2月7日春日井市立藤山台中学校での学び(新谷)

 こんにちは、8期生の新谷です。2月に入りました。最近あった出来事としては、8期生のみんなとご飯を食べに行ったことです。ご飯はもちろん美味しかったのですが、その後のカラオケは大盛り上がり!ここ最近は、勉強とバイトが大半を占めていたので、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 先日、春日井市の藤山台中学校へ授業を観に行かせていただきました。春日井は私の地元であり、藤山台中学校には、私の母校にいらっしゃった先生がおられ、とても懐かしい気持ちになりました。特に、教頭先生は、中学時代の私の数学の先生で、とても楽しい数学の授業をしてくださったり、じゅんちゃん!と今思えば失礼なノリで先生のことを呼んでいたことを恥ずかしながらよく覚えています(笑)久しぶりに会った教頭先生からは昔はあんなに黒かったのにねと言われました(笑)たしかに当時、私の体は日焼けというよりもはや焦げていたなとしみじみ思い出話をすることができとても嬉しかったです。思い出話はこれくらいにしておき…
 
 藤山台中学校では、3時間も授業を観させていただき、とても充実した時間と学びで終えることのできた1日でした。

 毎時間全クラスの授業を観させていただいたのですが、まず印象的だったのは、ICTを文房具のように当たりに使用している姿でした。ICT使うこと広がる授業の幅というものを感じました。例えば、数学の時間で、データの活用の授業があったのですが、そこでは実際にデータを測って記録していました。従来の授業だったら、もともと用意されているデータについて平均値や他の値を求めるものが、実際に記録をして行っているところに斬新さを感じました。与えられたデータを求めるのではなく、生徒が実際に測った記録を基に、値を考えていくものなので、値を求める過程が従来より詳しく理解できると思いました。
 
 また、音楽の授業では、琴の音色についてyoutubeから気づいたことを考えていました。音楽では、個別で動画を操作し、みたいところを見ながら気づいたところを書くことができる点や、6つの選択肢を先生が与え、好きな動画から見ていいと子どもに選択させていたところに、個別最適な学びがなされていると感じました。

 研究協議会で音楽の先生から話を聞いたのですが、ICTを使うことで、子どもに興味のあることからやらせたり、選択させやすくなったとおっしゃっていました。この選択をさせることで子どもの主体的な学びに繋がることがわかりました。

 次に印象的だったのが、生徒同士の対話が多かったことです。グループで意見を交わし合ったり、ICTのチャットを使って会話をしたり、生徒同士のやり取りの場面がとても多くみられました。これらは学級に心理的安全性がもたらされていたり、ICTの使用によって対話の手段が増えたことが背景にあるのかなと思いました。

 研究協議会では、玉置先生の講話が行われました。その中で特に印象的だったのは「見方・考え方」についてです。「見方・考え方」を中心に据えた授業展開、最初はさっぱりわかりませんでした。しかし、協議会を行っている中で、国語を例にした「見方・考え方」について藤山台中学校の先生が説明してくださりました。言葉にするのがとても難しいので私の中で落とし込んだものを写真で貼らせていただきます。「見方・考え方」はこういう事柄ではこういう風にするとよいといった思考の過程、と言えばいいのでしょうか。言葉にするのがとても難しいです。これから私の中でもっと確立させたい課題になりました。

 今回も学校へ行かせていただき、生の授業を観ることでしか得られない学びがたくさんありました。あんなにもICTを普通に使用している先生方の姿を見て、私もICTを使いこなして、授業の幅を広げることができるようになりたいと思いました。教員になるのはまだまだ先であり、なれるかもわからないのですが、ICTを使った授業を早く自分がやりたいと思いました。今回も貴重な経験できて、とても幸せです。この学びを今後にも生かしていきます。ありがとうございました!(新谷)
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