10年日記(安田)

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 みなさんこんにちは、9期生の安田です。

 いきなりですが、あなたは「昨日」をどれくらい覚えていますか?思い出せる限り思い出してみましょう。。。

 次は、「一昨日」です。もう1度思い出してみましょう。。。

 お出かけした場所、食べたもの、何をしたか、誰と過ごしたか等ざっくりと振り返ることは出来たことでしょう。しかし、それが昨日の全てでしたか?放った言葉は思い出せましたか?クスッと笑ったのは何故だったか覚えていましたか?地味だけど頑張ったことを思い出せましたか?「昨日」と「一昨日」のご飯のメニューが混ざっていませんか?
 
 そうです。人間は忘れる生き物。正確に全てを記憶することは出来ません。だから私は「10年日記」を始めました。

 事の始まりは15年程前。字が書けるようになった私は、曾祖母が日記を書いていることを知りました。その時、曾祖母は「お嫁に来てからのばぁばの思い出がいっぱい詰まっているから、いつでも振り返れるようにしているの。」と話してくれました。

 20歳の誕生日を迎え、何か記念に残ることをしようと考えていたところで、曾祖母の言葉を思い出しました。

 10代って何してたんだろう。思い出すのは高校のことばかり。10歳の誕生日に貰ったプレゼントもさっぱりです。だから、曾祖母同様20代の今日を大切に振り返られるようにと10年日記を始めました。

 日記を書いて変わったことがあります。それは些細なことにも目を向けられるようになったということです。良い事・悪い事その日によって様々で、日記を書く頃には忘れてしまうくらい小さな事でも、視野を広げて思いを馳せることが出来るようになりました。

 「今この瞬間を噛み締められること」これは日記を書く人の醍醐味ではないでしょうか。これからそのページにある○年前の自分を振り返りながら、1日を綴るんだなぁと思うとワクワクします。
 
 まずは、振り返るための1年を作るために頑張って続けてみようかな。玉置ゼミのモットー「書くことによって学ぶ」になんだか似ていますね。(安田)
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