4月18日 第9期生ゼミ 道徳の模擬授業を通して(榊原)

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 こんにちは。玉置ゼミ9期生の岐阜聖徳学園大学 教育学部 学校心理専修 榊原計人です。

 前回の第1回のゼミでは、玉置流道徳の心情変化がある題材(「ゆさぶり道徳」)と、ない題材の2パターンを実際に玉置先生の授業を受けながら学んでいくものでした。第2回から、そのふたつをもとにして、ゼミ生が授業を考え、他のゼミ生の前で模擬授業をしていきます。その初回である第2回ゼミではトップバッターとして私が模擬授業を行いました。

 私が使用した玉置流道徳は「ゆさぶり道徳」、生徒に「もしこうならなかったら…?」のような発問をし、考えをゆさぶりながら想像させて進む授業です。そして、教材は親切にすることの大切さを考える『はしのうえのおおかみ』を選びました。

 プランとしては序盤に発問を投げかけながら物語を読んで進めていき、後半で「皆だったら本当に親切にできる?」とゆさぶりながら自分自身の身になって考えてもらい、自身ができる親切がどのくらいかを想像してもらうことを終着として進めていくものでした。

 模擬授業開始、持ち前の声の大きさで聞き取りやすさを念頭に起きながら授業を進めていきましたが、どんな生徒も答えやすい発問をすることが難しいことに気づきました。その後は、みんなが理解しやすいようにと生徒役の答えに補足を入れながら進めましたが、物語終盤で予定とは違う進め方をしてしまい、焦りと緊張から1分弱の間をつくり、玉置先生の合図によって終了。いちばんやりたかった後半部分ができないまま終わるとても悔しい模擬授業になりました。

 私自身の反省として、
・発問をより細かい内容まで考えること
・上を含め、全体の流れをスムーズかつ焦らないよう想定すること
・字が汚くて読みにくい
 この3点が大きなものとして考えられました。
 
 その後、撮影した授業の映像を見て、ゼミ生や玉置先生からでたものとして、
・発問が誰でも答えられるものでないこと
・生徒役の言葉をそのまま繰り返したり、板書するのではなく、私が補足をしてしまっていたこと
・伝えたいことを話す時は真ん中に立って、みんなの方を向いて話すこと
 これらがあがりました。
 
 やってみた模擬授業とこれらの反省を通して、構成と質問の難しさ、想定していた進行と実際の進行とのギャップを痛感しました。これからは、この反省とみんなの模擬授業から得られたことを活かし、わかりやすく、学びにも繋がっていく授業を作っていこうと思います。ありがとうございました。(榊原)
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