9月3日 第3回 教師力アップセミナーでの学び(高橋)

 こんにちは。七期生の高橋奈優です。早速本題ですが、第3回教師力アップセミナーの学びを綴ります。

 今回のセミナーでは、小倉美佐枝先生と樋口綾香先生から「二学期が楽しみになる!授業&学級づくり」について学びました。

 その中で、特に印象に残ったことは、小倉先生も樋口先生も「子どもの前に進む力」を大 切にされていることです。

 子どもへのたったひとつの手立てによって明日の姿を劇的変えようと教師の期待だけが大きくなるのではなく、一年後にはこんな姿になっていればいいなと長い目で見ることが子供の力を信じることだと学びました。

 しかし、学校生活で行うことを子どもたちが、学校だから当たり前にあるもの、先生が準備したものと解釈するのではなく、「なんのためにするのかな?」と自分ごととして考えることを習慣にすることで、子どもが自らの力を発揮し、成長していくのだなと思いました。

 授業づくりも、軸は同じで子どもがこんな姿になるために確実に力がつくよう日々の授業一回一回「積立貯金」をすることを学びました。

 どうしても、短期間で成果を出したいと思ってしまうけれども、子どもだって大人だってすぐに変わることはできない。すぐにはできなくても少しずつ積み重ねて、教師の元から旅立ってからもその子が前にたくましく進んでいくことができることが教師としてこの上なく嬉しいことなのかなとセミナーを通して思いました。

 教員採用試験が終わり、いよいよここでの学びが実践になっていくのかと考えることができました。ありがとうございました。(高橋)

※ 小倉先生の写真は「みんなの教育技術」から。

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