1月25日安城市立安城東部小学校での学び(荒木)

 こんにちは。9期生の荒木歩華です。

 1月25日に安城市立安城東部小学校を訪問し、森下先生の総合的な学習の時間 の研究授業を見学させて頂きました他、その後の玉置先生の講話に参加にさせて頂きましたので、学びを記事にしていきたいと思います。

 私は研究授業を参観して、探究的な学習の実現のためには振り返りが不可欠であり、これからの授業づくりにおいて大切にしていきたいと思いました。振り返りをすることで更に自分について知ることができ、学習の成果に満足しても不満足でも、「もっと学びたい」と思うことに繋げることができるからです。

 今回の授業の学習課題は前回の授業での児童の振り返りから設定したものでした。児童の声から課題を設定することで、探究的な学びの過程の一段階めである 児童による課題の設定 が自然に実現されていました。私は探究的な学びの過程において、この課題の設定が1番重要であると考えました。なぜなら、課題の設定が出来れば次の段階である情報の収集や整理分析、まとめ・表現に自然につながるためです。

 振り返りをする際には、できるようになったこと、友達のいいなと思ったこと、まだモヤモヤしていることや迷っていること、次の授業てチャレンジしたいこと といった、具体的な振り返りのポイントを示しておくことが効果的であるとわかりました。また、振り返りに線を引いたり花丸をつけて価値付けすることの大切さを学び、これからの授業づくりにいかしていきたいと思いました。

 研究授業では、森下先生がファシリテーターとなって児童同士の意見を繋げたりわかりやすくまとめたりしていました。その先生の姿をみてか、クラスでは児童たちが友達の意見を繋げたり比較したりして学びを深めていました。また、児童から「先生、1回グループで話し合ってから発表したい」「そろそろ振り返りしたい」などの意見も出ていました。

 一斉授業は一方的に教師が教える形になりがちですが、教師が教える立場としてではなく、子供と一緒に学ぶ仲間、子供同士の学びを繋ぐ者として授業に参加する姿勢が主体的な学びを作り、学びを深めるのだと思いました。

 探究的な学びは、自己の在り方生き方を考える資質能力の育成につながるため、探究的な学びは総合的な学習の時間だけでなく他の教科の学習でも大切にしていかなければならないと分かりました。
そして、実際に現場に足を運び自分の目で見て学ぶことの大切さを肌で感じました。

 今回このような素敵な学びの機会をくださった安城市立安城東部小学校の皆様、玉置先生、本当にありがとうございました。(荒木)

※ 写真は安城東部小学校のホームページから転載しました(玉置)
画像1
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31