2022年10月10日仕事日記

 快方に向かっている父親介護。ゴミ出し。パンと珈琲で朝食。

 明日が締め切りの原稿、日本教育新聞連載中の「提言」をほぼ書き上げる。すっきりして、8時30分ごろ大口町立大口中学校へ。

 本年度2回目の対面セミナーである「教師力アップセミナー」。講師はセミナー開始からずっと登壇していただいている野口芳宏先生。なんと21回目。つまりセミナーは21年続いていることになる。

 午前は、野口流国語授業の作り方を模擬授業(野口先生曰く、立体授業解説)で。絶対に揺るがない授業展開、午後は、玉置ゼミ1期生の松井君司会で、質問者は玉置ゼミ5期生の二宮君、酒井さんで、野口先生から学ぶ1時間。野口先生ご自身から話されないことをうまく引き出して大成功。最後は、教養講座「家庭教育と保護者との付き合い方」。参加者に問いかけながら、学校教育に問題があるから家庭教育における問題が生まれていること、「主艇的・対話的で深い学び」の批判的論述など、予想以上に刺激的。

 「個別最適な学び」について、野口先生は誤解をされていると思い、最後に時間をいただき、玉置流個別最適な学びの説明。野口先生は「私が間違っていた。個別最適な指導だと思っていた」と言っていただいた。自分の過ちをすぐに認められるのも野口先生の魅力。

 終了後、ゼミ卒業生9名と酒井先生と喫茶店で久しぶりの交流会。忘れていたこういう時間。やはり直に話し合うのはいい。

 帰宅。朝の原稿に目を通して手を入れて、編集の高橋さんに送付。すぐに、少し手を入れていただいて返信あり。校了。
 
 今日の野口先生の話をそのまま受け取らないと思いつつ、この機会に僕の考えもしっかり伝えておこうと思い、7期生・8期生チャットを立ち上げて、まずは「主体的な学び」について書き込み。下野さん、今井さんから書き込み。他のゼミ生も思うことを気軽に入れてくれることを望む。

 夕刻には、高橋さん、池戸さん、下野さんから、今日のセミナーでの学び記事が届く。しかも良質な記事。短時間でこうした記事が書けるというのは、文章力を高めてきた証。

 ということで、研究室HP記事は、高橋さん、池戸さんによる本日のセミナーでの学び記事。ぜひ皆さんも目を通してください。貴重な学びがあるはず。
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31