5月23日 9期生ゼミ 模擬授業の振り返り(荒木)

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 こんにちは!9期生の荒木です。第6回ゼミでの学びを記事にしていきたいと思います。

 今回も、ゼミの活動内容は道徳の模擬授業。
 私は、小学3年生の「友だち屋」というの教材で模擬授業をしました。今まで模擬授業は何度もしていますが、ひとつの授業を1人で考え、1人で進めていくことは初めてで緊張しましたが精一杯やらせて頂きました!!

 「友だち屋」の構成を考える時に難しかった点は、主人公のキツネの葛藤場面がどこか分かりにくいことです。強いて言えば、ミニカーをもらってから本当の友達について考える場面、、ですが、やはり今までの教材のように2つの選択肢で迷うような教材ではないので、どこに山を持っていくか 迷いました。

 そしてゼミのみんなや玉置先生からの指摘をうけて気づいたのが、「話の内容が分かりにくい 」ということです。「友だち屋」は童話が題材となったもので、教科書では、童話の内容をあちこち省いているため分かりにくく、混乱させてしまいました。

 私は話の内容については注意して考えておらず、その問題に気づけませんでした。私自身も、もとの童話を知らなかったため、発問内容も、本来求められるものと少しズレてしまいました。もとの童話を読ませた方が良いという指摘を頂き、今後参考にしていきたいと思いました。

 授業の姿勢については、基本的なことは出来ていると褒めの言葉を頂きました。模擬授業では児童の出した意見を再度取りた あげる時に、「○○くんが言ったように〜」と 取り上げました。そのことについて、同じ9期生の榊原くんが、「自分が言ったってこと覚えてもらえてるんだって思えてうれしかった!」と言ってくれました。大学生でも嬉しいなら児童はもっと嬉しいと思うので、意識して続けたいと思いました。1人で考えるだけでは出てこないような意見を沢山頂き、仲間に恵まれたな、と感謝でいっぱいです。

 また、私が授業をする前に久保くんの授業があり、そこでの学びも参考にして模擬授業をすることが出来ました。児童の意見を求める時には、「考えて」よりも、「想像してみて」という言葉を使うこと、ペア活動で余ってしまう子への配慮、授業の中で思いやりのある行動が見られたら価値付けすることなどを学びました。そして、揺さぶりのタイミングについては、主人公の気持ちが変わる前に揺さぶるということを学びました。話が見えた状態では、意見が一方に偏ってしまいます。

 このように、ゼミの活動では毎回たくさんの学びがあり、改めて玉置ゼミに入れて良かった、と実感しています。1回1回の活動を大切に、ゼミ生のみんなと高めあっていきたいと思います。(荒木)
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