出会いの架け橋」のような存在だと思いました。

 古谷さんの子どもを思う気持ちや考えを聞いて、学校の教師や家族以外にも、子どものことを第一に考え、愛情をもって接している方がいるのだということを感じることができました。

 今回も侑大くん同様楽しくお話させていただきました。改めて古谷さんを含むコミュニケーターのみなさん、ありがとうございました。また、このような機会を設けてくださった玉置先生、共に学び楽しんだ7期生の下野さん、8期生の5人に感謝をしたいです。(今井)

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