9月12日安城市今池小学校での学び(久野)

 こんにちは、7期生の久野舞菜です。ただいま、教員採用試験の結果待ち。不安からか、なんだか心の天気は曇りばかり。そんな日々です。同じ不安を抱えている7期生のみんなにはやく会いたいなぁ。


 さて、先日、安城市立今池小学校にお邪魔しました。今回は、公開授業、研究協議会に参加させていただきました。生の授業、子どもの姿に間近に触れ、多くのことを肌で学ぶことができました。特に心に残っている事柄について、2点綴ります。

 まず、授業の見方についてです。 今回、授業をもとに職員全体で協議する「研究協議会」というものに参加させていただきました。私には初めてのものです。

 そこで学んだのは、子どもの姿で語る、ということ。会では、「〜〜さんのこのような姿が」というフレーズが飛び交っていました。驚いたことは、主語を「教師が」ではなく、「子どもが」としていることです。さらに、「子どもたちが」という全体ではなく、子ども一人ひとりの様子に目を向けて検討されていました。あぁ、授業の主役は教師ではない、子どもだ。ということを教えていただいた瞬間でした。

「エビデンスよりエピソード」。

 玉置先生から教えていただいたこの言葉の正体を掴めたような気がします。授業の見方について、ひとつ学ぶことができました。

 次に、公開授業での学びから。先日の授業では、子どもの「もっともっと!」がしきりに聴こえてきました。もっとやりたい!もっと知りたい!そんな、学びに夢中になる子どもの姿がとっても素敵でした。子どもと教師が互いを信じ合っているからこそ、素直に「もっともっと!」が出てくるのだと思います。

 なかでも印象的だったのは、「振り返りをもっともっと書きたい!」という声です。私が小学生のころ、彼らのように楽しく振り返りを書いた記憶があまりありません。なんかよく分からないけど、書けと言われたから書いてる。たまに書かない日もある。授業の残りのおまけみたいな時間として捉えていました。

 子どもたちは、振り返りを書きたくてしょうがないのだ。書きたいことがあふれて止まらないのだ、と感激しました。書くことが苦手な子どもも、自分のこれまでのノートを捲ったり、友達の意見を真似してみたりと、なんとか書き記そうとしていました。今池小4-2の子どもたちをとても羨ましく思います。私も、「振り返りをもっともっと書きたい!」という声が出てくるような子どもを育てたいです。

 学び溢れる贅沢で貴重な機会をいただくことができ、本当に有難く感じております。お忙しい中、学生である私の訪問を受け入れ、時間を割いてくださった今池小の先生方には感謝でいっぱいです。ありがとうございました!!

 玉置先生、先日もたくさんの学びをありがとうございました。今後とも、ご指導のほどよろしくお願いいたします!!

(久野)
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