10月10日 レクサス星ヶ丘店でのセミナーに参加して(名桐)

こんにちは。6期生の名桐です。先日、志賀内泰弘先生にゼミ生をお招きして頂き、思いやりや親切を学ぶ会に参加させて頂きました。

まず、レクサス星ヶ丘の見学をさせて頂きました。レクサスと聞くと、日本の高級車ブランドというイメージがあります。その名の通り、アソシエイトの皆様は、一人ひとりのお客様に笑顔で応対し、内装の細かな部分にとてもこだわりがある、まさに上品な内観でした。

後に、志賀内先生の「ギブアンドギブ」のお話を聴きました。今回は思いやりや親切をメインとした会でしたので、私は来年から子どもを相手にすることを想定してそういったお話を聴いていました。

「ギブアンドギブ」を実践する上で、見返りを求めず、相手のことを思って行動できるかどうかが大切だと仰っていました。何かをしてほしいから、あるいは何かお返しが欲しいから相手に親切をするのではなく、相手にこうなってほしい、相手のためにしたいという能動的な感情の元動くことの大切さを痛感しました。関連することでよく話題になるのがボランティアです。無償で働くのになぜボランティアとして参加するのか。それは、お金よりも大切な目的があるからです。地域を救いたい、大会の成功に貢献したいなど、自分の気持ちが大切なのです。

その点、子どもたちは見返りを求めてしまうことが多いでしょう。「〇〇するから〇〇して!」であったり、「この前〇〇〇したから今度はあなたが〇〇〇する番でしょ」といったようなことが想定されます。何か報酬や相互に与えられるものが無いとやる気にならないのは、確かに共感できる部分もあります。ですから、無理に子どもたちの特徴に変化を求めるのも違うと思います。

私は、まずは子どもたちに、相手のことを思って行動できる利他の精神を、自ら示して行く必要があると思います。そして、子どもたちのなかで、「for you」の気持ちで動けている子がいたら、積極的に広めていくことが、相手のことを思って行動することの素晴らしさを伝えれるチャンスだと思います。そのような意識を持ち、来年度から教壇に立てればなと思います。

今回は、普段入ることのない場所で、普段関わることが難しい方々ととても充実した時間を過ごすことが出来ました。この経験を胸に刻み、思いやりや親切をすることの素晴らしさを子どもたちにも示していければなと思います。このような貴重な体験をさせて頂き、志賀内先生をはじめ、多くの関係者の方々に感謝をしたいです。本当にありがとうございました。(名桐)
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10月10日 京都市立西京高等学校のみなさんを名古屋にお招きしての勉強会&交流会での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です!車好きの私は、この10月10日をとても楽しみにしていました。この日の会場は、キング・オブ・レクサスと名高いレクサス星ヶ丘店。入りたくても、容易く入ることの出来ない場所での勉強会に胸が躍る気持ちでした。

 本会へは、志賀内泰弘さんと京都市立西京高等学校のみなさんが「親切」「思いやり」をテーマに勉強会をされるとのことで、私達玉置ゼミ生にもお声がけ頂きました。

 私には、レクサス星ヶ丘店で伺ったお話で大変印象深い言葉があります。それは、「価値づくり」。
 レクサス星が丘店では、「お客様中心の価値づくり」を企業理念の一つにされています。「価値づくり」と聞くと、玉置ゼミ生のみんなは、ある言葉が浮かんで来ませんか?「価値づけ」「価値語」。玉置ゼミでは、「価値づけ」をするための「価値語」を大切に授業づくりをしますよね。私は、「価値づくり」という言葉を聞いた時、授業づくりや学級経営と似ている!!!と感じました。
 レクサス星が丘店にて、「価値づくり」とは、お客様を自身の大切な人のように想って接する接客を心がけられているそうです。これって、学級経営における大切なことです。教師業に置き換えれば、子どもたちを自分の大切な人のように想って接し、学校生活を過ごすことだと思います。「価値づくり」は、教師にとっての「価値づけ」であり、それを為す「価値語」なのだと位置づけました。

 勉強会の終盤、志賀内さんから「ギブアンドギブ」のお話がありました。見返りを求めない「親切」「思いやり」について。できますか?と問われると、少し自信がありません。人間ってどこかありがとう待ちなところがありますから。
 でも、それは大きなことをしようとしているからなのかもと思いました。ゴミを分別したり、エレベーターの開くボタンをエレベーター内にいる全員が降りるまで押していたり、飲食店で帰り際「ごちそうさまでした。」と伝えたり、些細な小さいことが自分の心をそっと優しく綺麗にしてくれるのではないでしょうか。それが、「ギブアンドギブ」。誰かに何かを与えているのではなく、対象は居ないけれどなんだか心が温まるような「親切」や「思いやり」が積み重なることで自分自身が優しい気持ちになることが出来ます。「ギブアンドギブ」は、なんと自分にもちょっとした幸せを「ギブ」しているのです。

 教師として、今回の学びをどう生かそうかと考えた時、「ギブアンドギブ」をしていたのなら、その人間性がにじみ、醸し出され、子共という対象を持つ教師としての「価値づけ」もより深く愛情を持って行うことができるのではないかと考えました。つまり、小さな「親切」や「思いやり」を続けることは、仕事として向き合う子どもへの「愛情」の深さに通づるのではないか、とういうことです。

 「価値づくり」「ギブアンドギブ」、どちらも教師を目指す上で、大切にしていきたい心です。1週間後には、中学校実習が控えています。今回学んだ2つの心をしっかりと抱いて臨もうと思います。

 志賀内さん、京都市立西京高等学校の皆様、渡邊先生、小島さん、レクサス星が丘店の皆様、本当にありがとうございました。こういった機会を恵んでくださる玉置先生、大変貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。一緒に学んでくださった6期生の名桐さん、同期の今井さん、ありがとうございました!

(下野)
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10月2日 JEES教育セミナー「GIGAスクール構想やオンライン授業に若手も貢献しよう!」に参加して(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。
小学校教育実習を無事に終え、教師を目指す中で、ようやく本当のスタートラインに立てたような気持ちでいます。そんなスタートラインに立てた私の初めの一歩目の学びは、JEES教育セミナーでした。

 今回で、JEES教育セミナーへの参加は2回目。先回は、「子どもを愛する」学級経営について学ばせていただきました。2回目となる今回は、若手の先生方が実践される「GIGAスクール構想・オンライン授業」がテーマです。

 小学校実習では、短い期間ではありましたが、現場の実態を学んできました。実は、実習に向かうまで私は端末を子どもは簡単に使いこなし、簡単に授業で活用できるものだと思っていました。子どもの吸収能力は、すごいのだと甘んじていたのかもしれません。しかし、やっぱり子ども。しっかりと道筋を立ててあげなければ、本来文房具の様に用いるはずのタブレットや端末は、たちまち遊び道具に変貌を遂げてしまいます。

 今回のセミナーでは、文房具から遊び道具への変貌を遂げさせることのない教師としての筋道の付け方を学びました。福井先生、吉村先生が行われる実践例は、生活面、学習面の双方での筋道が立てられていることが分かります。
 生活面において。子どもたちは様々な決まりやルールの中で生活しています。当番や予定のこと。実習に行って分かったことの一つに、子どもたちって沢山の約束の中で、生活しているということがあります。予定表や当番表がクラウド上で共有されるのであれば、生活における見通しを子どもは端末を通して、立てることが出来ます。
 学習面においては、子どもは堀田先生がおっしゃられましたように「百聞は一見に如かず」を見事に体現します。聞いて理解するより、見て理解する方が早いのです。勿論、言葉で紡がれた説明を理解する力は往々に必要です。しかし、それはまた教師が筋道を立てて、使い分けをすることが望ましいのではないかと思います。これまで、「先生これってどういうこと?」「先生、これであってる?」と聞かれていた、学習における見通しを前述同様、端末通して子どもたちは立てることが出来ます。

 端末は、生活面・学習面の双方において子ども達に見通しを持たせるものだと、私は今回のセミナーを通して位置づけました。便利になったというよりは、子どもがこれまで以上に見通しを立てて生活を送り、学習を捉えやすくなったのだと思います。ベテランの先生方の授業技術と若手の先生方のオンライン活用の力が合わさったのなら、それは子どもたちにとって、とっても心強い明確な道筋になるのではないか考えます。子どもの未来を想い、素晴らしい過去になる為に、様々な方法を議論し、教師自身も学びを深めていく事のできる、教育という世界が大好きだなと改めて実感しました。

 JEESの皆様、堀田先生、佐藤先生、福井先生、吉村先生、貴重なお話と機会をありがとうございました。
 こうした機会をいつもお教えくださいます、玉置先生、本当にありがとうございます。今回もまた、多くの学びを考えを深めることが出来ました。将来に生かすことが出来ますよう、日々学びを積み重ねていきたいと思います。
(下野)
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広げよう!いのちの授業第17回大会での学び(名桐)

 こんにちは。6期生の名桐です。先日、無事第一志望の自治体の教員採用試験に合格することができました。一人で電車の中で結果を見たため、とてもソワソワしていたと思います。無事に終わることができて内心ホッとしています。

 本日、鈴木中人先生主催のいのちの授業にオンラインで参加させていただきました。お世話になっている先生も出演されており、知っている方を画面越しで見ることの慣れなさを感じました(笑)

 この記事では、少し過激な表現も出てきます。ご承知ください。

 いのち。誰もが共通で持っている唯一のものと言っても過言ではありません。いのちに関わることで、私は出演者の方々のお話を聞きながら、考えたことがあります。それは、いのちを弄ぶ言葉についてです。

 志賀内先生のお話にもあった通り、人間いつ死ぬかわかりません。死と隣り合わせの中で日々を生きています。急に事故に遭うかもしれない、急に体の調子が悪くなるかもしれない。色々考えたら死ぬことが怖くなります。そのような儚いいのちを弄ぶ言葉が子どもたちの中にも溢れています。「死ね!」「殺すぞ!」といった言葉は、たとえ悪ふざけであろうと、私もよく耳にします。

 本当にそんなことを思って言っている子は少ないと思います。中人先生も仰っていた通り、子どもたちはいのちの重さがイマイチ分かっていません。ですから、そのような言葉を軽率に言えてしまうのです。ですが、悪気がないからと言って許していくのは少し違うと思います。そういった言葉は、受け手によって重さが変わるからです。近年、学校でのいじめによる子どもの自殺というものが問題になっています。それぞれの悲劇に様々な要因はありますが、恐らく最も相手の心、いのちを傷つけやすいものは言葉であると思います。(近年はSNSなども)

 私は、来年から自分のクラスでそのような言葉を使っている子には、その子のため、クラスのためを想ってしっかり指導していきたいです。いのちの重さが分かっていなくとも、子どもたちの感受性豊かな時期を逃すまいと、そのような言葉で人を殺めかねないことを伝えていきたいです。私自身、幼少期とてもお世話になった友人の母が亡くなった時、喪失感に溢れました。友人の前ではゆっくり寄り添うことしか出来ませんでしたが、友人と同じくらい私も辛かったです。

 いのちの重みを経験することは、誰もが出来るものではありません。しかし、そういった経験がある人が積極的に伝えて行く必要があると思います。その点、中人先生のいのちの授業を、もっと子どもたちに受けてもらい、自分のいのちと共に相手のいのちをも大切に出来る子どもを育てていきたいです。

 普段、私はゼミやバイト、遊びなどの用事をこなしていく生活をしているため、今回の会はいのちの大切さを考える良い機会となりました。いのちについてこうして文章に纏めることが出来るくらいは大人になれたなと思うとともに、子どもたちにも来年からいのちの大切さを伝えられる教師になりたいです。

 今回、このような会を開いていただき、大変学びの多い時間となりました。関係者の方々、本当にありがとうございました。(名桐)
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10月2日「広げよう!いのちの授業」第17回大会での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。小学校の教育実習を無事に終え、「綾巳先生」から下野綾巳に戻りました。空が澄み切って、見上げていると秋の香りのせいなのか、実習で出会った子ども達のことを思い出してまた涙ぐんでしまいます。

 そんな大学生の下野綾巳に戻った初日
「広げよう!いのちの授業」第17回に参加させていただきました。

 皆様のミニスピーチをお聞きして、私が思ったことは「いのちって輝いてる」ということでした。ご登壇された皆様は、「いのち」について深く考えられ、そしてご自身の「いのち」を目一杯にキラキラと輝かされていらっしゃることを感じたからです。鈴木中人さんは、いのちについての考えはその人の人生を表しているとおっしゃられました。「いのち」への捉え方は人それぞれです。そして、また人生も人それぞれ。

 私にとって「いのち」ってなんだろうと本セミナーを終えて考えていました。そこでふと浮かんだことは、「容易く軽んじてしまうもの」でした。志賀内さんが「明日自分は死なないとみんなが思っている」とお話しされました。
 軽んじてしまうのです。それは、明日自分は死ぬわけないだろうといった日常的なものもあるでしょう。はたまた、人間関係だったり、勉強についてだったり、人は様々な環境としがらみで自分の「いのち」を軽んじてしまうことがあります。
 本当は、生きているだけでとっても素晴らしいことなのに。

 玉置ゼミに加入して、もうすぐ1年が経とうとしています。「いのちのセミナー」に何度も参加させて戴きました。毎回セミナーでのお話で鈴木中人さんのおっしゃられる「生きてるだけで丸儲け」。私はこの言葉が大好きになりました。

 「生きる」ってしんどいけれど、面白い。どれだけ辛くても、苦しくても、悲しくっても自分の「いのち」を自分で軽んじてはいけない。
 だって「生きてるだけで丸儲け」なのだから。

 私も死ぬ暇のないくらい笑っていたいです。教師を目指しているわけですから、教師として子ども達の未来を想う笑顔の発信源になること。それが私の「いのち」の輝かせ方だと私は私のことを信じています。

 鈴木中人さん、小出朋子さん、山田貞二先生、山本恵子さん、志賀内泰弘さん、素晴らしいお話と機会をありがとうございました。「いのち」について、また一段と考えられる時間でした。
 玉置先生、玉置ゼミに加入したから私は、こうして「いのち」について考えられる機会が与えられています。沢山のセミナーに参加させていただき、こうして出力する場を与えてくださり、本当にありがとうございます。(下野)

※ 写真は鈴木中人さんFBより
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