4月2日(土)全世代教員対応型セミナーに登壇します

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 4月2日(土)名古屋・栄ガスビルで、陰山英男先生、多賀一郎先生、新穂由依先生と一緒に、「全世代教員対応セミナー」に登壇します。10時30分から17時まで、たっぷり学んでいただけます。皆様、ぜひどうぞ。

 ご参加の皆さんからも鋭い突っ込みをしていただきながら、楽しく学び、明日からを変える元気と勇気を持ち帰っていただきたく思っています。会場でお会いしましょう。

【特別寄稿】2月3日文化講演会の感想をお願いしました

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 2月3日の小牧市文化協会の文化講演会「これからの学校教育・文化を展望する」に参加していただいたゼミのお母さんこと、斎藤早苗さんに講演の感想をお願いしました。以下のように感想を寄せていただきましたので掲載します。斎藤さん、ありがとうございました。(玉置)

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 あの玉置先生が(笑)、市民向けの講座をされるということで、どんなお話しをされるかな〜と、楽しみに参加しました。

 演題の「学校教育」と「文化」という言葉から、どんな内容になるのか、まるで見当がつきませんでしたし、そもそもどう結びつくのかしらという感じでしたが、聞き終わって今「なるほど、そう来たか」と感心しています。

 メインのお話しは、これからの学校教育の目指す方向性のお話しと、国はなぜそれを目指そうとしているのかの解説、そして学校現場で起きていることなどでした。

 それらの内容を、玉置先生が文科省の会議などから得た知見と、学校現場のサポートをされている経験をもとに、具体的でわかりやすく伝えてくださいました。

 と言っても、聴衆の多くは学校関係者ではなく、一般市民の方々です。おそらく、言葉選びにもご苦労されたことと思います。なにせ、教育用語や行政が使う言葉は難しいですし、耳慣れないものばかりですものね。それでも、玉置先生が伝えたかった肝の部分は、皆さんにきちんと受け取ってもらえたのではないかなと、まわりの皆さんの反応からも感じました。

 玉置先生は、「これからの教育が目指すことは、文化でも同じように大切にされるべきことですよね」というお話しをされました。文化というと、芸術を思い浮かべることが多いのですが、本来はもっと広い意味を持つ言葉ですよね。

 辞書によると、”文化とは、複数名により構成される社会の中で共有される考え方や価値基準の体系のことである。 簡単にいうと、ある集団が持つ固有の様式のことである。”とあります。となると、学校も会社も地域も、あるいはもっと小さな集団である家族やサークルなどのコミュニティにも、それぞれの価値観がありますから、それはそれぞれの組織やコミュニティの文化と言えるでしょう。

 その文化を育むためには、コミュニケーションが欠かせませんが、施行されたばかりの新学習指導要領が提唱する「主体的・対話的で深い学び」では、このコミュニケーションも重視されています。そう考えると、教育と文化は、密接に結びついているのだなと思いました。

 教育は、社会のベースにあるもので、大切なものですね。教育は、学校だけのものではなく、社会全体のものだと思うのです。だから、教師だけでなく、大人がみんなで考えなければいけないし、みんなで協働していかなければいけないよな、と思っています。そんな思いを、お話を聞きながら思い出しました。

 学校関係者ではない私が、こんなふうに教育に関心を持つのは、それが私にとって「主体的な学び」だからでしょうか(笑)「学びたい」という思いに正直でいられるのは、とてもありがたいことです。子どもたちが、「学びたい」「やってみたい」と思えることに出会えるような環境を、大人がみんなで作っていけるといいですね。

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※写真は斎藤さんのFBから借用しました(玉置)。
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『落語流 教えない授業のつくりかた』発刊(発刊)

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 立川談慶師匠との共著『落語流 教えない授業のつくりかた』がいよいよ発刊される。サイトには以下のように「革新的な1冊」と紹介されている。皆様、ぜひお手元に。

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 2017年3月刊行『落語家直伝 うまい!授業のつくりかた』(誠文堂新光社刊)の続編。落語家・立川談慶、教育者・玉置 崇による共著。

 2020年の学習指導要領改訂においては、論理的思考やプログラミング的思考、自ら学び、行動する力といった非認知能力を育むことが重要視されている。「自ら学び、行動する力」を育むためには、先生が答えを「教えない授業」が必要。

 これまでの習得型から探究型の授業へ、スタイルの変化も求められている。とはいえ、マニュアルのない授業を行うためには既存の授業スタイルにとらわれない教師の意識改革が必要とされる。

 そこで本書では、マニュアルや答えがなく、自分で考え行動しなければならない落語家の前座修行からヒントを得て、「教えない授業」に展開する具体的な方法を紹介。

  1章では、立川談志の18番目の弟子である落語家・立川談慶が実体験した前座修行やそこで得た実践的な学びを展開。2章では、教育者である玉置 崇が「教えない授業」の心得や、具体的な授業例を指導。

「話し方」「ユーモア」といった落語のエッセンスと教育の相性の良さを知る2人の共著により、学校現場だけでは得られない観点と、学校現場でしっかり活用できる実用性を兼ね備えた、革新的な一冊が実現した。
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