【20160822講演】愛西市立勝幡小学校

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 8月22日、愛西市立勝幡小学校へ本年度2回目の訪問をしました。まずは、前回の復習「特別の教科 道徳(道徳科)」の概要について短時間で説明しました。

 続いて、道徳模擬授業の一つ目「いのちの授業」。この授業ができた経緯や展開にあたって注意することを話して、実際の授業を試みました。教材に強さがあり、生徒役になりきることは難しく、ご自身の考えで授業参加してくださいと依頼もしました。

 二つ目の道徳授業は、「取り得る行動の検討」をテーマとした道徳授業「手品師」です。先生方の中でも意見の対立があって、まさに「考え、議論する道徳授業」となりました。「他の方の意見を聞き、言いたくなりました!」という感想も嬉しいものでした。

 最後は、授業検討法「3+1」の説明をし、次回の訪問では、「3+1」を実施していただくように依頼しました。2回目となると、前回よりは先生方との距離が短く感じられて、やりとりもしやすいことを体感して帰ってきました。

【20160819講演】犬山市教育講演会

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 8月19日は、犬山市教育講演会で講演をしました。「考え、議論する道徳科へ向けて」と題して、1時間45分間話をさせていただきました。

 前半は、まさに「特別の教科 道徳(道徳科)」の概要。次期学習指導要領についても触れ、これからの教育の方向について掴んでいただきました。この時間が45分間。

 後半の60分間は、私の授業動画をみてもらいながら、タイプが異なる三つの道徳授業の提案をさせていただきました。犬山市の全教員対象の講演会で、犬山市にお勤めの皆さんをはじめ、市長、教育長にも聞いていただきました。

【20160818講演】弥富市教員研修会

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 8月18日は、弥富市総合社会教育センターで、弥富市の先生方へ講演をしました。

 演題は「これからの時代の教師に求められる三つの教師像」。会場には、お世話になった方があちこちに。冒頭は、今回から入れた脳のパフォーマンスの話。そして、本題に移りました。

 中教審答申をもとにして、

 1 「学びの専門家」としての教師
 2 学び続ける教師
 3 新たな課題やチーム学校に取り組める教師

 の3点について、文献解釈や私の経験をもとにした話を時々参加者にも意見を求めながら話しました。最後までしっかり聞いていただき、新ネタでしたが、ほっとできました。

【20160817講演】独立行政法人教員研修センター

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 8月17日、独立行政法人教員研修センターで講師を務めました。8時ちょっと前に家を出て、名古屋、東京、秋葉原、つくばへ。駅からタクシーで研修センター着は12時でした。

 13時から17時まで4時間をかけて、3週間行われている研修のうちの1コマである講義「ミドルリーダーの役割」を担当しました。聴衆は、全国から参加の中堅教員180名の皆さん。大きな拍手に迎えていただきました。

 まずは私を知ってもらうため(学校経営方針)の20分間。そして、私が出会ってきたミドルリーダーの実際(彼らがどのように考え、どのように動き、学校にどのような変化をもたらしたか)を1時間ほど紹介しました。日本教育新聞に連載した「ミドルリーダーの作法」が元原稿です。

 後半は、まず文献によるミドルリーダーの在り方や必要となる能力(課題解決能力、コミュニケーション力など)を解説しました。

 5人から6人のグループになり、自身が勤める学校の課題出し作業。出された課題へ質問をして課題をシャープにするように指示。次に解決策を考え、グループで交流。180名で共有化するとよい課題と解決策をまとめ発表。すでにグループで十分に意見交流をされているので、4つのグループに発表していただきました。講師として、まとめをして4時間の講義を終えました。

【20160816講演】四日市市教頭研修会

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 8月16日、四日市市総合教育会館にて、「学校マネジメント力をつける」と題して講演をしました。

 教頭職の大変さを経験談をもとに語ったためか、参加者との距離が縮んだ感触を得ました。そのため実に話しやすい会場になり、30分間ほど僕の教頭時代を語りました。

 その後、グループになってワークショップを展開。他の教頭研修資料から、結局は「教訓的な言説になってしまう」という反省があったことを初めに紹介。このワークショップではそうならないようにしましょうと押さえて、「学校が組織として動いていない」「校長のリーダーシップが見えない」「課題が教職員に共有されていない」という場合の具体例を上げること、そうならないための方法を考え、話し合い、発表していただきました。

 10グループの発表に対して、即座に経験的コメントをして無事終えました。教頭先生方がこんなに楽しそうに学んでいるのだから、大丈夫!というのが私の率直な感想です。

【20160812登壇】学習工学セミナー

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 48回目となる学習工学セミナー。今回もシンポジウムに登壇させていただきました。

 シンポジウム前は、堀田龍也先生の「教育改革の動向に向けた学校の情報化と子どもの学び」と題した講演で、これを受けてのシンポジウムでした。

 これまでもシンポジウムでは波風を立てる役目でしたので、「出川小から出入り禁止になるかもしれませんが、と前置きして、「好事例として示された出川小の姿になるまでに、助言者の堀田先生もかなり苦労されたのではありませんか。初めての訪問のときに言われた言葉は・・・」と発言しました。

 そこから、いつもの通り、あちこち(とはいっても今回はブレは小さい(笑))話題が飛びながら、1本筋が通ったシンポジウムになったのではと判断しました。あとは皆さんの感想を聞くしかありません。私にとっては実に楽しいシンポジウムでした。

【20160810講演】飛島学園

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 8月10日は、飛島学園で講演ならびに会議に出席しました。その詳細については、すでに飛島学園HPに、こちらから記事を書いて発信しました。3部作です。ぜひご覧ください。

 飛島村一貫教育研究会開催(その1)

 飛島村一貫教育研究会開催(その2)

 飛島村一貫教育研究会開催(その3)

【20160809講演】岡山県笠岡市で講演と模擬授業

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 8月9日、4回目となる岡山県笠岡市で講演と模擬授業を行いました。私の話を聞くのが4回目という方があり、アクティブ・ラーニングが今回のテーマとはいえ、私自身の授業づくりの考え方は変わっておらす、重なるところがいくつかあって、楽しみにして参加していただいた方にとっては、申し訳なく思うところもありました。

 このときの講演等について、市教委の高橋伸明先生が発信していただきました。以下で紹介をさせていただきます。ありがとうございました。

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去る8月9日(火)に,恒例の「若手教員パワーアップ研修会」が開催されました。
始めてもう5年目になる,35歳以下悉皆の研修会です。今年も昨年度に引き続き,岐阜聖徳学園大学の玉置先生と,関西大学の塩谷京子先生に講師をお願いしました。

今年の研修会を貫くテーマは「『主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニングの視点から)』を実現する授業を創るために」。意図をかみ砕いて言うと,アクティブ・ラーニングの手法を学ぶ研修会なのではなく,こんな授業をするためには日常的にちゃんと子どもに力をつけなきゃいけないよね,日々のちょっとした営みの質を上げましょう,そういうことを伝える研修会だったわけです。

お二人にコラボをお願いするのは2年続けて。当初思っていたとおり,いやそれ以上に,この最強コンビの研修会は,笠岡市の若手悉皆研修のニーズにピッタリであると改めて実感しました。とにかく,「国語も算数・数学も大切なことは同じだよね」「小学校も中学校も授業づくりの本質は同じだよね」と気付かされることの連続。何よりも講師のお二人が,そのことに深く納得し,自ら驚きながら臨機応変に伝える内容も工夫・強化してくださったので,必然的に参加者へそういうメッセージは伝わります。

◆子どもが主体的に学ぶとはどういうことか,数々実感させていただきました。例えば,子どもの「やりたくない」「わからない」「おもしろくない」という素直なつぶやきを拾って,そこから「もっと読んでみたい」「もっと計算してみたい」という状況へ持って行く模擬授業を実際にやってみせてくださったことが,大変ありがたかったです。圧巻でした。難しい学習内容を一部の子どもだけで進めるのではなく,全員を巻き込んで展開する授業。日常的にマネをしてみたいと思わせる,良いヒントをたくさんいただきました。

◆これでもかこれでもかというくらい,対話的な学習場面の大切さを教えていただきました。ペアで,グループで,そして先生と,これだけ繰り返し繰り返し対話しながら授業を展開することの価値を実感させていただくと,若手教員は否が応でも「授業でやってみよう」と思うでしょう。少なくとも,一方通行の・講義形式の展開を当たり前にやっている人には,この方法をまねるだけでも,授業の質は上がりそうです。

◆もちろん,意味もなく対話的な授業を見せてくださったのではなく,お二人は「深い学び」を体現してくださいました。塩谷先生が全国学力・学習状況調査中学校国語B問題を使って伝えてくださった「ここから何を学ぶか。何を教えなければならないか。」の講義は,情報学博士としての真骨頂を発揮されているとも言い得る,深い内容でした。玉置先生の数学の模擬授業も,数というものの規則正しさ・面白さを深く追究する内容でした。思いっきり文系な私からすれば,こういう数学の授業名人の奥深い教材解釈・教材研究にはいつも圧倒されます。さらにお二人とも,深い学びへと誘うための「指導言の妙・的確さ」をいかんなく発揮してくださいました。これこそ,日常授業の改善へのもっともありがたいヒントの数々。良いものをたくさん見せていただきました。

私はすでに2年間このパワーアップ研修会の主査ではなくなっているので,もはや中心となって考える立場ではないのですが,これだけ絶妙のコンビネーションで今年もお二人に展開していただくと,また続けてぜひ!とお願いしたくなります。もちろん,ご迷惑をお掛けしてはいけませんが,今後も何らかの形で笠岡市の教育のためにお力添えを賜れればなあと強く思った,今年の研修会でした。お二人をはじめお世話になったみなさまに,深く深く感謝申し上げます。

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