2月7日 小牧市立味岡小学校での学び(間宮)

画像1
 こんにちは!10期生の間宮です。2月7日の小牧市立味岡小学校訪問での学びを記事にしたいと思います。

 最初に、5年生の英語の授業を見させていただきました。子どもたちが日本人役と外国人役に分かれて、日本の良さを説明するという活動を行っていました。活動の前半が終わり、役割を交代するタイミングで、今までの活動の振り返りが行われました。子どもたちは「ジェスチャーをもっと増やすといいよ」「会話の途中で間が無い方が自然だよ」など、具体的なアドバイスをクラス全体で共有していました。その後、活動の後半に移り、授業が終わる前に「後半の活動は、前半と比べてどうだった?」「みんなのアドバイスは生かせた?」といった振り返りがありました。

 模擬授業など、これまでの経験の中で英語の活動はだらだらとなってしまいがちだと思っていたので、こうやって活動の間にも振り返りの時間を入れると良いと学びました。実際に、後半の活動の方がより良いものになっていましたし、振り返ることで学びが明らかになっていると思い、振り返りの必要性を強く感じました。

 その後も2つの授業と、最後に2年生の算数の授業を見させていただきました。この授業での先生の発問がとても印象的でした。それは「今のAさんの発言、自分の言葉で説明してみてくれる?」「Bさんの説明ってどういうこと?」など、子どもたちに言語化させる発問でした。言語化することで、本当に理解できているのかを確認できたり、学び合いができたりするので、大切な発問だと思い、自分も取り入れたいと感じました。他にも「みんなここまでは理解できた?」といった声かけもされていたので、誰も一人にしないことや学び合いをとても大切にされているんだと思いました。
 
 研究協議にも参加させていただいて、先生方のお話を聞かせていただきましたが、初めてこうやって授業研究をすると知り、身が引き締まるような感覚がありました。初めて経験させていただくことや多くの学びがあり、大変貴重な一日でした。ありがとうございました!(間宮)

2月7日小牧市立味岡小学校での学び(河上)

画像1
 こんにちは!10期生の河上です。今回は2月7日に訪問させていただいた味岡小学校での学びを記事にしたいと思います。

 今回5年生、2年生、1年生の授業計8つの授業を見させていただきました。全ての授業においてペアやグループ交流などを取り入れており、教師からの一方的な授業ではなく、教師−児童、児童−児童の相互的な授業でした。また、話し合いの際には児童たちはみんな積極的に話し合いをしており、一人一人が輝いており誰1人取り残されることはありませんでした。多くの授業を見学させていただきたくさんのことを学ばせていただきましたが、その中でも今回は2つ書いていこうと思います。

 1つ目は「指示」についてです。3時間目に1年生の算数の授業を見させていただきました。授業の中で先生が指示をすると児童は1回で指示を聞き、授業がとてもスムーズに進行していました。先生の指示は簡潔で的確であり、2回同じ指示は出していませんでした。私はこの授業を見てとても衝撃を受けました。1年生は45分間集中して授業を受けることはできないと思っていたからです。

 しかし、「指示」の仕方を工夫するだけで授業はスムーズに進行することを学びました。この授業から学年によって「〇〇はできない」と決めつけるのではなく、教師側が工夫をすることで「できる」環境をつくることができると思いました。指示は「1回で簡潔に」を意識していきたいです。

 2つ目は子どもの発言から課題の設定をすることの大切さである。5年生の理科の授業では「つかむ段階」で前回の授業を振り返りを行い、先生が児童に対していくつか質問をしていました。その時の児童の言葉を活用して本時の課題につなげていました。先生が決して答えを言うことはなく、児童が考えていました。児童の言葉を利用して本時の課題を設定していたので児童は興味関心をもち積極的に授業に参加していました。私も先生側から課題設定をするのではなく、子どもの声から課題を作る授業をしたいと強く思いました。

 味岡小学校の先生方へ
 味岡小で学んだことを活用し、教育実習やこれからの授業に臨みたいと思います。また、先生方の学びづける姿はとてもかっこよかったです。「学び続ける教師」はかっこいい!と身をもって感じることができた1日でした。本当にありがとうございました!!

 最後に、今回、玉置ゼミに入って初めての学校訪問でした。大学の講義では絶対に学ぶことのできない貴重な発見、学びがありました。これは玉置ゼミでしかできないと今回実感しました。この2年で多くの学校を訪問したくさんのことを学びたいです。(河上)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係がありません。

2月7日小牧市立味岡小学校での学び(森山)

画像1
 こんにちは!10期生の森山です。今回は、2月7日に訪問させていただいた、小牧市立味岡小学校での学びを記事にしたいと思います。

 まず、「指示」についてです。私は、1年生の授業を観させていただいた際、1年生でこんなに指示が通るんだ!と驚きました。二度と同じ指示をしていなかったり、指示の一つ一つが簡潔でした。今日使う分だけ机に出すことや、分からなかったら手を挙げるなど、学級のルールが徹底されていました。

 私は、1年生の場合、最初から最後まで集中して授業を受けるのは難しいのではと思っていました。しかし、学級のルールを徹底し、指示の仕方を工夫することでメリハリのある授業になると学びました。1年生の行動がとても素早く、感動しました。伝わりやすい指示の仕方を勉強していこうと思いました。

 また、教師は教科書の言葉をあたりまえに使いますが、子どもが分かっていない場合もあることを念頭に置きたいと思いました。私たちが普段何気なく使っている言葉を振り返り、子どもたちが分かるかどうか考え直したいと思いました。

 次に、「振り返り」の大切さについてです。振り返りを自分だけで終わらさず、共有化すると良いことを学びました。振り返りをし、他の人と交わることで分かることがあり、メタ認知力を高めることにつながると学びました。学び合いとは、「1人で学べること」と、「1人では学べないこと」の間にある「友達となら学べる」ことであり、振り返りの共有化をし、相互に啓発していくことで、良い学び合いにつながると思いました。

 最後に、1日を通して、味岡小学校の先生方の学びに向かう姿勢にとても感動しました。私も、常に学び続ける教師でありたいと思いました。味岡小学校でのたくさんの学びを教育実習に活かしていきたいです。味岡小学校の先生方、玉置先生、貴重な学びの機会をありがとうございました!(森山)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係はありません。

2月7日小牧市立味岡小学校での学び(松野)

画像1
 こんにちは!玉置ゼミ10期生の松野です。2月7日に小牧市立味岡小学校での校内授業研究会に参加させていただきました。今回はそこでの学びを記事に書かせていただきたいと思います。

 私は第5学年の5教科の授業や特設授業の第1学年算数、第5学年社会、第2学年算数など、計8つの授業を見学させていただき、多くのことを学ばせていただきました。子どもたちは自由に自分自身の考えや意見を発言することができており、私も子どもたちが意見を言いやすい雰囲気や学びやすい環境をつくることができるような発問や関わり方を身に付けていきたいと強く感じました。

 多くの授業を見学させていただいた中で、特に学級経営の大切さや発問の仕方、声かけの大切さについて学びました。

 まずは学級経営の大切さについてです。授業の中でペアやグループで話し合いや意見交流をする場面が多くあり、子どもたちは活発に話し合いを行っていましたが、先生が話し始めると子どもたちの話は止まり、先生の話を聞いていました。また、子どもが発表したことだけでなく、子どもがこぼした言葉にも耳を傾け、詳しく聞くなどして学びを深めていました。そのため、私は学級経営と授業が繋がっていることを実感し、学級経営が大切であると学ぶことができました。

 次に発問の仕方や声かけの大切さについてです。課題に対して子どもたちが困っている様子が見られると、オーブンクエスチョンとクローズドクエスチョンを使い分け、子どもの考えを引き出して全体に広げていました。そのため、子どもが答えやすい質問から学びを深めていくことの大切さを学ぶことができました。また、教師が話したり説明したりするだけでなく、「○○さんのように…」などと子どもを授業での対話に参加させることができるような声をかけており、声の掛け方を工夫することの大切さを学ぶことができました。

 このように、私も学級経営や発問を大切にすると同時に、子ども同士を繋ぎ、子どもの学びを広げることができるような声を掛け、子どもたちが自由に意見を言うことができる雰囲気や学びやすいと感じる環境をつくることができる教師になりたいと思います。そのために心理的安全性を高め、子どもが仲間に伝えられる機会をつくり、常に子どもたちが疑問に思う言葉など、子どもたちの目線に立って物事を考えていきたいと思います。

 このような貴重な機会をつくってくださりありがとうございました。(松野)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係ありません。

2月7日小牧市立味岡小学校での学び(池田)

画像1
 みなさんこんにちは!10期生の池田です。今回は先日の味岡小学校での学びを記事にしたいと思います。

 まず、公開授業が行われる学級に入った時、私はあることにとても驚きました。それは、机の配置です。味岡小では机の配置をコの字型にして、児童が学級全員の顔を見ることができるよう工夫していました。

 私が小学生の時は、このようなコの字型の机の配置はあまりメジャーではなく、全員が前を向いて座り、グループ活動の時のみ机をつなげる方法が一般的でした。コの字型の机配置は、児童がお互いの顔をいつでもみることができるため、全員が発表者の方を向いて話を聞くことができることや交流がしやすいという良さがあります。

 私は岐阜県出身で、これまで岐阜の授業スタイルしか見たことがありませんでした。しかし今回初めて愛知の授業を観させてもらい、授業スタイルの違いを実感しました。

 さて、ここからは授業を観て学んだことを大きく分けて2つ書こうと思います。
 
 一つ目は、子どもの声から発問を作るということです。まず児童の身近なものを例に挙げ、学習内容に興味関心を持たせ、いくつか発問をします。そのなかで子どものつぶやきを取り上げ、本時の課題へとつなげていきます。先生方はこのつなげ方がとても上手く、児童が学習に意欲的に取り組むためにはこのことが大きく関係していると感じました。学習課題を掴む段階で学びたい、知りたいと感じ、意欲的に学習に取り組んでもらえるよう、児童のつぶやきや発言から発問をつくっていきたいです。

 二つ目は振り返りの共有化をすることです。私が観させていただいた授業では、授業の最後に個人の振り返りをタブレットに入力し、それをみんなで共有する時間がありました。その時に、あるグループで「そのこと書いてなかった!」や「〇〇さん上手くまとめられているね!」などと、他の児童が発表した振り返りを聞いて、自分の振り返りを見つめ直す姿がありました。私は、これこそ「振り返りの共有化」をすることの良さだと思いました。振り返りを自分のなかだけで終わらせるのではなく、仲間と共有することでお互い良い気づきができるということを学びました。

 今回は教育実践観察以来の学校訪問で、久しぶりでしたが、実際の学校現場で先生方の授業を観させてもらい、大変勉強になりました。このような貴重な機会をくださりありがとうございました!(池田)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係ありません。

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

教育資料

一人で抱え込まないで

卒業論文