7月18日9期生ゼミでの学び(古川)

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 こんにちは!9期生の古川です。今回は7月17日に行われたゼミ活動の振り返りをしたいと思います。

 今回の活動内容は「どの教科でも活用できる教材研究法」の伝授です。玉置先生が、導入から展開、最終場面まで解説しながら算数の授業を行っていただけました。そして、練習問題での展開をゼミ生で考えるという内容でした。重要ポイントがとても多く、わかりやすく列挙していきたいと思います。

・まず授業を構想する上で「教科書のページを見て、最後に子どもがどのようなことを言ったり書いたりしたら、授業として成功なのか考える」ことが大切です。今回の授業であれば「式を見ると考え方が分かる」でした。

・導入では「誰でも答えられる発問をする」

・発問をしたり指示をしたりするときは、いつもそれを受け取る子どもの気持ちになることが重要である。(例えば:「碁石」と言っても子どもはわからない。あれは「磁石」だと思う子どもは多い)

・子どもの発言を板書するときには、その子どもの発言内容を簡単に板書して、名前を書き加えておく。これによって、子どもを認める、意見を価値づけことになる。教材分析にも繋がる。

・教科書はよく考えられている。教科書の流れを大切にして授業を考えること。教科書はステップをしっかり踏んでいて、流れもよく考えられている。

・算数授業の板書は3つに分けて書く。(課題、解決、練習)

・子どもを動かす。例えば、自席で説明させないで、前に出させて説明させるのもいい(何回でも)

・子どもをつなぐことを忘れない。〇さんが発言→□さんにどう?とつなぐ→□さんが発言→〇さんへどう思った?とリターンする。

・良い考えが出されたら、その考えを隣同士で再現させる。思考の追体験をさせることが重要。よくわかっていない子どもがいることを心得ておく。

・授業タイトル(ねらい)の出し方を工夫する(最初から出さない方がいいときが多い)

・いつも同じペアでさせない(移動してもよいと言い、違う子同士で話し合わせることも必要)

・子どもをたくさん褒める

・本時のねらい関係ない余計な活動を入れない

・教師自身が楽しそうに授業をすることが大切(演技する)

・いつも子どもに語りかけるように発問をしたり指示をしたりする。子どもに言葉を届けるという気持ちで話す。

 最後では、今回グループに分かれて模擬授業を検討しました。二つのグループとも必要がないことを授業の中に入れてしまい、必要がないことを入れないと指導を受けました。教材について分かっているようで、実はよくわかっていないと自覚できました。

 もっとゼミ生活で教材研究・授業作りをしたかったです。教育実習前、不安もありますが今までゼミで学んできたことをやっと子ども達に実践できるワクワク感があります。教育実習を終えて成長した姿を玉置先生に見せれるように頑張りたいと思います。前期おつかれさまでした。(古川)

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