1月30日 小牧市立味岡小学校での学び(前野)

 こんにちは!8期生の前野です。1月30日に小牧市立味岡小学校を訪問させて頂きました。丸一日授業を参観させて頂き、沢山の学びを得られたので記事に書かせて頂きます。

 いくつもの授業を見て感じたのは味岡小学校の子どもたちは学び合いの習慣が本当に良く身についていて、子どもが主体となった授業ばかりだなということです。

 特に衝撃的だったのは1年生のクラスです。ペアで話し合う場面になるとイスを向き合わせてすぐに話し合い始めていました。1人が話しているともう1人の子どもは話をよく聞いて理解しようとしているのです。1年生とは思えないほどの落ち着いた雰囲気で日々どのような指導をしていたらこんな子どもが育つのだろうと感動しっぱなしでした。

 また、教師が子どもの発言を巧みに繋いでいき子どもの発言から授業が作られていく様子を見ることができ、これこそが子どもが主体となった授業だなと感じました。1年生算数の授業を行っていたクラスでは数の大きさを比べるにはどの位を比べたら良いかという発問で正解とは違うことを言っている子どもがいました。先生がその子の考えをしっかりと受け止め、こういう考え方をしたんだねと全体に共有し次の子どもに繋いでおられました。教師が子どもの意見を受け入れ、整理し、全体としては目標に到達できるような投げかけをされていました。この先生の授業だったらきっと間違うことを恐れず、伸び伸びと学ぶことができそうだなぁと感じました。

 低学年は特に自分達で軌道修正していくことは難しいので、時には教師がリードしていくことも必要です。子どもの意見を中心にしつつ、到達したい目標に近づくために教師が論議をシャープにすることが大切だと感じました。

 そして、授業を見終えてから分科会と全体会にも参加させて頂くことができました。1年生国語の分科会に参加させて頂き学んだことの1つとして国語は本文に戻ることの重要性です。子ども同士で話し合っていくうちに想像で話してしまうことがあっても、教師が本文に戻れるよう促し、本文に基づいた授業展開ができるようにしていきたいなと思いました。

 全体会では玉置先生による「学び合う学びに一人一台端末を生かす」というテーマの講演を聴きました。ICTの活用についてはこれまでもゼミで学んできましたが、子ども同士が繋がる、教師と子どもが繋がるツールとしてICTは大きな役割を果たすものであるということを改めて学びました。

 今、学びを記事に書きながらこんな素敵な学校で学ぶ機会が頂けて本当に有難いことだなとひしひしと感じています。ゼミ生を受け入れてくださった味岡小学校の皆様ありがとうございました。学校訪問という学びの機会をくださった玉置先生にもとても感謝しております。一緒に参加できた8期生と9期生のみんなもありがとう。これからも玉置ゼミという有難い環境を大切に、もっともっと色々なことを吸収していきたいです。改めてありがとうございました!(前野)

※ 記事と写真は関係はありません。味岡小学校サイトからいただきました(玉置)
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