東栄町立東栄小学校のびのびタイムから学ぶ

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 愛知県東栄町立東栄小学校に行ってきました。この日は「のびのびタイム」15分間が設定されていて、全校児童100名ほどが、「学年対抗トーナメント制ドッジボール」を行っていました。これだけだとありふれた感じがしますが、実はそうではないのです。

 全体に説明したり指示したりしていた2名は、企画、準備、当日の運営までをやりますと、自ら立候補した児童です。
学校が「のびのびタイム」の日にちを提示すると、「私たちが全校が楽しめる企画をして運営までします」と、子どもたちが立候補してくるそうです。その中で決まった2名だったのです。

 ドッチボール後は「縦割り活動」が設定されていました。今日の「のびのびタイム」の振り返りです。オンラインアンケートが準備されていて、1年生から6年生まで全員が入力できる仕掛けがありました。

 6年生にアンケート用URLが送信 → 5・6年生が中心となって、縦割り班の下学年にアンケートの入力方法をレクチャー → 1年生から6年生まで全員アンケート回答終了

 これが終わると、スクールバスを待っている間(僻地校であるのでバス通学)、各自で課題に取り組むように指示されていて、縦割り班ごと、つまり学年混在で各教室にいるので、上学年が下学年をサポートする体制が作られているのです。

 子どもたちの活動に並行して、先生方は研修(私の講演を聞く)でした。もちろん子どもたちの活動を見守る学習サポーターは存在していましたが、日ごろから子どもたちの主体性を育み、絆づくりもされているからこそ、こうした体制がとれるのだと思いました。
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