2024年4月19日仕事日記

 美濃市での講演プレゼンを再検討。配布資料として整理後、室長へ送信。以前に作成しておいた亀山市での講演プレゼンも再検討。配布資料として整理後、担当へ送信。岐阜県から依頼の中堅教員研修講演プレゼンも、昨年内容に加除修正して完成。指定ドライブに保存。ふと気づいて10期生ドライブも作成。

 12時30分ごろ、一宮市立瀬部小学校へ到着。当初は、午前授業も参観して助言する予定だったが、体調を考えて、午後の飛び込み授業だけをお引受けすることに変更。

 教務主任と飛び込み授業する学級担任と最終打ち合わせ。新たに資料作成も依頼。子どもたちの様子を聞き、授業最終準備をする。

 13時35分から14時20分まで、5年生算数体積の授業。新年度始まって間もない授業。見ていただく先生方に参考にしていただきたいと願って、意図的に強調したのは、教科書を上手く活用することと、子どもたちにできる限り発話させることのよさ。

 授業依頼を受けた教科書ページには、複合型立体の体積を3人の子どもが異なる考え方で求めている。これをすべて子どもたちから出させるのは難しいと判断。そこで次の指示。「この教室に他にこの3人の友だちがいてね、このような考え方をしているんだ(図だけ提示)。どういう考え方なのかを3人の仲間で話し合ってごらん」。これが本日の主発問。

 発話のよさを伝えるために、何度も何度も、3人で話し合う場面を指示。

 特に、図形をつぎたして直方体の体積を求め、余分なところを引く考え方を引き出すところは、相当な時間をかけた。というのは、説明が出来そうだという挙手が9名もあり、全員前に出てきて説明して!と指示。順次、考え方を聞いているうちに、子どもにとっては的確に表現するのはなかなか難しい考え方だと実感。それぞれの言葉が揺れて、なかなか定まらない。また、それをよく聞いていて、指摘する子どももいて(これも嬉しい)、とても大切な場面で、時間がないからといって割愛することはできず。かなりの時間がかかってしまった。

 自分の体力を考えると、45分間立っていられないと思っていたが、子どもからのエネルギーは、自分の体力低下を忘れさせてくれた。無理することはなく、自分としては、現時点でのベスト(笑)と言っていいほど、子どもの発話を大切にした授業ができた。もちろん、授業としては改善点を始め、後悔や悔しいと思うことは多い。

 しばし休憩をして、先生方に、上記の思いを伝えさせていただいた。45分間ほど。さすがにこの場面では疲れを感じて、途中から座っての話。今週から「学びの天気」の活用をされている学校で、このこともしっかり価値づけをさせていただいたつもり。継続すると、必ず一人一人の子どもたちが成長し、変容するはず。このことは、他校の実践で確信。

 16時過ぎに学校を出て帰宅。教え子の小児科医から連絡あり。小児科学会・不登校部会の会場からのメールで、「心の天気」が取り上げられているとのこと。こんな嬉しいことはない!

 瀬部小HPには、さっそく僕の訪問記事あり。以下に写真引用。後日、授業映像も届けていただけるとのこと。改めて振り返りたい。

 18時から歯医者。歯茎の改善があるとのこと。ほっとする。外食。帰宅して、いつものように記憶なし状態。
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