5月13日 教師力アップセミナー(佐藤正寿先生)での学び(小林、伊藤、由原)

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 9期生の小林です。5月12日、初めての教師力アップセミナーに参加させていただきました。
 
 最も印象に残っているのは、答えを敢えて見せない教え方です。佐藤正寿先生はコンビニの商品配列を例に挙げて、おにぎりの横にある商品を隠してそこに何が売られているか想像させるとおっしゃいました。実際におにぎりの横が隠された画像を示されたとき、私は無意識にその部分に注目していました。初めから答えが見えているよりも、確実に子どもの関心を集められるだろうと思いました。

 さらにその後の授業の進め方も目から鱗でした。実際に次の授業でコンビニに行くところまで計画するそうです。子どもたちは次の授業が楽しみになるに違いないと思いました。教材研究にも、コンビニへのアポイントメントも、時間がかかる大変なことかもしれません、しかしこのような教師の工夫が子どもたちの「好き」を生む第一歩なのかもしれません。

 今回の教師力アップセミナーでは8期生の皆にも再会できてとても嬉しかったです。同い年であり、一歩先で学んできた先輩でもある8期生の皆からも、これからたくさんのことを学びたいと思っています。(小林)


 こんにちは。8期生の伊藤です。今回は、第1回教師力アップセミナーでの学びについて書いていきます。

 本日のテーマは、GIGAスクール構想を意識したこれからの社会科授業づくり〜変わるもの・変わらないもの〜というものでした。

 佐藤先生のお話で特に印象に残ったことは、教師が答えを言わない方が良いということです。佐藤先生は、模擬授業の中で、意欲を喚起する情報提示をしていました。発問としては、「コンビニのおにぎりのとなりで売られているのは?」というものでした。実際に、近くの人や全体で話し合いをする中で、多くの答えが出てきました。そこで、佐藤先生が答えを言うことはありませんでした。その意図としては、答えを言ってしまうと、子どもの意欲が低下してしまうからというものでした。

 このことを受け、私は、おにぎりのとなりがなんだったのか気になって仕方がありませんでした。実際にコンビニに行って見に行きたいと思ったり、インターネットで調べたいと思ったりしました。また、選挙に行かない理由について問われたときにも、知りたい!調べたい!と思い、積極的に調べ学習をすることができました。さらに、チャットでの全体交流を行ったことで、みんなの考えが目に見えたので、面白いなと思いました。

 このように、子どもに知りたい!調べたい!と思わせ、ICTを活用する授業作りについて学ぶことができました。これは、これからの授業作りにおいて大切なことだと思うので、自分にとってとても良い学びになりました。佐藤先生、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。私が教師になり、ICTを活用した授業に乗り遅れることがないよう、本日の講話で学んだことを生かしていきます。(伊藤)


 こんにちは!9期生の由原希音です。5月13日に第一回教師力アップセミナーに参加させて頂きました。今日は、そこでの学びを記事にしていきます!

 私が佐藤先生のお話で1番印象に残っていることは、教師の発問を子どもの発問にするということです。

 普通の授業なら、教師が「どうしたらいい?」「なぜ?」と発問して授業が進みますが、その言葉を子どもから引き出すことが大切だということを学びました。そのためには、子どもの学ぶ意欲を引き出す導入を行うことも大切だと学びました。

 例であったように、「おにぎりの隣に売られているものは?」と答えを見せずに、子どもに調べたい!という意欲を喚起させる導入方法を知りました。そして、この調べたい!という気持ちが「どうしたらいいの?」という発問に繋がっていくのだと思いました。主体的な授業を行うために、とても効果的な授業方法だと感じました。このことは、社会科だけに限らず、色々な教科で活用できると思うので、今日学んだ発問方法、情報提示法を今後の授業に活かしていきたいとおもいます。

 初めての対面での教師力アップセミナーで、直接プロの先生のお話を聞くことができ、たくさんの学びを得ることができました。また、8期生の先輩方と関わることができ、とても嬉しかったです。これからもゼミのみんなと楽しく、高め合いながら頑張りたいです!(由原)
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