1月27日犬山市立犬山中学校での学び(前野)

 こんにちは!8期生の前野です。1月27日に犬山市立犬山中学校を訪問させて頂きました。今回はそこでの学びを書いていきます。

 どの学級でも印象的だったのは子ども同士がつながり、暖かい雰囲気の中で授業が進められていたことです。

 ある学級では学級全体での話し合いの場面で、1人の子どもが発言しているうちに仲間に伝わっているか不安になって「分かりますか」と投げかけていました。他の子どもは「分かるよ」「伝わってる!」とすぐ反応していて子ども同士がしっかりと聞き合い、学び合っているからこそこのようなつながりが自然とできているのだろうと感じました。

 また、話し合いが盛り上がり教室全体がザワザワしていたとき、教師が注意するわけでなく「聞こうよ」と学級全体に促す子どもの姿も見ることができました。子どもの中に仲間の意見を聞いて学び合っていく意識があるからこそこのような姿が見られたのだと思います。

 日頃から子ども同士がつながっていて仲間に対して受容的な雰囲気があることが感じられ、私もこんな授業を作っていきたいなと強く思いました。

 また、話し合いの場面で論議を深めていくために教師がどこで何を子どもに投げかけるかが非常に大切だということを学びました。同じような意見が複数出て、子どもの思考が固まってきてしまったときに教師が異なる視点に気付かせるようなことを投げかけていました。その後、今までとは全く違う視点から意見を述べた子がいて話し合いがより深いものになっていきました。教師は話しすぎず子どもを主に授業は進められるべきですが、方向が逸れてしまったときや話し合いが煮詰まってきたときに教師がファシリテーターとなって軌道修正していくことが必要です。教育実習で私にはその力がまだまだ足りないなと感じたので、今後更に研究したいと思います!

 最後に学びの機会を提供してくださった玉置先生、ゼミ生を受け入れてくださった犬山中学校の皆様ありがとうございました。学校に行って実際に授業を見て学ぶと多くの発見があり刺激を受けました。学校訪問を通してこんな教師になりたいなという姿がまた一段とくっきり見えてきました。目標に向かって今後も精進してまいります!(前野)

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