1月30日小牧市立味岡小学校での学び(安田)

 みなさんこんにちは、9期生の安田です。

 1月30日に小牧市立味岡小学校に訪問させて頂きました。玉置ゼミに入って初めての学校訪問でしたが、このゼミならではの学びを噛み締めながら綴っていきたいと思います。

 2時間から5時間目まで授業を参観させて頂いたのですが、放課後の先生同士の学び合いの場にまで参加させて頂けたことが、とても幸せなことだと感じています。授業もとても素晴らしいものばかりで、右も左もわからない私にとって吸収することしかない濃密な時間となりました。

 先生が授業の後に意見交換して、反省をしているという姿はかなり印象的でした。「先生になっても学び続ける風は出来ても、実際学び続けることは、簡単に出来ることではない」と授業である先生がお話しされていました。理由は、学校にいる先生全員が教師としてのモチベーションが高いわけではないからだそうです。学年をあげて、学校をあげて先生の学びにも力を入れているこの味岡小学校は、先生にとっても子どもにとっても本当に素晴らしい場所だなあと羨ましく思います。

 そして、授業は普段の指導の賜物だと私は思っています。子どもたちの態度、発言方法、行動など変えようと思ってすぐに変わるものではありません。今回、参観させて頂いた授業は、授業内の子どもの様子から先生がいつも心がけていることを感じさせられるものばかりでした。

 1番驚いたことは、子どもたちの教科書の置き方です。国語の授業で音読をした後にみんなが揃って音を立てないようにそーーっと教科書を机に置いたのです。それも1年生の子が。落ち着きがこんな風に形になるなんて、、と感動するばかりでした。音読や読み取りの内容も1年生とは思えないもので、先生が普段から気を付けている声かけについてとても興味が湧きました。

 加えて、先輩の姿から学ぶものもありました。先生方とのコミュニケーションを豊かにする会話、子どもの前で先生として立ち振る舞う行為、授業の着眼点、どれをとっても素晴らしく「あっこの人たちはもう先生なんだな」と自分との差を痛感しました。次回からは、学びに行かせて頂く学生という立場だけでなく、「先生」という立場を意識して振る舞わなければと強く思います。

 「みんな小さいっ‼︎可愛い〜‼︎」学校に行って1番最初の心の声です。あんなに小さな体で毎日遊んで、勉強して、どんどん成長していくなんて、、と考えるとやはり教師という仕事に憧れを抱くばかりです。「子どもと触れ合う」ふれあい体験。「教師という仕事を知る」実践観察。「授業の技術を学ぶ」学校訪問。どんどん目的が変わり新しいことを学べる環境をとても嬉しく思っています。たくさんの体験を通して私自身大きく成長できるようこれからも頑張っていきたいです。

 私たちの訪問を受け入れて頂き、授業から先生同士の学び合いまで観せてくださった味岡小学校のみなさん、本当にありがとうございました。また、このような機会を作って頂いた玉置先生にも感謝でいっぱいです。次回の学校訪問もとても楽しみになりました。
 長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます。(安田)

※ 写真と記事とは関係がありません。味岡小学校サイトからいただきました(玉置)
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