4月23日10期生ゼミでの学び(松野)

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 みなさんこんにちは!玉置ゼミ10期生の松野です。今回は先日行われた10期生ゼミでの学びを記事に書かせていただきます。

 今回も前回に引き続き、佐藤先生の『対話と協力を生み出す協同学習』という本をもとに話し合い、今回は「個人作業の時間を見直す」ことについて考えました。

 今までの授業を振り返ってみると、「まずはひとりで考えましょう」などと指示が出て個人作業の時間がありました。実際にゼミの中でも個人で考える時間をとると、すべての学生が「困ってしまう」という意見で一致しました。個人作業の時間は机は前向きで机と机の間には距離がとってあるため、分からなくても助けが求められなかったり着手できなかったりし、子どもを困らせてしまいます。

 そのため、机は1人ずつ離さずはじめからペアや班、コの字型に配置し、仲間の作業が見える、困ったときに助けを求められるように個人作業を共同化することが大切だと学びました。

 また。池田さんの発表や動画の視聴からいっしょに佇むことや教科書を活用して発問を工夫し、子どもの発言を価値付けすることの大切さを学びました。

 教科書にあることを子どもたちに発言してもらおうと思うとよくできている子どもだけで授業が進んでしまうため、教科書にある吹き出し等を利用し、工夫して発問することで子どもたちが学び合うことができる授業をつくることができると学びました。

 ただグループ机をつくり交流するのではなく、子どもたちが交流しやすい隊形になるよう配慮したり妙な動きをしている子どもがいた場合は声を掛けたり価値付けしたりすることが大切だと強く感じました。

 このように、授業の流れや机の配置を工夫して個人作業の時間を見直すと同時に、子どもの傍で一緒に仲間の発表を聞いたり発問を工夫したりして子どもたちが学び合える授業、学級をつくりたいと思います。そして今回学んだことを今後の実習等にも生かしていきたいと思います。(松野)

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