大好きを惜しみなく(久野)

こんにちは、7期生の久野舞菜です。

わたしには、いっっとう大好きな先生がいます。
それは、中学3年生の時の学年主任の先生。
担任でも、部活の顧問でもありません。でも、あの先生が私のことを大好きであること(笑)はよく知っています。子どもって、そういうの、わかるんです。あ、あの先生、私のこと煙たく思っているんだろうな〜。とか。(笑)

一時期、学校にどうしても行きたくない時期がありました。そんなときに声をかけてくださったのが、先生です。
小中学校時代、いろんな先生から、「大丈夫?」「でもあなたなら、大丈夫よね?」と言われることがよくありました。「大丈夫?」って、「大丈夫。」って返事するしかないじゃないですか。ウソの返事をするたびに、大丈夫じゃなきゃいけないんだ、大丈夫じゃないと愛されない、と思い込んでいました。

あの先生は、大丈夫なんか聞いてきません。
代わりに、「まなちゃんのことがさ〜先生ほんと大好きでさ〜〜うふふっ」という感じで話しかけてくるんです。
うれしかったなぁ。大丈夫じゃなくてもいいんだ、問題のないおりこうさんでいなくてもいい。だって、先生はわたしが大好きなんだもん!

教師の使命は、「大好き」を伝えることだと思います。
その後の人生、「私のことを大好きだと言ってくれた人がいた」という事実が、その人を支え続けます。大好き!を惜しみなく、恥ずかしげもなく伝えられる人でありたいです。

(久野)
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新入りちゃん。(今井)

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おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。

みうのひとりごと。

私の部屋には、コレクションスポットがある。コレクションと言えるのか?というくらいしか、集められていないが、中々のお気に入りスポット。基本的にガチャガチャで集めている。

これは、その新入りちゃん。とても可愛い。大切に飾ってあげるからな〜。

これをゲットするためには、100円玉が5枚も必要だった。昔から、ガチャガチャが大好きだ。小さい頃は親におねだりをして、やっと1回できるというイベント。今、やろうと思えばもう一回できるのだけど、それは私の中のどこかに存在するポリシーに反する。笑

500円で、もっと良いものが買えるんじゃない?と思うけど、物の価値ではないのだ。100円玉が5枚も吸い込まれていき、2回ほどダイヤルを回すと、私の元に導かれるように出てくる1個の球体。何が出るか、欲しいやつが出ろ!とドキドキする時間も含めて、ガチャガチャの価値と言えるだろう。また、入れた硬貨に見合わないチープな感じも良いのだ。

私たちも来年の4月からは、新入りちゃんだ。
先日、友人に会った。その友人は、4月から東京で働いている。新入りちゃんとして、頑張っているみたいだった。すごく大変そうな話も聞いたが、楽しんでいるようで安心した。

私たちは、新入りちゃん。新入りちゃんは、大御所にはなれない。友人の怒られながらも頑張っている話を聞いて、私も4月から怒られても頑張ろうと思った。「怒られるけど、親身に寄り添ってくれる先輩だから頑張ろうと思う」と友人は言っていた。恐らく、その子は先輩にきちんと可愛いがられているのだろう。

目指せ可愛がられる新入りちゃん!

最後に光ったバージョンの新入りちゃんもお見せして、今日はこの辺で☺︎(今井)

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メレンゲ(今井)

おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。

みうのひとりごと。私は記事の中で何度か曲を紹介してきました。久しぶりに読み返してみたら、「耳の癒し」コーナーと名付けていました。完全に忘れていた。でも、しっくりこない。変えたいな。良いコーナー名を募集中です。

今日紹介するのは、マカロニえんぴつの「メレンゲ」という曲です。

この曲は、「JR SKISKI」のキャンペーンソング(2020‐2021)としても起用されていました。まさに、冬の曲!季節外れですが許してください笑。タイトル、歌詞から言葉遊びが沢山あり、その真意が分かると、うわ〜っとなります。気になった方は、ぜひ聴いて、歌詞をじっくり読んでみてください。

私がこの曲を好きな理由は、ある歌詞が大好きだからです。

「また僕を好きになりたい 生まれ変わったりする以外で」

この「生まれ変わったりする以外で」の部分が私の心に刺さりました。時々自分のことが嫌になって、誰かを羨んでしまうこともあります。でも、やっぱり自分を好きでいたい。それも、生まれ変わる以外の方法で。情けない自分も、ダメなところもあるけど、それも含めて自分であり、そこも愛していこうよ。というメッセージが込められているようで、大好きなのです。

この曲は、恐らく失恋ソングなので、恋愛的意味を含んでいるのかもしれませんが、私は人生のお気に入りソングと言っても過言ではない、そんな一曲です。

今日は、何かに逆らっていきたい。そんな夏に、冬の曲を聴いてみませんか?(今井)

※写真は、マカロニえんぴつオフィシャルウェブサイトから
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言語化(今井)

おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。

みうのひとりごと

いつものように、ゆるゆると。中身はないと思うので、お時間がある方は、どうぞお付き合いください。

母がアメリカドラマにハマっています。『This is us』というドラマです。私もおこぼれを一緒に観ています。このドラマ、驚きなのが、1シーズンが20話近くあって、シーズン6まであるんです。

そんなことはさておき、アメリカのドラマの好きなところは、アメリカーンという雰囲気。伝わるかな?伝われー笑

日本人にはない図々しさが、笑えてくる。ワーオ。

私が思う、日本のドラマと違うなと感じるところは、セリフで表現される部分が多いということ。

日本のドラマは表情だったり、行動だったり、天気だったり、言葉以外の描写で気持ちが表現されることも多い。それに比べて、このドラマでは、登場人物が気持ちを言葉で表すシーンが多い気がする。日本のドラマとアメリカのドラマを真剣に比較したわけではないから、このドラマの特徴というだけかもしれないけど。

面接を受けるにあたって、自分の思いを沢山言語化してきました。なんとなく思っているつもりでも、いざ言語化しようとすると上手くできなかったりします。言語化してみて、いや、これは自分の思いと違うなという時もありました。

言語化を重ねていくうちに、自分の思いが明確になってくるのです。ちょっと不思議。逆も言えます。自分の明確な思いがあるから、言葉にできる。思ってないことを言葉にするのって逆に難しい。

私は、言葉が好きです。言葉は人の心を動かす力があるから。

p.s.これは、私のワンコイン貯金箱。500円、50円、5円が財布に入っていたら入れると決めて、いざという時のために貯めていました。教採期間で収入が途絶え、いざが来たようです笑(今井)

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共通言語『笑顔』(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。今回は、幼少期、父から教わったお話を綴りたいと思います。

 私の父は、大学時代イギリスへ留学したそうです。小さい頃そのお話を聞いた時、私が口に出した言葉は、「え?パパ英語話せないじゃん!」でした(笑) なんとも、失礼な娘ですが、、、(父の名誉のために、お伝えしておくと、父は人並み以上には英語ができる人です。子どもの頃の私はなんと失礼な、、、)
 父は大笑いして「そう、だから気付いたことがあるんだ。笑顔だけはイギリスでも伝わった。笑顔は、共通言語なんだよ。国を越えるんだ。だから、笑顔でいることは大事なんだよ。」と。

 つい最近、このことを思い出しました。なぜだか、理由は分かりません。面接練習でずっと「笑顔」について考えていたからかもしれません。本当にふっと思い出したのです。

 きっとこのお話を父は何度もはしていないと思います。幼い頃に、たった数回程度だったはずです。不思議なことに、人は大切な時期に大切なことを思い出すように設計されているのかもしれません。

 「笑顔の発信源でありたい」
 これは、私がずっとお話していることです。きっと父のDNAが私に、確かに受け継がれていたのでしょうか。父が「共通言語『笑顔』」と核心を持ったように、私もまた「笑顔の発信源でありたい」と確固たる核心を得ました。

 笑顔は、国をも越えます。父がそう教えてくれていました。私の笑顔につられるように、子どもたちが笑顔になれるように。そんな魔法を私は子どもたちにかけたいのです。だから、私は、「笑顔の発信源」になりたい。

 幼い頃、父がそっと伝えてくれた教えは確かに私の人生に心に在りました。もし教職を目指していなかったら、思い出さなかったのかもしれません。教師は、「笑顔」という共通言語を持って、人を育てる職業なのだと思います。

 父の教えである 共通言語『笑顔』
 私が志す 『笑顔の発信源』
 
 その夢は、まだまだこれからです。私はやっとやっと始まりへの挑戦を今しているところ。父には、まだまだ敵いませんが(笑) 私は私の世界で、「笑顔」を大切に、いつか父にこのお話をしたいと思っています。

(下野)

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ありがとう (下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。4月に半年も待って届いた新しい車がとっても大切な相棒となりつつある、8月。月日が経つのはあっという間だなと感じます。

 そんな私の経験。これまで沢山の経験を積みました。それは日常の些細なことであったり、本から得た知識であったりそれはもう様々です。

 私は、「人にモヤモヤを伝えること」が極端に苦手です。言わない方がいいなと思ったり、これを伝えて関係性が壊れてしまったらどうしようと思うから。

 小学生の時も、中学生の時も、高校生も、勿論大学生になってからも20歳を超えるまでは、「あ、それ良くないんじゃないかな?」と思っても私がやればいいや、私が我慢すればいいやと口を固く閉ざして生きてきました。

 アルバイトを初めて2年目。ちょうど20歳の誕生日を迎えた4月に、先輩方が全員卒業されました。私たちの直属の先輩はいなくなり、私たちだけでお店を守らなければならない状況です。不安でいっぱいでした。いかに先輩方に甘えていたのかを身に染みて痛感します。

 6月頃までは、お店はぐちゃぐちゃ。お客様からお叱りを受ける等々、それはもう悲惨な状況で、トレーニングも上手くすることができず、後輩達との関係も最悪でした。

 ある日、卒業された先輩がお店に遊びに来てくれました。悲惨な状況を見て大笑いし、「あやみちゃん我慢してるでしょ?(笑) いいんだよ、言って。貴方がトップなんだから。自信持って。あやみちゃんにならみんなちゃんとついてくる。それが、上のする役目だよ。」と。
 見抜かれていました(笑) 私は、後輩達が出来ないことは自分がカバーすれば良いとずっと1人で動き回って空回っていただけなのだと気付きます。

 そこから、私は変わりました。まずは、全てに感謝することから。「○○してくれてありがと。助かったよ。」「今日もお疲れ様。ありがとう。」といったように、1人でありがとうキャンペーンを開いたのです。
 そして、同期にも、後輩にも仕事の伝え方を変えました。仕事ひとつひとつの意義を伝えながら、「こうすると効率がよくなるよ」であったり、「この仕事をしておくと、次の人がとっても助かるよ」だったり、、、。
 さらには、みんなの良いところを共有するようにしました。「○○さんがこの仕事をしてくれたから、みんなが仕事をしやすくなりました。とっても素敵なことだなって私は思います。」というような文面を私が働いた日には投稿していました。

 こんなことを続けていくうちに、それはもう変わる変わる。目まぐるしく、とっても優しいお店に大変身しました。岐阜という片田舎で季節のおすすめドリンク売上全国一位を叩き出したり、お客様からのお褒めの言葉が社報に何度も載ったり。

 私一人だけの力ではありません。ありがとうキャンペーンは、みんなに伝播し、キャストみんなが「ありがとう」を伝え合う関係になりました。仕事の意義をひとりひとりがしっかりと理解し、新たに入ったキャストにはそれを伝える風習が私たちの店には出来ました。お互いの良いところをありがとうを添えて伝え合う関係もまた、伝統となりました。

 最近気付いたことがあります。これってプレ学級経営だったのかなと。学級経営において、私が大切にしていきたいことをアルバイトで実践していたのだと思います。
 
 面接練習で「貴方が学級経営で大切にしたいことは何ですか?」と問われれば、アルバイト先のみんなの顔を思い浮かべます。「ありがとうを伝えられる学級」。これが根幹だと私は思っています。

 「ありがとう」は、人を繋げる と私は位置づけています。当たり前のように側にいてくれる人、いつも心の支えになってくれる人、価値観が合わない人、絶対に許せない!と思う人にも「ありがとう」を伝えられたら、それはそれは素晴らしいのだと思います。「ありがとう」を伝えられる人に子どもたちにはなって欲しいのです。そして、私もまた子どもたちに「今日も生きていてくれてありがとう」と。そう言葉で伝えたいと思っています。

 アルバイトから学んだことのひとつを、今回は綴りました。長くなってしまいましたが、ご高覧頂いた皆様ありがとうございました。どうしても、綴っておきたい経験だったのです。

(下野)

聴す(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。ここ数日、ずっとセーブをかけていたアルバイトを解禁しました。面接練習と兼ね合いを取りながら、今は思う存分いつものお得意技「笑顔の発信源」として、楽しく働いています。

 カフェでのアルバイトももう5年目。それはもう沢山の後輩がいるわけなのですが、卒業を控えたこの半年は特に後輩育成に力が入ります。それは、私が居なくなってもお店を守って、それに加えもっともっとより良くして欲しいから。

 夏休みのこの時期、アルバイトの応募は沢山きます。先日、新人の女の子が入りました。トレーニングをする中で、「迷惑をかけてしまうかもしれないけど、よろしくお願いします!」と言われました。

 迷惑か、と私は思います。そう言えば私も新人の頃、沢山先輩に迷惑かけただろうなと思いました。クレジットカード決済は連日間違えるわ、お客さんの目の前でお皿は割るわ、それはもう多大なるご迷惑をお掛けしていました。それでも、いつもいつも笑い飛ばして許して貰っていました。たまに、怒られて落ち込んでいたけれど、次の日には「よっしゃ!頑張るよ!」と言ってくださる先輩ばかりに囲まれて育ってきた私。

 そんな私の返答は「迷惑は、かけていいんだよ。だから、その分これから後輩が出来た時にそれをカバーしてあげられるキャストになってね。」でした。これが私が先輩から背中で教えて頂いたことだと思うから。

 新人の子の顔がパッと明るくなりました。どうしても、5年目の先輩は怖そうに見えるんだと思います(笑) 肩の力がスっと抜けてくればいいなと思って掛けた言葉。

 人って誰かに迷惑をかけて生きているのです。迷惑をかけることが当たり前だとも言えるのではないでしょうか。だから、「聴す(ゆるす)」。聴くの字をとって、「聴す」は「ゆるす」と読むそうです。みんながみんなに助けられて支えられて生きている。だからこそ、人の心や声に耳を傾け聴くことで、「聴し合える」そんな関係が築き上げられたら素敵だと私は思います。

 アルバイトでは、沢山のことを学びました。そして、残りあと半年。後輩育成に力を入れながらも、私が教師として生きていく上で大切なことをまた一から学んで宝物にしたいと思っています。

(下野)

楽しみ?教員になりたくてたまらないでしょ(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。教員採用試験の一次試験の結果待ちの今、私たちは面接練習に励んでいます。

 愛知県の教員採用試験の一次試験は、筆記試験のみ。来る日も来る日も問題集を解きこみ、もう後輩に渡せないほどにボロボロになってしまいました(笑) そんな日々を抜けて、来たる二次試験の面接試験の為に、入念に面接練習を重ね、自分自身と沢山向き合う時間を過ごすなか。

 ある日の面接練習が終わった直後、タイトル通り
 「楽しみ?教員になりたくてたまらないでしょ。」とある先生からこのお言葉を頂きました。

 私は、面接が好きです。自分の想いをやっと伝えられます。なぜ教員になりたかったのか、私にとっては命からがら辿り着いた道でした。

 「教員になりたくてたまらないでしょ。」この言葉は、とっても嬉しかったです。「そうです、なりたくてたまらないんです!それはもう早く!」と意気込んで返事をしました。

 練習ではあるけれど、想いが伝わったのだと思いました。そして、私自身「教員になりたくてたまらないんだ」と改めて自覚し、自信を持つことが出来ました。

 本番まであと少し。この時期の教育学部の4年生のほとんどが皆「あと少し」と口ずさんでいるように思います。本当にあと少しで終わってしまいます。だからこそ、悔いのない自分らしい「準備」と「教員になりたくてたまらない」という想いを胸に、もうひと踏ん張りです。

(下野)
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過去の自分から学ぶこと(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。玉置ゼミに加入して、はや1年半が過ぎようとしています。もうそんなに?と思う程、早く感じるのは玉置ゼミでの学びが濃密で深いものだからだと思います。

 玉置先生の元で学べると決まってから、私は沢山記事を書きました。議事録も沢山書かせていただきました。

 教員採用試験は、自分が自分に真っ直ぐ向き合うべく試験です。私は、時折自分が書いてきた記事を読み返します。すると、「ああ、こんなものを書いたな」「この時はこういう気持ちだったな」とよみがえってきます。ありがたいことに、過去の私は、記事のおしまいを必ずこういう教師になりたいとか、こう子どもと向き合いたいと綴ってくれていました。

 過去の私から学ぶことがあります。面白いことです。あまりにも「なりたい教師」や「ありたい子どもへの向き合い方」が多すぎて、いつだって私は夢を追いかけているんだなと自分で自分に関心してしまうほど。

 もうその夢へのスタートラインに立つ挑戦は、始まりました。あともう少し。過去の自分から学んだ私の夢を願いを今の私が叶えるんだと気持ちを持って。(下野)
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今も昔も。(今井)

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 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。一次試験が無事に終わり、ひとまずホッとしています。あともうひと踏ん張り!最後まで走り抜けたいと思います。久しぶりに「みうのひとりごと。」です。

 私は、歴史が苦手です。中学、高校とテストのための暗記をしてしまったため、今頭に残っているのが断片的な知識なのです。教採を受けるにあたって、これはまずいぞと思い、歴史の漫画を読み始めました。ストーリーで頭に入るので、この勉強法は中々良かったなと思います。後輩にもおすすめします。

 漫画を読んでみて、気づいたことがあります。それは、事件の原因は人間の「嫉妬」から生まれるということです。後継者争いや、地位のために多くの人の命が奪われていました。一度や二度ではないのです。「またかー!」とツッコミを入れたくなるほど。「嫉妬」は、こんなにも人を変えてしまうのか。とも思いました。

 そのような歴史があると知っていても、人の「嫉妬」は中々無くなりませんね。今も昔も。

 自分のガソリンとなる「嫉妬」もあるでしょう。「良きライバル」です。

 SNSが普及し、他者と比べないでいる方が難しい時代。大切なのは、その「嫉妬」を他者に向けないことでしょうか。自分自身を高めるガソリンに。(今井)

信じる魔法とやってみる価値(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。教員採用試験の一次試験が先日終わりました。ホッと一息は、まだもう少し先。今は、一次試験の通過を願いながら二次試験へ向けて面接練習に励む日々を送っています。

 そんな一次試験の前夜。私は、中高の恩師に連絡をしました。先生嫌いの私が唯一大好きだと言える先生です(笑)

 私が教育学部を目指した時、職員室はきっと大騒ぎだったと思います。「え、下野が?」そんな心の声が顔にダダ漏れの先生ばかりでした(笑) よく言えば色んな方向から物事を見る子、悪く言えばひねくれていたトゲトゲな私は「だって、私は先生たちみたいな先生になりたくないんだもん!私みたいな子の気持ちが分かる先生に私はなりたいんだもん!」と言い張っていました。

 そんな私に、ひとりだけ。たったひとりだけ。笑いながら「向いてるかどうかはやってみないと分かりません。貴方は、頭が良いから大丈夫でしょう。それに、貴方みたいな子どもの気持ちは貴方にしか分からない。やってみる価値はあります。」と仰ってくださる先生が居ました。中学生の時に社会科を教えて頂き、高校1年・2年の担任の先生です。

 そう言って頂いた時、きっと私は生意気だったので「先生だけじゃーん!分かってくれるの!」なんて大口を叩いていたはず。でも、心の中ではとっても嬉しかったんです。誰に話しても、「本気?」と聞かれた私を信じてくれた先生が1人だけでもいてくれたことが。特別頭が良いとも思ったことも無かったし、正直そんなに自信がなかった私の唯一の救いでした。「やってみる価値」に私は掛けようと思いました。

 何とも恥ずかしい世界は自分たちで回っていると本気で思い込んでいた中学生、高校生を見守っていてくださった、唯一夢を応援してくれた先生に一次試験前に連絡を入れました。どうしても先生に連絡がしたかったこと、やっと採用試験まで辿り着いたこと、合格したら必ず会いに行くこと、全部に感謝を込めました。

 先生は、「ここまで長くて、本当に色々あったと思います。でも、それを乗り越えた貴方が多様な生徒の喜怒哀楽に寄り添える先生になれることを願っています。」と返信をくださいました。ほら、やっぱり信じてくれていた。私の夢を最後まで応援してくださる。

 「やってみる価値」に掛けた私。それを信じてくれた先生。私も先生のように、子どもを信じたいと思っています。きっと、先生は私のことを今もこれからも信じてくれているんじゃないかななんて恩着せがましいことさえも思わせてくれる魔法が「信じる魔法」でした。

 「やってみる価値」への挑戦はまだまだ続きます。信じてくれた人に感謝を伝えられるように。

 あと少し!!!!頑張ります!!!

(下野)
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