2月11日 第7回教師力アップセミナーでの学び(前野)

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 こんにちは!8期生の前野です。2月11日に第7回教師力アップセミナーに参加させて頂きました。今回は「GIGAスクール2年目 一人一台のタブレット端末をどう生かすか」という演題で前田康裕先生のご講演がありました。今回も学びをまとめていきたいと思います!

 まずは「子どもが学びとる授業」を行う上でICTを活用できる場面はたくさんあるということを学びました。子ども同士で学びとるためには子どもの思考がくっきりと見えて、それを交流し思考を広げたり深めたりすることが必要です。そんな中でICTは思考を見える形にして、周囲と共有するのに長けているということが分かりました。ICTを使って子どもが意見を書き込んだり、調べたことをまとめたりという活動は様々な場面で行われていると思います。そこで終わらず、周囲と共有して子どもの中から新たな学びを生み出してこそ、ICTの効果が最大限発揮されるのではないかと感じました。

 また、「振り返り」は交流し、教師が評価することが大切だということを学びました。今までも「振り返り」が大切だということは分かっていましたが、今回のセミナーで振り返りを共有することで子ども同士で学びとり方さえも学ぶことができ、教師は子どもの振り返りを形成的評価することでメタ認知力を伸ばして、どうすればよりよく学べるかを考える力をも育てていくことができるということが分かりました。主体的に学ぶ子どもを育てていくためにも「振り返り」を子どもたちの言葉でさせ、子ども自身で学びとる力がついてくるよう心がけないといけないなと思いました。

 そして、心に残ったのは「生徒の学びと教師の学びは相似形」という言葉です。子どもがより良い学びをするには、教師自身が子どもに取り入れようとしている学びのスタイルの効果や目的を理解していることが必要です。たくさんの校内研修の事例を聞かせて頂き、子どもたちが質の高い学びをしている裏では、先生方も質の高い学びをしているのだなと気づかされました。教師になった後も学びはずっと続いていきます。その時の最善の学び方を模索し続け、子どもの学びに還元できる教師でありたいなと思いました。

 今までも色々な機会で見聞きしてきたICT活用ですが、今回もまた新たな学びが得られました。前田先生、貴重なお話ありがとうございました!(前野)

※写真は前田先生のプレゼンからです(玉置)
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