1月22日 あいち子ども食育塾での学び (安藤)

 こんにちは、8期生の安藤です。1月22日に「あいち子ども食育塾」にお手伝いとして参加させていただきました。テーマは『栄養教諭としてチームを組む先生から一目置かれる授業力を高めよう』です。玉置先生による講演とワークショップ。今回も学びが盛りだくさんでした。全部書こうとするとキリがないので、大切なことを3つにまとめて書いていきます!

 1つ目。授業が成功したら子どもがどうなっているのか明確にする。これが授業を行うにあったって一番大切なことです。

 「〜の大切さを理解する」という目標であれば、大切さとは何か、理解したとは子どものどんな言葉・行動から分かるのか。このような具体的な姿を明確にしておかなければいけません。教師が明確でなければ子どもたちもなんとなく進んでしまいます。「子どもがどんなことを言ったり、書いたりしたら授業が成功したと言えるか」これが定かであれば、価値づけに繋がり、授業の取り組み方も明確なものになります。今後、全ての授業において成功した時の子どもの姿を私の中で確立させておきます。そして、玉置先生にいつ聞かれてもすぐに答えられるように備えておきます。(笑)

 2つ目。振り返りは個別最適な学び。

 振り返りは、子どもが自分自身を見つめるきっかけになります。そこから自分に見合った課題を見いだして次の活動に繋がります。さらに、振り返りを共有することで他の子の刺激を受け成長に繋がります。先生が1人1人の子どもに合わせて授業をする事は厳しいです。しかし、子どもが振り返り、共有することで自ら課題を設定し、自分の最適な学びを進められると思います。さらに、この活動はあらゆる場面において子どもが主体的に課題を見出し乗り越えていくことに繋がります。授業を行う際は、前回の振り返りを授業の最初に取りあげて本時の目標につなげるなど、振り返りを活かした授業をしていきます。

 3つ目。交流する時間をとる。

 理解を深めたり、新しく気づいたりするためには別の視点に立つことが必要です。そのための交流手段として「ワールド・カフェ」という方法を学びました。ワールド・カフェとはリラックスした雰囲気の中、少人数で意見を交流します。数分後メンバーを変えて色々な人と交流していく、というものです。この方法は、比較・検討したり、対話したりして様々な活動の要素が入っています。とても魅力的だと思いました。私は子どもが出力する機会がたくさんある授業をしたいと考えています。実際に行っているときから、ワールド・カフェを取り入れた授業を早くやりたい!という気持でいっぱいになりました。

 今回お手伝いという名目で行きましたが、しっかり学ばせていただきました(笑)。つぶやき板書法(交流中の生徒の呟きを板書、意図的指名で授業展開する方法)のお手伝いもさせていただいて、本当に貴重な学びの場となりました!今回もありがとうございました。玉置先生には言葉では伝えきれない感謝の気持ちでいっぱいです。

 “授業名人”に慣れるように、残り1年、ゼミ生として沢山研究させていただきます!!(安藤)

※ 写真は林文通先生からいただきました(玉置)
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