月刊プリンパルで「校長の裏ワザ」連載中

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 おかげさまで月に何冊かの教育誌に連載をさせていただいていますが、この「月刊プリンシパル」のその1冊です。この本は「リーダーのための学校マネジメント誌」と題していますから、毎月の特集はもちろん、連載もリーダー力を高めるためのとても参考になるヒントが満載です。

 今回の私の原稿は「校長の裏ワザ第28回 生徒を校長室に呼び込むワザ伝授」です。

6月6日開催本学教育フォーラム2021大好評!

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 6月6日に開催した本学の教育フォーラムですが、その後、YouTubeでご覧いただけるようになっています。

 再生回数は1000回を超え、「文科省の接待シンポではなく実質的なシンポだった」「本音トークだった」「研究者としての社会的責任を痛感した」「現場の校長の思いを代弁してくれた」「(あのようなシンポを企画運営した)岐阜聖徳学園大はすごい」などの声をたくさんいただいています。みなさま、ありがとうございます。

 2時間余を超える動画ですが、1時間18分頃から、「とても良かった」という感想がたくさん寄せられている4人による論議を視聴していただけます。ここをクリックして、ぜひご覧ください


2021年6月10日東員町立東員第一中学校指導助言

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 13時10分ごろ、東員町立東員第一中学校着。今年度の研究概要を聞き、今日の僕の役割を確認。

 3年生国語科授業。教師の発問は短く的確。生徒の活動は十分確保されていて、発言も途絶えない。グループで話し合うべきところも適切で、だからこそ6月に入ったばかりでも、ここまでの授業ができているのだと感心。

 授業アドバイスツールで、意識して3人の話し合いを撮影。その一人が、仲間とつながるとても良い質問をしていて、授業がこのレベルに来ているので、今後はこうした生徒の育成に焦点を当ててほしいと提言することを決める。そして、授業終末に教師の発話が増えてしまったところを見せて、その背景を語ってもらうことも決める。

 1時間ほどの先生方の研究協議。これだけの時間があると、普通は協議はだれてしまうのだが、話し合いのトーンは下がらない。ワールドカフェ方式をとって、さらにその様子を見ながら、柔軟に方法を変化させていく進行役にも感心。(写真参照)

 僕の話は、冒頭で「子どもと教師の関係づくりの重要性」を伝え、要望を受けてのICT活用例紹介とGIGAが求めていること、さらにはもうすぐ導入される「スクールライフノート」の価値付け。特にICTは道具としての日常的活用が大切であると強調。教育委員会の高田指導主事の今後はこのワールドカフェは端末を使ってやるとよいという助言はナイス!

 持参した本も何冊か購入していただく。次回は僕が飛び込み授業をすることに変更。ここの生徒なら授業をしてみたいという気持ちになる(笑)。

「ラクに楽しく1時間 中学数学ラクイチ授業プラン」のお勧め

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 「ラクに楽しく1時間 中学数学ラクイチ授業プラン」(ラクイチ授業研究会編、写真)のお知らせとお勧めです。

 「ラクイチ」とは「誰でもラクに楽しく1(イチ)時間完結の授業ができる」という画期的な授業プランシリーズです。その中の1冊として「ラクに楽しく1時間 中学数学ラクイチ授業プラン」を仲間と発刊しました。

 「もっと生徒に数学の楽しさや奥深さを感じ取ってほしい」「ドリルのように問題演習を繰り返すだけにはしたくない」などの数学教師の思いがいっぱい詰まった「数学を楽しむ」ことに重点を置いた本です。B5判、152ページ。定価2530円。

 本書には、準備しなくてもすぐに授業ができる「教師用手引き(解説)」と「ワークシート」、ワークシート解答例が収録されています。
教師の主たる仕事はワークシートを印刷して配付することです。教室では、ワークシートの課題がきっかけになって、(生徒が意識することなく自然に発する)数学的な見方や考え方を交流しあう様子を見ていただけると思います。ぜひその様子をにこにこ微笑みながら眺めてください。

 データをサイトからダウンロードできるため、必要に応じて加工・アレンジすることもできます。夏休み中の課題の一部として、生徒に提示してもらうのもグッドアイデアです。

 ここをクリックすると、書籍注文ができます。どうぞ。

金沢市教育委員会主催学校組織マネジメント研修オンライン講演

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 本日(6月8日)は、金沢市教育委員会主催学校組織マネジメント研修でオンライン講演。21年目を迎えた25名の先生方がzoomで参加。

 演題は「若手教員から頼られるミドルリーダー力をつける」。以下の展開。
 1 コロナ禍で学校の役割として明らかになったこと
 2 若手教員ならどのような教師に頼りたいか(ブレイクアウトルーム)
 3 研究発表会の大胆変革を通して求めたこと
   (学校の活性化、学校づくりを楽しむこと)
 4 あなたの学校の課題と解決案(ブレイクアウトルーム)
 5 私が出会った優れたミドルリーダー
 6 まとめ
 
 25名全員に一度は発言していただくこともできたこと、たくさんの具体例をもとにミドルリーダー力を伝えることができたこと(あくまで自己評価)で満足。参加者の感想を楽しみに待つことにする。

令和3年度第1回こまきこども未来館講座運営会議での喜び(玉置)

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 6月3日(水)18時から、こまきこども未来館で、今年度の体験ひろば講座計画案をもとに意見交流をする会に参加しました。ちなみに私、この会議の会長を仰せつかっています。この未来館には、建設前に開催されたワークショップから関わっていることもあって、思いも一際違います。したがって、運営の実際が気になることは確かです。

 オープンから3ヶ月、しかもコロナ禍で制限がある中での様子を聞くことができました。わずか3ヶ月とはいえ、これほどの好事例が生まれるのだと感動すら覚えました。まさに看板に偽りなしで、「こどもたちが知ることの楽しさやワクワク感に出会える(未来の自分に出会う)体験型講座」が、他に類がない多様な価値観と専門性を持つ講師で運用されています。こういう講座があれば、こどもたちのワクワク感は生まれるはずです。

 現在での様子を知るにつけて、afterコロナ後のこまきこども未来館は、入場制限をしなくてはならないほどの賑わいになるだろうとも確信できました。自分が関わった施設がこのように確かな歩みを始めていることを心から嬉しく思い、会議を終えることができました。(玉置)

【お知らせ】6月6日開催「岐阜聖徳学園大学教育フォーラム2021」

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 あらためてのお知らせです。

  2021年6月6日(日)岐阜聖徳学園大学 教育フォーラム2021「令和時代の教育をリードする」(LIVE配信)を開催します。

 小・中学校では「新学習指導要領」が全面実施となり、全国各地でGIGAスクール構想の実現をはじめ、急速な教育変革の動きが見られます。 

 今回はコラム「昭和の学校の終焉」を書かれた文部科学省・浅野課長に提言いただき、令和時代の教育について考えていきたいと思います。

【日 時】
 2021年6月6日(日)13時15分〜
 大学サテライトスタジオからYouTubeLIVE配信
 ここをクリックしていただくと、当日、申し込みなしでLive配信をご覧いただけます

【参加費】
 無料

★★★ 教育フォーラム2021プログラム ★★★
○ 学長挨拶   フォーラム開催にあたって
○ 講  演   13:40〜14:40
 令和の日本型学校教育を語る
 文部科学省初等中等教育局初等中等教育企画課長 浅野敦行 氏
○ シンポジウム 14:50〜15:50 
 令和時代の教育をリードするために

 シンポジスト 浅野敦行氏
        吉永和加(岐阜聖徳学園大学教授)
        篠原清昭(岐阜聖徳学園大学教授)
        芳賀高洋(岐阜聖徳学園大学教授)
   (進行) 玉置 崇(岐阜聖徳学園大学教授)

【お問い合わせ】
事務局:岐阜聖徳学園大学 教育実習課/教育実践科学研究センター
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