2月10日第7回教師力アップセミナー(赤坂真二先生)での学び(森山、石上)

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 こんにちは!10期生の森山です。今回は、2月10日に参加させていただいた、教師力アップセミナーでの学びを書かせていただきます。

 第7回教師力アップセミナーでは、上越教育大学の赤坂真二先生にご講演いただきました。たくさんの学びがありましたが、今回は大きく2つに分けて書かせていただきます。

 まず、「学級経営」についてです。赤坂先生は、「車が授業で道路が学級である」と仰っていました。私は今まで、学級づくりと授業づくりをそれぞれ分けて考えていました。しかし、学級経営のなかに、学級づくりと授業づくりがあり、一つの営みであると学びました。特に、「悪路では高性能の車も走れない」という言葉が心に残りました。どれだけ授業力を磨いても学級経営がうまくいっていないと成り立たないため、子どもたちの学習環境の最適化がとても大切であると思いました。

 次に、「教師認知」についてです。学級の雰囲気は、子どもたちが教師のことをどのように認知しているかに影響されると学びました。「仕事の成功は関係性の成功にあり」という言葉があるように、学級経営において、子どもとの関係性がとても大切であると思いました。今回の講演で、教師と子どもの関係性をつくっていくためには「受容」が大切であると学びました。和やかなクラスをつくるためには秩序が必要であり、秩序を定着させるためにはしつけが必要です。そして、しつけをするためには沢山受容をしなければならず、まずは受容的な関わりをすることが大切であると学ぶことができました。
 
 私は、みんなのことを信頼していると教師から言うこと、子どもが嬉しい時に一緒に喜ぶこと、フィードバックをすることなどを大切にし、子どもとの関係性をつくっていきたいです。受容的な関わりを意識し、まずは子どもとの間に信頼関係を築くことを大切にしていきたいです。また、子どもたちから、どんな教師として見られているかということを大切にしていきたいです。

 私は、今回が対面での初めてのセミナーでした。1回目のセミナーで赤坂先生のご講演を拝聴することができ、とても幸せでした。赤坂先生、貴重なお話をありがとうございました。(森山)


 こんにちは!9期生の石上です。2月10日に行われた教師力アップセミナーでは、赤坂真二先生から学級経営の基盤となる考え方について非常に多くのことを学びました。

 今回、赤坂先生の講演会に初めて参加させていただいたのですが、会場の全員が引き込まれるようなユーモアの溢れる話術で、あっという間の2時間でした!

 特に信頼と受容についてのお話が印象的でした。まずは受容を意識し、子どもたちと個別の信頼関係をつくり、1年を通して段階を踏んで要求をしたり、学級でのルールを定着させたりと徐々にレベルアップしていくことが大切だと学びました。

 また信頼の構造化の「しつけ」という部分も印象的でした。私は教育実習で、子どもたちへの叱り方が分からず、どのようにすれば良いのか戸惑うことがありました。そこで、今回学んだように、子どもたちが納得できる理由で、毅然とした指導を心がけていきたいです。

 しつけと受容のバランスを意識しながら、毎日全員に声をかけたり、良いところをみんなの前で褒めたりするなど、子どもたちが「先生は自分たちのことをよく見てくれているな。」「大切にしてくれているな。」と子どもたちが教師からの愛情を感じられるような言葉かけや行動を意識して良好な関係を築きたいと感じました。

 今回のセミナーでも素敵なお話ばかりで、多くの学びがありました。この学びを吸収し、より成長できるよう努力していきたいと思います。赤坂先生、運営の皆さん、このような貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました!(石上)
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