10月12日小学校教育実習での学び(新谷)

 こんにちは。8期生の新谷です。今回は小学校教育実習についての記事を書いていきます。

 9月5日から4週間、小学校の教育実習へ行きました。最初は、ずっと緊張していて、不安でたまらなかったのですが、教室に入った瞬間、たくさんの児童が話しかけてくれ、緊張はすぐになくなりました。私は3年生のクラスでしたが、3年生はみんな人懐こく、キラキラ輝いていて、毎日児童の笑顔と元気いっぱいな姿を見て、私も頑張ろうという気持ちになっていました。毎日鬼ごっこやドッジボールで遊び、児童と触れ合う機会が今までなかった分、たくさん関わり合うことができて、改めて私は子どもと関わる仕事に就きたいと思うことができました。本当に毎日楽しかった思い出ばかりです。

 今回の実習で印象に残っていることは、研究授業です。研究授業では国語の「ポスターを読もう」をやらせていただきました。研究授業に向け、他のクラスで授業を2回練習という形でやらせていただいたのですが、1番難しいと感じたのが、児童に伝わるような丁寧な指示や活動の方法を説明をするという事でした。最初は、私の指示がとても曖昧で、多くの児童が何をやればいいのかわからない状況を生んでしまいました。

 そこで先生にご指導いただいたのが、指示や活動は一括りで全部済ませるのではなく、1つ1つこなすように行うということです。

 今回の授業で、ワークシートに書かせるものが3つあったのですが、私はその3つを一気にやらせてしまったことによって、児童は混乱していることがわかりました。指示や活動は、1つ1つ丁寧にすること、教師が何個か例を出して、このようにやってね、というように分かりやすく指示することが大切だと分かりました。
 
 実習では、大学では学びきれない生の経験をたくさんさせてもらました。私の実習担当の先生は、私の意向をたくさん受け止めてくださり、国語と道徳以外にも、体育、算数、理科と、合計16時間も授業をやらせていただくことができました。実習担当の先生は授業をするたびに、私の良いところと反省点を一緒に確認してくださって、次の授業へのアドバイスもたくさん教えていただきました。また、1日経営もやらせていただき、1日授業をすることの難しさも学ぶことができました。実習担当の先生には本当に多くのことを学ばせていただき、自身の成長に繋がりました。

 この1か月間は本当に充実していて、終わってしまった今、虚無感がとても強いです。児童に、素敵な先生になってねと言われた言葉が今でも忘れられません。絶対に素敵な先生になろうという気持ちでいっぱいです。次は中学校の実習が始まります。中学校は専門性が増すので教材研究を怠らず、小学校実習での学びを活かし頑張っていきたいです。(新谷)
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