2月7日春日井市立藤山台中学校での学び(前野)

 こんにちは!8期生の前野です。2月7日に春日井市立藤山台中学校を訪問し、授業を見学させて頂きました。このところいくつもの学校にお邪魔させていただき、たくさん学ばせて頂いています。今回もその有り難みを噛みしめながら、学びを綴っていきたいと思います。

 藤山台中学校はICTの活用が特に進んでいて、どの授業を見てもあらゆる場面でICTを使っていました。

 特に音楽の授業と体育の授業でのICT活用の様子が印象的でした。音楽の授業では似たような楽器の動画をいくつか比較して音色の特徴について考える授業でした。それぞれの楽器の演奏動画を子どもが好きなものから選んで見ることができるようになっていて、子ども自身がより興味が湧くような授業になっていました。

 体育の授業では教師が子どもの活動の様子を動画撮影し、振り返りの際に課題に対してどのように成長できているかを動画を見ながら振り返ることができるようにしていました。他にも子どもたちに「やってみたい!」「次はこうしたい!」と思わせられるようなICT活用術をたくさんの授業から学ばせて頂きました。そしてどの授業でもICTを使うことが目的ではなく、子どもが学ぶ1つの手段としてICTが当たり前のようになじんでいて、この姿が今後ICT活用のスタンダードになるべきなのだと感じました。

 また、対話を通して考えを広げたり深めたりしている子どもの姿を何度も目にしました。対話することに対して全く抵抗感が無いように見えた藤山台中の子どもたち。きっと日々の積み重ねがあっての姿だと思いますが、教室の誰ひとり取り残さずにみんなが学びに向かっている様子を見てこんな授業を目指したいなぁと感じました。考えてみたいと思わせるような課題設定、ICTによって考えを可視化すること、間違うことを恐れず発言できる心理的安全性の高い学級づくり等、対話的な学びを充実させるには様々な面からのアプローチが必要になるのだと思いました。

 今回もたくさんの学びをさせていただきました。教採に向けた勉強を本格的に始めるにあたって、学校現場に行くと頑張らないとと気が引き締まります!温かく迎え入れてくださった藤山台中学校の皆様、ありがとうございました。そして、学びの場を設けてくださった玉置先生、ありがとうございました。(前野)
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