準備(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。

 教師としてどう在りたいか、人としてどう子どもたち関わっていきたいか。私には何が子どもたちに伝えられるだろうか。

 上記は、私が最近よく考えることです。

 私のまだ拙い22年間という人生を振り返ると、「苦手」を「好き」に変えてきた人生でした。

 私は、人前に立つこと、加えて人前で話すこと。だけに留まらず、そもそも人と話すことが苦手でした。
 私は、書くことが極端に苦手でした。
 本番にもめっぽう弱く、何か大事な場面では必ず良い結果は出せませんでした。

 その私が今は子どもの前に立って授業をする教師を目指している。
 「書くことによって学ぶ」が代名詞の玉置ゼミの一員としてここにいる。
 自分の100%を出したいと本番に挑むことが出来ている。

 昔の私と今の私が出会ったなら、、、
 「え?教師になるの?やめやあ、向いてないよ。ほらだって、話すの苦手じゃん。学級通信も上手に書けないよ。参観日とかもきっと上手にできないよ。」なんて言われそうです(笑)

 それならば、と今の私はこう答えるでしょう。
 「そんな私が好きだった?本当は、上手にみんなの前で話したいのに。本当は、もっと上手にやり遂げたいと思ってるのに。いつも自信がないのは、自分でしょ?それなら、準備すればいい。全部怖くないぐらい準備するんだよ。今の私はそうしてる。」

 「準備」です。私は、「努力」という言葉があまり好きではありません。なんだか、すごく頑張っているような、頑張らなければならないような言葉だから。なんだか「努力しなさい」という言葉は、終わりが見えないように思うのです。だから、私は俗に言う「努力」を「準備」と置き換えています。

 全ては、「準備」なのです。昔の私は、努力しなきゃしなきゃと思っていました。でも先が見えないから、中途半端に終わってしまうのです。だから、話すこともまとまらず、書くことからも逃げて、本番に弱かったのです。

 いつから、「準備」をするようになったかは分かりません。いつからか、自分を好きになるために「準備」を絶え間なくするようになりました。

 人前でしっかり話すために、初めは話す内容を書いてまとめてそれからやっと話せるようになりました。でも、今では、頭の中の引き出しを要領よく開けて話すことができます。
 書くために、それまた沢山書いて書き直して書いて書き直してを繰り返して、やっとそれなりの文章になりました。それも今では、スラスラと文章を綴れるようになったのです。
 大人として結果を求められる時は、心配性の塊のような動きをして準備に勤しみ、初めて上手に回せるようになりました。今では、様々な経験を糧にこの時はこういう立ち居振る舞いをするといった自分なりのスタイルが出来ました。

 「苦手」を「好き」に変えるためには、「準備」が必要なのです。闇雲に「努力」をするのではなく、何か指針を持って「準備」すること。

 私は、子どもたちの「苦手」にこう寄り添いたいと思います。「苦手」を「好き」に変えてきた人間が今あなたの目の前にいること。「苦手」が少しの「準備」で「好き」に変わっていくと大分人生が面白いこと。

 私と出会う子どもたちには、楽しく笑顔で人生を歩んで欲しいのです。命を大切にして、心を大切にして、楽しく面白く笑って生きて欲しい。そのために、大事な1年間をこの学級でこの仲間で一緒に笑って過ごそうね。と。私は、来る教職人生をこう始めたいと思っています。

 教員採用試験も教師となるための「準備」です。私が大好きな「準備」を惜しまない私であるために。

(下野)

20220515バンクーバー日記(小林)

 今週は月曜日から金曜日までブレイクタイムで、学校がお休みでした。このブレイクタイムのおかげで心も身体もしっかりと休めることができました。

 月曜日にはカレッジのクラスメイトとグランビルアイランドへ観光に行きました。ここは多くのお店やレストランが並んでいる小さな街のような場所です。お店の商品を見ていると、家族や友達に買って帰りたいお土産のことばかり考えてしまいます。バンクーバーは物価が高いので普段は甘いものを買うのを我慢しているのですが、この日は自分へのご褒美として、甘いものをお腹いっぱい食べられてとても幸せでした。

 水曜日には一人でディープコーブという大自然へ観光へ行ってきました。日本にいた頃は、一人でどこかへ出かけることはほとんどありませんでした。そんな私が予定がないからという理由で一人で観光へ行ったことに自分で驚いています。曇りと雨の天気でしたが、それでもとてもきれいな景色を見ることができました。また晴れの日に挑戦しようと思います。

 そして今日は私の誕生日だったのですが、シェアメイトがお祝いしてくれました。ホールケーキとピザとビールを準備してくれました。ケーキは私が一番好きなチーズケーキで本当に美味しかったです。私のために話し合って準備してくれたことが本当に嬉しかったです。次は私がシェアメイトの誕生日を盛大にお祝いできるように頑張ろうと心に決めました。

 バイト先では傷つくこと、悔しいことが沢山あります。例えばお客さまに「もっと英語できる人呼んできて」と言われたこともありました。そういった一言が本当に悔しくて、自分が情けなくて、バスの中で泣きながら帰ったりしています。でもこのような辛い出来事と同じくらい、たくさん幸せな経験もできています。毎日がとても濃くて、宝物のような思い出でいっぱいです。本当に留学に来てよかったと思えています。こんな気持ちを味わえているのは確実にまわりの方々のおかげです。アルバイト先の先輩方、学校のクラスメイト、シェアメイト、そして日本から連絡を取ってくれる方々。すべての方に与えてもらった分の恩返しをすることはできないかもしれません。だからこそ感謝の気持ちをずっと忘れないようにしたいです。(小林)

写真は左から、グランビルアイランド、ディープコーブ、誕生日の写真です。
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失敗の反対 (下野)

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 こんにちは、7期生の下野です!

 「教員採用試験まで残り○○日です!」の通知が枚私には届きます。アプリで設定しているのです。勉強を初めて、はや半年。きっと最初の頃よりは、うんと知識も技術も積み重なっていることを実感しつつも、ちょっとの不安も日に日に大きくなっているように感じる今日この頃。

 そんな教員採用試験の対策で、「小論文」を私は週に1本書いています。あるテーマで「失敗」について書くことがありました。

 ふと、書きながら思ったことがあります。
 「失敗」の反対は、本当に「成功」なのか。一般的には、そうでしょう。でも、私はどこか違和感を抱くのです。

 「失敗」の反対は、「挑戦」なのではないだろうか。「挑戦」をしなければ、「失敗」は訪れません。つまり、「失敗」は実は、「失敗」という言葉だけで表すには勿体ない。「栄えある失敗」とでも言い換えれるように思います。

 この小論文を私はこのように締めました。
「子どもたちに、挑戦する癖をつけさせたい。失敗に対して、ちゃんと悔やんでいけるように、ちゃんと傷ついていけるように。それでも尚、挑戦する力を持てるように。」

 多くの「栄えある失敗」は、人を強くします。成長させます。それは、「挑戦」をしたから。人には「大成功」に見えても、自分にとっては「栄えある失敗」の時だってあります。一方で、人には「大失敗」だと責められても、自分にとっては「大挑戦の結果の栄えある大失敗」だと思ってしまえばいい。そんな風に人生を生きたら、面白いじゃないか!と私はこんなことを思います。

 私は、「小論文」が好きです。自分が子どもに何を伝えたいか、どんな景色や考えを子どもたちに見せたいか。それらを言葉にできることが嬉しいのです。

 さあ、人生を賭けた大挑戦!教員採用試験へ!

(下野)

人にはヒトの乳酸菌(今井)

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おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。
電車に貼られている広告を見るのが地味に好きな「みうのひとりごと。」

今、教採に向けて勉強をしています。なんだかんだ楽しんでいる自分もいながら、もっとみんなやっているのではないか、合格できるのかな?と思ってしまう時があります。

中学,高校のテスト前、「勉強した?」と聞き合う風潮が結構嫌いでした。
でも、聞いてしまうんですよね。みんな「全然してない。」って答えるんです。それが嘘だということもわかっているのですが、聞いてしまいます。その言葉を聞いて、自分の中で安心したいのです。

今も、「一般教養勉強してる?」とか「バイトどのくらい入ってる?」「1日どのくらい勉強してる?」と聞いてしまいます。

みんな沢山やってるんだ、私もやらなきゃ。と思えるので、知ることで、良いこともあります。でも、友達のやり方を真似したって、自分に合うかどうかは分からない。ただ友達を真似ることはしないよう心掛けてます。あくまで、自分が良いと思ったことを。

題名に書いた「人にはヒトの乳酸菌」という言葉。

ビオフェルミン製薬が伝えてきた“人にはヒトの乳酸菌”とは、健康なヒトの腸を研究して生まれた、人のおなかと相性がいい乳酸菌を意味します。
(ビオフェルミン製薬HPからhttps://www.biofermin.co.jp/pdf/news_20210705.pdf )

本来の意味とは、少し違いますが、私はこの言葉を「人にはヒトそれぞれの乳酸菌」という意味で使っています。(笑)
私には私の、あなたにはあなたの、相性がいい乳酸菌がいるはずです!!

他人と比べて不安になったり、他人に安心を求めてしまうけど、自分の乳酸菌は自分の中にしかなくて、自分にしか見つけることはできない、それが「人にはヒトの乳酸菌」✌︎✌︎(今井)

※画像はビオフェルミン製薬HPから
岡田将生かっこいいなー(笑)

言葉の引き出し(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。
 教員採用試験まで残り2ヶ月と少しになりました。段々と詰めている勉強もたまには「はあ」と心が溜息をつく日がやってきたりもします。

 そんな時、「書くこと」が私を救ってくれます。ふと、私はいつから「書くこと」が好きになったのだろうと疑問が湧きました。読書感想文は、大の苦手。作文の授業では、ダメな書き方だ!なんてクラスみんなの前で言われたこともありました(笑) 今思えば、よくトラウマにならなかったなと思う程の出来事もあったはずなのに、今、私は「書くこと」で頭の中を整理しています。

 益々、いつからこんなに「書くこと」に重点を置いて生きるようになったのだろうと疑問は深まるばかり。特段、文章を褒められたことがなかった私ですが、「言葉」は好きでした。国語専修とは言えど、国語が好きというより、「言葉」が好きです。

 高校3年生の時、梶井基次郎の『檸檬』を学びました。作中、檸檬の果実は「黄金色に輝く爆弾」と表されています。心の鬱憤や焦燥感を込めた「黄金色に輝く爆弾」。檸檬の果実が「言葉」ひとつでこんなにも末恐ろしい物体に変わるのかとヒンヤリした気持ちは今でも忘れません。

 きっと私は、そこで「言葉」の面白さに気付いたのだろうと今は思います。「言葉」ひとつで、伝わり方は変わる。

 もうひとつ『檸檬』の冒頭で私の好きな「言葉」があります。


  えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終壓へつけてゐた。焦燥と云はうか、嫌悪と云はうか−


 なんだかよく分からないものが自分にのしかかり、焦燥感を募らせているのか、嫌悪感を募らせているのか、自分でも理解できない。そんな状況。人は、生きているうちに「えたいの知れない不吉な塊」に心飲まれる瞬間があります。そんな日もあっていい。でも、なかなか上手く「言葉」にできないから、心が余計に蝕まれていくのです。

 先人が上手に「言葉」にしてくれています。自分の気持ちが分からなくなった時、「言葉」の引き出しは、心を救ってくれるのです。だから、「書くこと」が好きなのだと。「言葉」の引き出しを少しずつ少しずつ増やしていく為に、私は、「書くこと」をこれからも大切にしたいと思います。

 子ども達が不安になった時、苦しくなった時、もし私の持つ「言葉の引き出し」が少しでも心を癒せたら。きっと私の「書くこと」の意味がそこにあるように思うから。

 「書くことによって学ぶ」玉置ゼミの伝統を受け継ぎながら、これからも「言葉の引き出し」を蓄えていきたいです。

(下野)
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20220506バンクーバー日記(小林)

 最近はテスト週間とアルバイトでなかなか自分の時間が取れないことが続いていました。そんな中、アルバイト先の先輩やシェアメイトに精神的にとても支えられました。例えば私が元気がないことに気づいて、シェアメイトがアルバイトに行く前にお散歩に誘ってくれました。アルバイト先の先輩は、夜ご飯を食べに連れて行ってくださいました。お金を稼ぐためにアルバイトを出来るだけたくさんしなければいけないことと、最終テストに向けて勉強しなければいけないことが今の私には少し辛かったです。

 けれどこんなことで辛くなっている自分に情けない気持ちになりました。私の考えでは、教師は子どもたちに自分の機嫌を感知されてはいけないと思います。私が子どもたちの気持ちを繊細に感知するべきです。もっと常に心に余裕を持てるようにならなくてはいけなかったと反省しています。

 昨日ついにテストが終わり、日記を書くことが出来ました。1週間に一回書こうと決めていたのに、続けられなかったことが悔しいです。

 昨日はホームステイのときのルームメイトに最後にカフェで会いました。明日9日に彼女は日本に帰ります。彼女は日本人ですが、ホームステイ期間、毎日英語でコミュニケーションを取っていました。彼女の英語に対する姿勢に私も良い影響をたくさん与えてもらいました。彼女は大学四年生の前期を終えて休学してバンクーバーに来ていました。彼女の目標は教科書出版会社に入社することで、留学と同時に就職活動もオンラインでしていました。私は夢に向かってまっすぐな彼女を応援していました。しかし昨日、二社どちらも不採用であったと聞きました。でも後悔はしていないと彼女は言いました。きっと、後悔はしていないと言い切れるほど、たくさんの努力をして多くの時間を費やしたのだと思います。きっと彼女なら、新たな縁で結ばれた会社で輝けるのだろうなと確信しています。

 もうすぐバンクーバーで過ごして3ヶ月が経過するので、今の心境を書き留めておこうと思います。たった3ヶ月ですが、今までの人生で一番辛い、一番楽しい、両方の気持ちを経験した気がします。初めての海外でクラスに馴染めない、家が見つかるかどうかの不安、家族に会いたい。この三つが重なっていたときは本当に辛かったです。そして夢だった海外での生活、初めての自炊、新たな仲間との出会い、全ての新しい経験が本当に楽しいです。心配しながらも留学に行くことを許してくれた両親に心から感謝しています。

 私は周りの人に恵まれて毎日とても幸せです!

 写真は20時40分に撮った写真です。夜なのにまだ明るいです。
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ばかまじめ(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。先日、今井さんの『ばかまじめ』の記事がアップされました。「ばかまじめ」/Creepy Nuts×Ayase×幾田りら 聞いたことがなかったので、早速聞いてみました!!

 「まじめ」と聞くとどうでしょう。今井さんの記事にもあった通り、何処かつまらなさを醸し出す言葉のようにも思います。私は、「まじめ」とは程遠い人生を歩んできました。あまり、「まじめだね〜」と言われたことはこれまでありません(笑) ごく稀に、言われたりもしますが、、、それでも程遠い言葉です。

 だからといって、別に不真面目に生きてきたつもりも無かったりもします。その時その一瞬の100点満点はできないかもしれないけど、100%は力強く生き抜いてきた自信だけはあります。

 そんな私がこの曲を聴いて、思ったこと。

 それは、毎日は進んでいること。私はたしかに「まじめ」とは程遠い人生を歩んで来たかもしれない。それでも、毎日少しずつ少しずつ前に進んでいて、やっとここまでたどり着いて、そんな自分に誇りを持って。

 もう努力が評価される歳ではないこと、プロとして大人としての結果が求められるようになってきていること。色んなことがあるけれど、色んなことが私にのしかかってくるけれど、それはきっと、進んでいるから。ここまで登ってきたから。

と、こんなことを考えました。

 人生は、不思議です。確証のない成功や面白さや楽しさに目を眩ませ夢を膨らませ、頑張れてしまいます。だからこそ、人生は楽しくって、ちょっとの期待を込めて頑張ってみることを辞められない。

 人生を「ばかまじめ」に楽しんで頑張ってみるのが面白いんだ。とこの曲を聴いて気付かされました。

 今井さん、素敵な曲を紹介してくれてありがとう。(下野)

ばかまじめ(今井)

おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。
みなさんGWはいかがお過ごしでしょうか。受験生の私には長期の休みは、恐怖の休みです。勉強を沢山するぞ!と意気込む反面、沢山時間があるのだから無駄にしたくないという、嬉しい気持ちと嬉しくない気持ちが混在しております。(笑)

今日は、私の最近のお気に入りの曲を紹介します。「耳の癒し」コーナーとでも名付けておきましょう(笑)

私のお気に入りの曲は、「ばかまじめ」/Creepy Nuts×Ayase×幾田りら という曲です。

「まじめ」という言葉、もちろん、まじめなことは良いことです。私も悪いことだとは思っていません。だけど、なぜかこの言葉を好きになれないのです。

私は、自分で言うのもなんですが、まじめな方だと思います。今までに「まじめだね〜」と言われたこともあります。ほめ言葉としてかけてくれていることは分かっても、内心嬉しく思ってなかったです。

まじめすぎてつまらない、みたいなレッテルを貼られている気がしていたのかもしれません。でも、この曲を聴いて、まじめ上等、まじめ最高と思うことが出来たのです。

私は、特に1番2番のサビの歌詞が大好きです!
ぜひ、聴いてほしいので、歌詞の紹介はしないでおきます(笑)


「まじめ」を超える「ばかまじめ」を目指して、明日もまた頑張ってみようかな〜

p.s.画像は、この曲に全く関係ないですが、このCM懐かし〜(今井)
※写真は、ORICON NEWSから
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