2年間のゼミ活動を終えて(金子)

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 こんにちは、玉置ゼミ6期生の金子です。先日卒論発表会があり、2年間のゼミ活動が終わりを迎えました。今回は、玉置ゼミでの活動を振り返りたいと思います。
 
 2年間、玉置ゼミで学んだ一番の感想は「玉置ゼミで勉強できてよかった」ということです。この一言が一番最初に出てきます。
 
 2年生のゼミ選択の時期、私はどの先生のゼミで学ぼうか迷っていました。4期生の先輩が相談に乗ってくださり、玉置先生やゼミのことを丁寧に教えて下さいました。本当に感謝の気持ちで一杯です。玉置先生と面談するまで、ゼミ選択を迷っていましたが、先生と話していく中で「玉置ゼミに入りたい」という思いが強くなり、最後は迷うことなく希望を提出しました。
 
 コロナ禍に突入し、オンラインでのゼミ活動になり寂しい気持ちになりました。ですが、オンラインの時代だからこそ経験することやそれまでマイナスに捉えていたICTの世界のすばらしさについても知ることができ嬉しかったです!
 
 先生と初めてZOOMでお話したときに、「どんな先生になりたいか」という話をしたのを覚えています。そこで私は「子どもと対等な存在の教師」と答えました。その時に先生から「信・敬・慕」という言葉を教えていただきました。ただ対等なだけではなく、教師として信頼、尊敬、慕われる存在になるべきだと考えさせられました。私の卒業研究内容は、この言葉がきっかけでもあります。そのくらい先生から初めて教わったこの言葉が強く印象に残っています。ゼミでは本当にたくさんの言葉を教えていただいたり、掛け合ったりする場面が多く、学ぶだけではなく、言葉の大切さを改めて感じることもできました。
 
 先生と、6人の仲間とともに学んだ時間はかけがえのないものです。これから働いていく中で、つまづいたり、不安なこともたくさんでてくると思います。そんなときは、ゼミを通して出会うことができたたくさんの仲間や先生方に相談したりして、自分らしく頑張っていきたいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
 
 写真は、ゼミ合宿で遅刻のお詫びにかんたくんがみんなに買ってくれたマカロンです!おいしかったです!(金子)

2年間のゼミを終えて(名桐)

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こんにちは!お久しぶりです。6期生の名桐です。先日、ゼミ生として最後の玉置ゼミでした。卒論発表会に向けてゼミ生と話し合い、「あっという間だったね〜」と今までを振り返りながら過ごしました。本当に時間が経つのが早いです。

思い返せば、初めてゼミ生らしい活動をしたのは4期生の先輩方の卒論発表会でした。当時は、「卒論なんてまだ先の先のことだ」と思っており、先輩方の勇姿を目に焼き付けることで卒論発表会を終えました。しかし、コロナウイルスによる日常の変化もあり、昨年の5期生の先輩方の卒論発表会ではレクの司会を務め、今年、あっという間に自分が発表する番が回ってきました。そして今は講義も全て終え、残るは卒業式のみという状況です。とても早いです。大学生活。本当に昨日入学式が行われた感覚です。それだけ私の大学生活は充実していました。携わってくださった方々に感謝しかないです。

実は昨年の9月、家族にコロナ陽性者が出てしまい、2週間程の隔離生活を強いられていました。あまり周りには言っておらず、ここで初めて知ることになる人もいると思います。

隔離生活は本当に辛いです。名古屋市は、隔離生活を強いられている家庭に毎食お弁当が届きます。最初は特別な感じがして嬉しかったですが、次第に同じような味に飽きてしまいました。贅沢ですけど(笑)
そして、何より家族以外の人に会えないです。これが本当に辛いです。友達と電話をして話をしている時は楽しくても、楽しい時間はあっという間で切った途端また普段は感じない疎外感がありました。

人との繋がりが絶たれた感じがして、もう絶対にあの生活はしたくないです。そして、改めて周りの友達や関わってくださる方々の大切さを感じることができました。大学生になり、ゼミ生をはじめ、今まで積み重ねてきたものの上に更に多くの人との繋がりが生まれました。その中には、一生お世話になる人もいると思います。

ゼミの活動でも、様々な機会で、色々な方々にお世話になりました。本当にこのゼミに入っていなかったら経験できていないことだらけです。玉置ゼミでの学びは、今後の私の財産であり、学んだこと、ご教授して頂いたことを次は子どもたちのために還元していく立場になります。これまでお世話になった方々の期待を裏切らないためにも、教師として職務を全うする覚悟が徐々に出てきました。

そして、これからの私の人生においても、人との繋がりは更に増えていきます。自分一人で解決するのではなく、周りの人を頼り、そして頼られるような信頼関係を築いていく。大学生のうちに、人との繋がりの大切さを強く実感することができ、本当によかったです。

コロナウイルス、早く良くなるといいなと切に願っています。私と同じように、コロナウイルスによって生活に制限を受けた人もこの記事を閲覧された中にいると思います。私は、人との繋がりの大切さを改めて感じる隔離生活でした。皆さんは何を感じましたか。そして、そういった経験が無い人は、絶対にコロナウイルスに感染しないために、今後も対策をしていってください!笑 (名桐)

写真は、隔離生活後に食べた「麺屋 赤橙」のつけ麺です。衝撃的な美味しさでびっくりしました。一宮にあります。ぜひ!

20220213バンクーバー日記(小林)

留学生活が始まりました。

まず、10日に受けたPCR検査で陰性だったことにほっとしました。12日の出発の日、新幹線に乗り込んだ瞬間に大量に涙が出てきました。家族と、特に母と離れ離れになることがとても寂しく、不安でした。成田空港に着くまで5分に一回くらいのペースで泣いていましたが、空港に着いた後は自然と前向きな気持ちになりました。

飛行機の中はとても窮屈でした。隣りは親子だったのですが、子どもちゃんの活発さが気になって50分程度しか眠れませんでした。笑

着陸して、入国審査をしてPCR検査を受けました。明日14日がilacという学校への入学式なのに、まだ結果が出ていないので、もしかしたら入学式に行けないかもしれません😭

ホストマザーからいただく料理はどれも美味しいです。私はあまり食べ物の好き嫌いが無いので今のところ完食しています。8週間の滞在なので、全て完食することが目標のひとつです。

私が留学を斡旋していただいているエージェント会社さんは、一人一人に出発前に目標を書いてもらっているので、私は悩みに悩んで「楽しむことを忘れない」を目標に決めました。私はcoop留学という、お仕事をする留学なので、きっと辛いことや悩むことが多いと思います。けれど、苦しい時こそ何気ないけれど特別な毎日に楽しみを見出したいです。

写真は、
一枚目→着陸前の夜明け前
二枚目→着陸間近の日の出
三枚目→今日の朝食
教師を目指す身として、子どもたちに見せるための写真をたくさん撮るつもりです。

これからも自分のペースで投稿していきます!(小林美稀)

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頑張ることが好き(下野)

 こんにちは、7期生の下野です!嬉しいことがありました。同期でもあり、同じ国語専修でもある今井さんからこんな言葉を受け取りました。

 「あやみは、頑張り屋さんだし、頑張ることが好きな方だと思うけど、身体に出るまで、追い込みすぎないようにね〜」

 私は、少し前、気圧の変化や知らず知らずのうちに溜まっていたであろう疲れで持病のメニエール病が再発しました。目眩はするわ、気分は悪くなるわでてんやわんやなことを今井さんには知らせてあったのです。

 連絡をとる中で、「体調は大丈夫?」と気遣ってもらいました。回復したことを伝えると、冒頭の言葉が届きました。

 今井さんとは、1年生の頃から一緒に帰ったり、期末には美味しいものを食べに行く仲です。専修内で一緒に行動するグループではありません。それでも、なんだか気が合って、予定を合わせて二人でじっくりと話す仲。私の休学のことについても、初めて中身について話をしたのは今井さんでした。

 まさか、同じゼミで一緒に学ぶなどとお互いが予想をしていなかったと思います。やっぱり人生って不思議です。

 そんな今井さんは、私のことはなんでもお見通し。「頑張りすぎちゃダメだよ」という言葉を私はよく頂きます。とても嬉しいです。無理しすぎちゃいけないなあといった気持ちになります。
 
 しかし、今井さんのアプローチは一足違いました。私の根底にある「頑張ることが好き」「頑張っている自分が好き」という芯を捉えて、それでも、身体に出るまではダメだよとしっかり教えてくれたのです。

 これには、グッときました。「頑張りすぎちゃダメだよ」と言われても、「そんなに頑張ってないよ、まだまだ!」と自分では心の奥底では思っていたのでしょう。「頑張ることが好きなあなたのことはよく分かるけど」といったアプローチの仕方は、私の心に響きました。

 教師として、このようなアプローチをしたいなと思いました。誰もが言うことではなくて、見ているからこそ言えること、伝えられることがあるはずです。子どもの根底を理解した上で、言葉を伝えられる教師になりたいと思いました。

 とてもとても素敵な友人と出会うことができたなと思います。「ありがとう」は、勿論今井さんに直ぐに伝えましたが、ここでも。

 私を分かってくれて、理解してくれて、そして、出会ってくれてありがとう。素敵な友人に出会うことができて私は幸せです。これからも。一緒に高め合い、笑い合い、学び合おうね。(下野)
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良い仕事(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。

 ボランティアやアルバイト、私にはやらなければならない仕事があります。「仕事」と言うとおこがましいのですが、やはり人と人とが関わりあってなされていることですから「仕事」と言えるのでしょう。今回は、私の考える「良い仕事」について綴りたいと思います。

 私の考える「良い仕事」とは、人から求められることだと考えます。貴方にしか出来ないと言われるようになるということです。

 私がアルバイトを始めた時は、何もできない代わりの効くただのいちアルバイトでした。ボランティアでもそうです。代わりの効くボランティア。自分の価値は、自分で見出さなければなりません。

 誰にだって出来るじゃないかといった仕事でも、自分の良さをどうにか出して魅せるのです。私のアルバイトは、カフェの店員。私にはしか出来ないシフトイン中の良さは、笑顔の発信源となること。お客様に笑顔になってもらうために、私らしく笑顔で接客をします。ボランティアでは、私にしかできない関わり方、接し方を必死に模索しました。

 勿論、認められないこともあります。そのやり方は違う、それじゃダメだと言われることもあります。しかし、そう言って頂けるということは自分を見てくださってるということです。変容させていけば良い。

 良い仕事をするためには、自分を好きでいることが大切です。自分はこういう気持ちで、こういった信念でこの仕事に当たっています。といった気持ちは、必ず仕事に表れます。上手くいく時もいかない時も、自分が好きだと言える仕事ぶりを発揮したいです。

 つまずいたらやり直せばいい。間違えた時は、謝ってまた頑張る姿勢を魅せていけばいい。だって、それで死ぬわけでは無いのだから。人生は、長いようで短いのだと思います。悔いなく、自分のやることに信念と自信を持って、何事にも取り組んでいきたいものです。

p.s.
 私は、仕事が上手くいったなと思った日にはスターバックスで飲み物を買います。あまーいあまーい飲み物をちょっとしたご褒美で。
 自分のご機嫌取りもまた、良い仕事への近道なのかもしれません。(下野)
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2022年2月6日朝の我が家(玉置)

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 昨日からの雪で、久しぶりに我が家もほんの少し雪で包まれた。記録として掲載しておきたい。(玉置)

書くこと(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。教員採用試験の勉強が本格化し、段々と不安と焦りが募り始める今日この頃です。今回は、私のバイブルでもある「書くこと」について綴りたいと思います。

 「書くことによって学ぶ」。これは、玉置ゼミの代名詞でもあります。「書くこと」それは「思考整理」です。自分が今何を思っているのか、どう考えたのか。そんなことを可視化する指標だと思います。

 私は、ボランティアで不登校の子ども達の家庭訪問に行っています。受け持つ一人の生徒から、「何がやりたいか分からない。何からやればいいかも分からない。」といった不安感を伝えてもらいました。不登校の子どもは、学校から課題が出るわけでもなく、学校とは離れた家である意味孤立した状態だとも言えます。生徒の持つ不安感は、当然のことだと思います。

 そこで、私はひとつのことを提案します。「全てを書き出してみたらどう?」。生徒は、ポカーンとしました。まさに、何を言ってるんだこの人は、の顔です。

 白い紙に、自分の「やりたいこと」と「やるべきこと」を書いてみるのだと私は説明しました。「やりたいこと」には、「ここのラーメンを食べに行きたい」とか、「このテレビ番組を見たい」とか日常の些細な事でいい。「やるべきこと」には、その名の通りやらなければならないこと。生徒で言えば、国語の漢字はこの辺りまでを学校ではやっているはずだから、ここまではクリアしなければならないといったようなことです。

 実は、これは私が毎週日曜日の夜に行っていること。タスク管理は、週の初めに行います。今週は何を私は「やりたい」かな。何を「やらなければならない」かな。そう思考整理すると、1週間がスムーズに運ぶのです。これもまた、「書くこと」の一つだと考えます。

 生徒は、「分かった。」と。次の訪問では、実践をしてくれたようで、「先生の言ったことをやってみたら、なんだかスッキリしたんだ。最近、資格の勉強を始めたよ。」と報告を受けました。大きな成長です。正直、ここまで生徒にすっぽりとハマる技だとは思ってもみなかったのですが、本当に嬉しかったです。

 子どもへの伝え方は大切です。「書くことによって学ぶ」という玉置ゼミの精神を拡げられたように、勝手ながら少し誇らしい気持ちになりました(笑)

 小さなことから「書くこと」。それは、大きく人生を好転させる瞬間に立ち会えたように思います。現場に立った時に生きる「書く力」を育む術を今私達は玉置ゼミで学んでいます。こうして記事を書くことができるのは、この1年で沢山の「書くこと」をしてきたから。まだまだ拙い文章ではありますが、これからも現場に立つ上で、「書くこと」の意義を体験的に学んでいきたいと思います。そして、子ども達に小さなことから「書くこと」を身につけて貰い、その意義を伝えられるような教師になりたいと考えています。(下野)
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『キュンとしちゃだめですか?』(今井)

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 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生今井美羽です。今日は、久しぶりに「本よ、血となり肉となれ。」のコーナーです。最近読んだ本を紹介します。益田ミリさんの『キュンとしちゃだめですか?』という本です。

 ウラスジ(裏表紙に書いてあるあらすじ)の文も面白かったので、そのまま紹介しますね。

 胸がドキッとする。なにげない仕草にグッとくる。口元がにやける。なぜか目が離せない‥‥‥。どこからともなくやってくる。そんな症状を「キュン」といいます。オンナは日夜、様々なシチュエーションでキュンと胸をときめかせているんです。そんな選りすぐりのキュンをイラスト&エッセイに。

 今となっては、「キュン」はオンナだけのものではなくなってきていますね。「ポケットからキュンです。」という言葉が流行ったということを考えると、「キュン」は多くの人の心にヒット!しているわけです。

 この本は、作者が日常生活で感じたキュンの瞬間が沢山詰まっているのです。「あ〜、確かに」思えるキュンもあれば、益田ミリさんの独特な感性を感じるキュンもあります。共感できたり、共感できなかったりするのを楽しみながら、たまにクスッと笑える、そんな本です。

 益田ミリさんが、相手の行動から、独自に様々な想像をしているところが、とても面白いです。例えば、沢山のポケットがついているポケットベストを着ている男性を見て、「ああ、あの人は、自分に必要なものをくっつけて身軽に生きているんだなぁ。」や、「財布、どのポケットに入れよう?ハンカチはここのほうが取り出しやすい?何度かシミュレーションした上で決定したはず」という想像が描かれています。

 「キュン」と聞いて、最初は少女漫画に出てくるような「キュン」を想像していましたが、良い意味で大はずれでした。日常の本当に些細なことに「キュン」とする気持ち。小さなことに心が動かされる、なんだか人生が豊かになる気がしました。

 大きなイベントや行事は、もちろん楽しいし、心が大きく揺れます。でも、私たちの人生の多くは、何もない日常の積み重ねで作られています。だから、日常の小さな幸せや気持ちの変化を大切にしていきたいな〜なんて大きなことを考えながら、、、、。

 こんな些細なところに気付ける益田ミリさんは、きっと良い人なんだろうな〜と勝手に想像しています。キュン。(今井)

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教育資料

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