2021年11月29日仕事日記

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 早朝から12月に講演する中で、これまでにない依頼に対応するための資料集め。予定ではすでに終えているはずなのに、計画通りにいかないのは常のこと(泣)。

 9時25分に地元駅乗車。名古屋駅から新幹線で岡山駅へ。12時12分着。そこからタクシーで50分間。タクシー代は1万円を超える。もちろん依頼の岡山県総合教育センターが出していただけるので僕の腹は痛まないが、それにしても高額。運転手さんに良いことをした気分。ちなみに名古屋から岡山への新幹線代を超えた金額。

 13時10分ごろ、岡山県総合教育センター着。担当の方と打合せ。情報交流。お弁当をいただき、講演準備。

 14時15分から「これからの学校におけるミドルリーダーシップ」と題して、15時35分まで講演。参加者は午前中から研修を受けておられるので、終日プログラムの内容を見て、参加型にすることが研修疲れを感じてもらわない手段だと判断して、いつも以上にペアでの話し合いを多くとる。最後の30分間は課題を提示してのワークショップ。16年目の皆さんに少しでも学校づくりの面白さを感じていただけたら幸い。

 センターから岡山駅まで再びタクシーで移動。新幹線で名古屋まで。夕食をとって帰宅したのは20時30分。今日も長旅。車内でしっかり睡眠をとったので疲れはなし(笑)。

 今井さんが先日の「教育と笑いの会」の感想を記事にしてくれた。僕はもちろん、雀太さんも小痴楽さんも喜んでいただく革新をつく良い記事。この記事をお読みいただくと、しまった!見ればよかった!と思っていただけること間違いなし。今井さん、ありがとう。

2021年11月28日仕事日記

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 昨日の「第14回教育と笑いの会」の振り返りを自分自身で。中心となって動いていただいた事務局3人の皆さんにお礼メッセージ。野口芳宏先生にはいただいた資料感想も届けたいと思って電話。雀太さんや小痴楽さんにもメッセージ。

 今日は写真のwebセミナー「紙ドリル&デジタルドリルを併用した学習を考える GIGA端末を活用した学校全体で考える小学校6年間の学習指導」で基調講演。

 僕の主張は「紙ドリルもいい、デジタルドリルもいい」。ベネッセによる事前調査をもとに、紙、デジタルドリルそれぞれのよさを押さえて、管理職向けに校内研修方法を提案、さらに学級づくりまで、20分間で言及。

 僕の後の高橋朋彦先生の実践発表に圧倒される。示されたいくつかの子どもの記述から、確かに子どもが育っていることは明白。子ども自身が学習調整をして、自ら進んで繰り返しドリルを有効活用していることなども、子どもの記述からよく伝わってくる。まさに「ハンカチ理論」で、ドリルの有効活用を通して子どもたちの学習力を高められるという事実を示していただけた。総括すれば、子どもたち自身が個別最適な学びを構築していく力を育てている高橋実践。日曜日午前のセミナーで参加を躊躇した方もあるだろうが、大いに参考になったはず。

 最後は、高橋先生の実践をさらに価値づけるために僕から投げかけながらの対談。この10分間足らずで、一人一人の子どもの育ちを長い目で見て、地道に取組を続ける高橋実践の本質が明らかにできたと思う。

 セミナー終了後、30分間ほどのフリータイムでも、常時視聴していただいている方は200名ほどの人数。関心の高さを感じながら、併用ドリル活用による利点を高橋さんからさらに引き出す。あらためて高橋さんとの出会いに感謝。

 連載中の「週刊教育資料」の第73回目の原稿書き。今回も対話をテーマとして、「対話を支える子どもたちの関係性」と題しての原稿。精読して編集部に送信。

 6・7・8期生に12月の研究室在室日時をslackで連絡。さあ、それぞれのゼミ生を鍛える強化月間がもうすぐ(笑)。
 

2021年11月27日仕事日記

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 今日は「第14回教育と笑いの会」オンライン開催日。これまでの事務局の多大なご支援に応えるためには、良い挨拶と鼎談をすることだと肝に銘じて、今日まであれこれ頭の中で考えてきたことを整理する。これなら楽しんでいただけるだろうという見込みができたところで家を出る。

 ホテルプラザ勝川に10時30分ごろに到着。すでにオンライン機材の仕込みがされていて、機材の多さだけでも準備の大変さがわかる。感謝しかない。

 控室で、ネタを記憶することも含めて整理。野口先生、雀太さん、小痴楽さんら、出演者が到着。1年ぶりの対面で話が弾む。雀太さんと小痴楽さんとは鼎談の簡単な打ち合わせ。美味しい弁当をいただいて、心の準備も完了。

 13時30分開演。冒頭は僕の「挨拶&コロナ禍で笑わせていいか」。「春風亭一之輔さんのまくらです」と明言しての小咄は大ヒット。皆さんに気持ちよく笑っていただけた。

 漫才「山へ芝刈りへ」、教育漫才「学校RR」、野口芳宏先生のスタンディング落語。特に野口先生のお話には脱帽。展開も笑いの箇所づくりもさすがで、野口流の語りで笑いは爆発。

 柳亭小痴楽さんは「新聞記事」、桂雀太さんは「胴乱の幸助」。しばらく休んでおられた雀太さんは、パワーアップした落語を聞かせていただけた。

 落語と教育を結び付ける雀太と小痴楽と僕との鼎談は、自分では大成功。面白くて、深くて、笑いながら落語を演ずる心得と教師の授業づくりの心得を結び付けることができたと自負。皆さんのおかげで、大満足の第14回教育と笑いの会。来年11月26日(土)大須演芸場での第15回で、この会は終了予定。野口芳宏さんからのご指示で始めた当会。十二分に一石を投じることができたと思う。

 解散後、「未来を拓く学校づくり研究会」の立ち上げについての提案を受けて話し合い。良い方向に進めていただいていることに感謝しかない。

 帰路で夕食。アルコールなしで、一人でささやかな打ち上げ。帰宅。何人からいただいた感想メールを読み、関係者の皆さんにはお礼メールを出して本日終了。

2021年11月26日仕事日記

 まずは大学業務から。中学校教育実習事前指導でのレポート未提出者に提出の促しメール発信。その後、事後指導の最後としてアンケートへの回答指示メール発信。

 10時から昼食・休憩を挟んで14時過ぎまで、授業と学び研究所会議。ある市のGIGAに関わる劣悪なネットや機器環境の情報提供を受け、私たちの範疇で何ができるかを検討。GIGA楽会の報告を受けて、次へのステップを考える。次年度研究所スケジュールの第一次検討など。

 「新教育ライブラリpremiere2」に連載中の「教頭・副校長のための時間が増える!仕事のワザ」の5回目の原稿書き。今回は、PTAに主体性を持たせて時間を生み出すワザ紹介。何度も読み、整ったところで編集部へ送信。

 6期生ゼミの今後をslackで発信。ゼミもあと7回。7期生ゼミが合宿に向けての準備をあれこれ始めている模様。ゲストから嬉しいメールも届く。

 明日は「第14回教育と笑いの会」。残念ながら今回もオンライン。参加者は有難いことに昨年よりプラス2名。ほっとできる情報。明日の僕の出番は最初の挨拶と桂雀太と柳亭小痴楽との鼎談。あれこれネタを考える。特に鼎談はこれまでにないメンバーなので、しっかり深掘りしたい。

 5期生の一人から電話相談あり。ちょっとしたヒントを提供。上向くことを祈る。

 研究室HP記事は、今井さんの「負けられない戦い」。記事が届いたとき、何だろうと思ったタイトル。皆さんもきっとそうだろうと思う。ぜひご一読を。

2021年11月25日仕事日記

 7時30分ごろ研究室着。珈琲とパンで朝食。いつものルーティン、ジャズが流れる研究室。

 就職課長にかつてのゼミ生がお世話になったお礼を伝える。互いに元校長として、昨日の愛知の大事件で心に浮かぶことを発露。

 1・2限は「第5・6回教育課程論」。「生徒指導」と「進路指導」がテーマ。火曜日の講義の際に試みた発問を今回も使い、内容に深く入り、考え話し合う時間を設定。手ごたえ十分!講義振り返りテーマは「スクールカースト」と「キャリア・パスポート」を指示。

 研究室で振り返り熟読。この時間は自分の講義を振り返る時間でもあって、貴重な時間。

 13時30分から14時30分まで、恵那市サテライトキャンパス検討委員会にオンライン参加。僕はアンケート実施の成果と実習実験後の発信について意見を述べる。

 15時過ぎに6期生松浦さん来研。卒論4章の展開相談。リード―文が物足りないと助言。余談として、今どきのレディース情報をたくさん教えてもらう。こういう情報を得られるのは大学教員の利点(笑)。

 16時から17時まで、オンライン「デジタル・シティズンシップ教育の最前線」と題した今度珠美さんの講演を視聴。全国各地で講演をされているだけあって、つい先日お聞きした内容と比較しても、視聴者の理解をますます高めるプレゼンとなっていて、さすが。

 次週の講義ワークシート印刷。ここで力尽きて大学を出る。17時過ぎの岐阜羽島から一宮間の高速は必ず渋滞が起こっている(泣)。18時40分ごろ帰宅。

 依頼原稿ネタをあれこれ考えるが、内容が定まらず。いつの間にか締め切りが迫っているのが2本。

 研究室HP記事は、7期生下野さんの記事「8期生の皆さんへ」。新たに玉置ゼミ生となる8期生へ向けての温かい記事。

2021年11月24日仕事日記

 7時少し前に家を出て大学へ向かう。研究室到着後、いつものルーティン。珈琲とパンで朝食。

 立川談慶師匠との共著本原稿書きは、いよいよ最終。いつものように「はじめに」を最後に。ほぼできたが、1日あたためることに。

 7期生slackに「チャンネル合宿」を設定。さっそく投稿あり。互いの動きを伝え合おうという意図。ドンドン使ってくれることを願う。

 9時30分ごろ、塩澤ゼミ生が数学授業におけるコンピュータ活用について相談のため来研。GC関連書籍を渡す。

 6期生ゼミは、卒業研究論文相談会。池戸君、名桐君、伊藤君、松浦さん、中野さん、金子さん、中江さん、つまり全員が随時来研。提出論文には、できる限り、その場で赤入れ。即赤入れできるというのは、まだ数ページだから。頑張れ6期生!形あるものには赤が入れられる。あなたの気持ちは励ませるが、赤はいれられない(笑)。

 12時30分ごろ、8期生の安藤さん来研。8期生で初来研。仕事日記や先輩研究室HP記事をよく読んでいて、僕への心遣いもあって嬉しいこと。あれこれ楽しい四方山話。

 13時から13時25分まで、明日の恵那市サテライトキャンパス検討委員会の事前打合せをオンラインで。委員長と事務局と副委員長を仰せつかっている僕とで、明日の検討事項を協議。

 急いで7108講義室へ向かう。13時30分から1時間ほど、大学会議に参加。

 研究室に戻り、15時からオンラインで、文科省「教育情報システム調査研究」の課題整理と今後の進め方について事務局と協議。僕の主張を全面的に受け入れていただけるようで、有難いやら、さらに責任を感じるやら。明日の講義準備をして大学を出る。今日も高速は事故渋滞(泣)。

 新聞とネットで、県内で起こったとても悲しい学校での事件概要を知る。どうして?と思うことばかり。

 18時15分から、オンライン大学CP委員会に参加。12月教授会提案に向けて着実に審議が進んでいる。最初にボタンをかけた責任を感じながら、皆さんのお知恵に感謝するばかり。20時過ぎ終了。

 続いて、28日のベネッセセミナーのオンライン打ち合わせ。聞くところによると、このセミナーへの申し込みが600人を超えているとのこと。身震い。

 当日の配信に際しての僕が想定したことを事務局には認めてもらえず、残念。もちろん主催者のベネッセの考えに従うべきだと踏まえた上で、僕は主張。最終的には講演内容が大切で、それが評価されることは承知の上。

 僕が基調講演した後、実践発表をされる高橋先生の内容をお聞きして感激。ぜひとも全国の皆さんにお聞きいただきたい確かな実践。僕の講演時間を短くすることが、よりよいセミナーとするために大切と自覚。

 別件で協議。形成的評価のとらえでの見解の相違あり。こうしたことはあって当然。僕好みの論議。

 研究室HP記事は、教育実習での学びを高橋さんが発信。絶対に教師になりたい!という文言から、受け入れ校の多大なるご配慮を実習委員長として感じる。これで7期生全員の記事発信終了。特に実習課の皆さんには読んでいただきたい記事ばかり。 

2021年11月23日仕事日記

 世間は勤労感謝の日で休みだが、大学は講義日程確保の観点から気をつけないと休みではない。ということで出勤。

 9時から教育課程論の5回・6回目。「生徒指導」と「進路指導」をテーマにしての2コマ。今日は、これまで思い付かなかった発問がいくつか浮かび、深く考えなくてはいけない状況を随所で作ることができたと自負。こういうときは特に授業が面白い。特に「進路指導→キャリア教育→主体的な学び」とつなぎながらの発問は、しばらく使えるもので、現役の先生方に発しても良い発問。ますます「主体的・対話的で深い学び」は、主体性が重要だと確信。

 研究室で授業振り返りを読み、チェック。受講生の「スクールカーストについての考え」「キャリア・パスポートのとらえ」を熟読。

 次回の教育課程論の講義準備。過去の内容をさらに精査して、新たな資料作成。

 15時ごろ大学を出る。楽しみにしていたNHK新人落語大賞の録画を見る。僕の審査は文句なしで、桂二葉さんが優勝。実際も5人の審査員が満点で、見事二葉さん優勝。人間を描いて笑わせたのだからこそ落語!

 小牧勤労センターで予約しておいた会議室使用料支払いして帰宅。早急にやらなければいけないことがないので、久しぶりにのんびり。

 研究室HP記事は、今井さんの教育実習の振り返り。同期にも後輩にもこうした記事は役立つはず。8期生の皆さんは特に熟読を。

2021年11月22日仕事日記

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 今朝は立川談慶師匠との共著本原稿の加除修正。いよいよ僕の担当の最終局面。

 続いて談慶師匠からいただいた新刊「不器用なまま、踊りきれ。超訳立川談志」の感想をFBで発信。

 10時45分ごろ家を出て西尾市立吉良中学校へ向かう。強い雨が続き、運転しづらい日。予想通り渋滞があり、ナビの到着時刻がドンドン遅くなる。学校まであと30分ほどのところで昼食。しばし休憩。

 13時ごろ西尾市立吉良中学校に到着。3年生の英語授業参観。教室に入ってすぐに感じたことは学級経営のよさ。子ども同士の関係性がとてもよく、教科担任とのつながりもすぐに感じることができた。

 授業での子どもは、これまでの英語力をしっかり発揮してコミュニケーションをとっていて、誰一人として活動が停止していない状況。どの方向にカメラを振っても、生徒の積極的なコミュニケーション場面がとれるといっても過言ではない。

 英語への苦手意識を持っている子どももいたが、周りがサポートしている姿を見ることもできて、気持ちの良い学習集団となっていた。教師が出るところも的確で、動と静が明確になっていた授業。

 授業検討会では、子どもの姿をもとに、なるほど!という指摘や、自分が追い切れていない場面を教えていただくなど、メモ多数。

 1時間の指導時間をいただいたので、写真のタイトルプレゼンを見せながら、前半は吉良中の研究の方向の価値付け。後半は授業動画をもとに授業者とやりとりしながらの全ての教科で生きる助言を心がける。

 終了後、校長室で「自己選択」と「学び合い」について質問を受ける。ここのところ自分が得た知見を伝達。その後の報告を待ちたい。

 帰路も渋滞。帰宅は19時前。21時30分にある電話相談あり。なんと23時から7期生オンラインゼミ。全員集合を前提としたときにこの時間しかなかったということ(笑)。

 考えてみたら、これまで7期生には話してこなかった自分の思いをしっかり伝え、12月の合宿に向けて準備すべき事項を提示。あとは7期生に任せたい。

 来年度の本学教育フォーラムの講演者も決まり、関係者へ連絡。本年度に引き続き、文部科学省からお呼びできることになったことが嬉しい。

 研究室HP記事は、久野さんの教育実習の振り返り。他のゼミ生と同様に濃厚な学び。恵まれた環境で真摯に取り組んだ証。

 久しぶりに研究室HPトップページ写真入れ替え。本日のゼミ写真!

2021年11月21日仕事日記

 先週1週間の疲れは相当なものだったらしい。体が重い。豊川、和歌山、稲沢、熊本、山口と移動距離がかなりあったこともあってのこと。目覚めても動くことがしんどくて、久しぶりの二度寝。

 体調がかなり戻ったところで、夢にまで出てきた7期生へのメッセージ(笑)。教育実習を終えたここからが重要だということを伝えるために、合宿の概要、7期生がすべきことなどをまとめる。それをslackで発信。まとめているうちに新アイデアが浮かぶ。これが楽しい。

 啓林館オンライン会議。13時から16時まで。提案と話し合いを通して、提供情報を絞り込んだ方がよいという考えに至り、会議後のアンケートを通して伝える。

 月刊誌「数学教育」2022年2月号原稿書き。スモールスキルで3本の依頼。一気に書いて送信。

2021年11月20日仕事日記

 今日は本学推薦入試日。その対応の1日。家を6時30分ごろに出て、帰宅は18時30分ごろ。無事終了。帰宅後、メール処理の気力も湧かない1日。

 研究室HP記事は昨日に続いて岡君が発信。中学校教育実習で教科力の乏しさを痛感したことは重要なこと。

2021年11月19日仕事日記

 6時に目覚め。身支度をして地元駅へ向かう。6時54分に乗車して名古屋へ。新幹線に乗車して新山口駅到着は11時24分。4時間30分の旅。

 山口県公立学校教頭会の皆さんにお迎えをいただき、会場のウエディングコートへ。会場に入ってビックリ。写真のように結婚式場のチャペルで講演することが判明。

 中国地区4県内の公立小・中学校教頭1000名ほどの方がオンラインで、僕の講演を聞いていただくとのこと。配信の業者、教頭会や会場の方と打合せしてリハーサル。会場の状況はわかるが、手元の小さいPCを前にしての講演はとてもやりづらいなと思ったが、致し方ない。

 美味しい弁当をいただいて、もう一度、講演データ確認。やはり納得がいかず。申し訳ないが、準備をいただいたレイアウトを変えて、僕が話しやすい講演位置に変更してもらう。ごめんなさい。

 13時から「第41回中国地区公立学校教頭会研究大会(山口大会) 第43回山口県公立学校教頭会秋季研修大会(山口大会)」の開会式。

 13時30分から僕の講演。演題は「令和の日本型学校教育を踏まえた教頭の在り方」。話し出して5分ほど経つと、係の方の動きが慌ただしくなる。何かあるなと思っていると、映像は配信されているが、音声が届いていないとのこと。講演中断の指示。これは大変なことになったと思ったが、教頭会の皆さんに任せるしかない。

 5分間ほど待っていると修復できたとのことで、講演再開の合図をもらう。あとはいつもの調子で、ネットで聞いておられる皆さんを意識しながらも、主に会場の役員の皆さんに向けて講演。

 終了後、「本当に楽しかったです」「面白かったです」という声をいただき、元気になっていただく講演を心がけただけに、とても嬉しい感想をいただいたと満足。たくさんのお心遣いをいただき、皆さんに感謝。

 15時36分に新山口駅で乗車。名古屋駅着は18時34分。駅地下で夕食。自宅へ戻ったのは20時5分。往復で9時間かかったが、このような大きな大会での講演機会は滅多にあるものではない。少々のトラブルがあっても、まさに充実の1日。

 研究室HP記事は、岡君の小学校教育実習の振り返り。後輩にも役立つ内容。良い学びをしっかりしている。
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2021年11月18日仕事日記

 6時30分ごろに家を出て、県営名古屋空港へ向かう。空港内喫茶でモーニング。

 8時15分、FDAで熊本空港へ向かう。9時45分ごろ空港到着。大規模工事が始まっていて、記憶にある熊本空港の姿は一切なし。

 熊本市教育センターの2名の方にお迎えをいただき、センター着。副センター長さんらと懇談。会議室を借りて原稿書き。熊本城付近を散策(写真)。昼食。

 14時から休憩10分を入れて16時30分まで、「スクールマネジメント教頭の働きかけの心得」と題して講演。教頭時代の体験談をたくさん入れて、本題に迫った(つもり)。今日もたくさん笑っていただき、話し合いもしっかりしていただいた。

 すぐに熊本空港に送っていただく。車の中での会話も楽しく、ここだから伝えることができる情報もたくさん提供(笑)。

 18時ちょっと前に検査場を過ぎて待合室に入る。18時10分からWi-Fiで、大学オンラインCP委員会につながり会議に参加。空港工事中で、自分が考えていたボックスがなく(泣)、雑踏の中で会議参加。1時間ほどで中座。軽食をとってFDAへ。

 21時過ぎに県営名古屋空港。車で自宅へ。多数のメール処理。原稿校正など。

 研究室HP記事は、下野さんの教育実習の振り返り。骨太の揺るがない確かな学びを得たことが、しっかり伝わっってくる記事。

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2021年11月17日仕事日記

 6時30分ごろに家を出て大学へ向かう。7時20分ごろ研究室着。いつものルーティン。研究室で珈琲とアップルパイで朝食。さっそく中野さんの卒論赤入れを開始。かなり書き進めてある論文なので、赤入れも大変。いよいよシーズン開始(笑)。

 1時間目は教職実践演習。例によって保護者対応。ますます無駄を省き、重点を強調しながらの展開。ロールプレイから得られた知見や関連した自分の経験談を話す。

 2時間目は6期生ゼミ。松浦さんが自身が考える道徳模擬授業をして、子ども役になったゼミ生から気づきを教えてもらい、論文に生かすための時間。

 まずもって松浦さんの授業はゼミでの学びの集大成のような授業で、学生の身でこれだけできれば十分と言えるものを見せてくれた。授業後、ゼミ生の意見をもとに、「つなぐ」「ゆさぶり」の価値づけ。

 12時20分に8期生10名が揃う。連絡手段のためのslackをインストール。6期生から使い方の簡単レクチャー。初の8期生記念撮影。数日後には研究室HPにアップしたい。

 13時30分から大学重要会議。30分ほどで終了。14時30分から教授会。実習委員長として報告。15時45分に委任状を出して中座。

 稲沢市小中学校管理職研修会のため稲沢市勤労福祉会館へ向かう。17時前に会場に入る。さっそくPCセットをするが、PCの電源が入らない。焦る。ようやくプレゼンが立ち上がり、RGBをつなぐと電源が落ちる。もう一度やってみる。同様な状況。HDMIにコードを変更すると、電源は落ちない。まったくもって不思議。不安を抱えながら講演開始。演題は「管理職として令和の日本型学校教育をどう進めるか」。

 この教育の3つのキーワード。新学習指導要領の実施を60分間。GIGAスクール構想を15分間。働き方改革を15分間で、合計90分間の講演。夕方からの研修に関わらず、校長先生、教頭先生とも、とても反応がよく、この時期、一番の笑いもあって、良い聴衆に乗せられて、四方山話もいれての管理職へのアドバイス多数。持参した書籍15冊完売。これも嬉しいこと。

 役員の方々にミニミニ追加講演(笑)をして、会場を出る。途中で外食。帰宅。今日もたくさんの依頼や問い合わせがあって、その調整や返信であっという間に時間が過ぎる。

2021年11月16日仕事日記

 今日は和歌山県へ向かう。7時過ぎに地元駅乗車。名古屋駅で新大阪から和歌山までの乗車券と特急券購入。乗車予定の新幹線までに時間が生まれたので、待合室に新設されたボックスで卒論赤入れ。
 
 9時10分乗車、新大阪でくろしおに乗り換えて和歌山駅着が11時16分。宇田指導主事さんらにお迎えをいただき昼食へ。とっても美味しい料理。さすが開店と同時に満席になるお店。

 和歌山県民文化会館へ移動。講演の準備。再度、僕の講演に期待されておられることを確認。グループウエア活用による学校力向上をしっかり伝えることと把握して、プレゼン再調整。

 13時35分から14時35分まで講演「校務支援システムで元気な学校を創る」。お聞きになられたのは、和歌山県市町村教育情報化推進協議会の皆さん。つまり和歌山県内各自治体で、共同調達など校務支援システム導入などの仕事をされている方。半数ぐらいが教育行政の方で、教師出身でないことを意識して、できる限り、学校の様子が伝わるように話したつもり。夕方には、責任は果たせたかなと思う次の感想が届き、ほっとする。

・学校にいると当たり前なのかもしれないですが、改めて知ることがたくさんありました。
・実際に、導入したものが学校現場でこういう使い方をしてもらえたらとてもありがたい。
・システムを導入したことで、生まれた時間をどのように生かすのが重要かという話が印象的でした。ぜひ学校を変えるために生かしていきたい。
・具体的な校務の効率化の事例が分かりやすく、とても参考になった。
・管理職全員に聞いてもらいたい話でした。
・学校での活用等が理解でき、教育委員会ができることという点で非常に参考になった。
・校務の情報化に向けてのシステムの重要性がわかりました。
・現場管理職のリーダーシップが重要になることがわかりました。
・実際に使用されている先生方に聞いていただきたい内容でした。


 終了後、控室に質問に来られたり、感想を届けていただけたりする方があって感激。講演感想メールも届く。

 和歌山駅14時58分乗車、地元駅到着は18時50分。帰路の和歌山から大阪間は快速電車だったために4時間の移動時間(泣)。とはいえ、久しぶりに校務支援システム活用の話ができて自己満足できた1日。

2021年11月15日仕事日記

 6時頃に目覚めて、今朝も珈琲とパンで朝食。昨晩にお約束した僕の講演会チラシを皆さんに転送。こまきこども未来館でゼミ生に「学びの連続化」に際しての取材機会をいただきたいと思って、古谷さんらへメールでお願い。7期生ゼミ合宿時にぜひ来ていただきたいと思って安達さんに依頼メール発信。

 9時から1時間ほど、11月28日(日)10時から11時オンライン開催の「紙ドリル&デジタルドリルを併用した学習を考える研究会」の打ち合わせ。僕が作成したプレゼンをもとに論議。主催者側の願いを改めて確認できたこと、プレゼン修正点も明確になったこともあって、朝から充実の会議。なお、すでに200名近い申し込みがあるとのこと。ここから申し込みができるので、関心・興味がある方はぜひ!

 11時過ぎに家を出て、豊川市立牛久保小学校へ向かう。学校付近で時間調整も兼ねて、軽く昼食。

 13時に学校着。校長先生と懇談。事前に見ておいた校長通信なども話題にする。

 13時25分から5年生算数授業参観。授業開始直後から、子どもたちと教師が一体になっていることが感じられる教室で、これまでの関わりの積み上げ成果が十分にわかる。子どもたち同士の自然な呼応もあり、聴きあい、話し合うことができている。授業から離れている子どもがいるのではないかと俯瞰するが、最後までそのような姿を見ることもなかったことも事実。
 
 今回の授業提案のメインは、一人一台端末に自分の考え方を録画して、それらを見合ったり発表し合ったりすること。これは、いずれパフォーマンス評価として活用できるのもいい。

 授業終了後、撮影の写真や動画を整理して、協議会後に提示するプレゼンを必死に作成。なんとか間に合う(汗)。

 子どもの姿をもとにした皆さんの協議会後、50分間の指導助言。牛久保小学校の研究の価値づけを「主体的・対話的で深い学び」の視点で行った後、授業写真や動画をもとに皆さんで共有した事柄や、さらに望みたい姿を伝える。

 最後はいつもの書籍宣伝タイム。おかげさまでたくさん購入していただけた。先生方の人数から考えると一人一冊買っていただいたのでは?と思うほど。大感謝。わざわざ来校いただいた教育長からお話を聞くこともできたことも幸運。

 急いで学校を出る。高速道路に入ると、やはり(泣)渋滞情報。事故もあったようで、ナビから次のICで降りるように指示あり。19時からのオンライン会議に到底間に合いそうにない。読みの甘さを深く反省。電話で今日は対応できそうにないと謝罪。

 19時30分過ぎにようやく帰宅。原稿2本の校正や事務手続きの書類作成、朝の会議を受けてのプレゼン修正などをしていたら、時刻はあっという間に深夜。明日は和歌山県まで日帰り。片道4時間弱の旅は久々。

 研究室HP記事は、7期生吉久さんの教育実習での学び。教師への道をより固めた実習となったことがよく伝わってくる記事。

2021年11月14日仕事日記

 今朝は、研究室HPプロフィールへ原稿掲載記録の追記から。書き忘れていたことがあったり、月刊プリンシパル12月が届いたこともあったりして加筆。今回で大学人になって雑誌等掲載は264本目。月平均3.3本の原稿掲載となった。こんなに依頼をいただけたという感謝の言葉しかない。

 明日15日は豊川市立牛久保小学校で指導助言。端末を活用した算数授業を見せてもらえるとのことで楽しみ。送られてきた現職研修の要項をもとに基本プレゼン作成。

 今月29日は岡山県総合教育センター依頼で、16年目の先生方へ講演。その際のプレゼンとグループワークが可能な場合の資料作成。完成したので担当の方へ送付。

 連載中の週刊教育資料第72回目の原稿書き。今回も「対話」をテーマに。「対話」だけで9回目となる。我ながら「対話」の深掘りがここまでできたことに自分で感激(笑)。

 かつてのゼミ生から報告あり。自校に教育長が訪問されて提示された資料には、先生が講演で話されたことが書いてありました!と写真付きでの連絡。私の講演がいささかでもお役に立てたようで、元気が出る。

 18時から、光ヶ丘中でお世話になった皆さんと、とっても久しぶりの懇親会。当時のいろいろな逸話を思い出して、話が弾む。20時過ぎにお開き。

 研究室HP記事は7期生教育実習での学びシリーズ。丹羽さんの記事をアップ。恵まれた環境での実習。もちろん、本人の努力があっての充実の実習。

2021年11月13日仕事日記

 12日で中学校教育実習を終えた7期生は4名。さっそく課題をslackで指示。これまでで9名のうち7名が無事終了。あと2名が終了したら、ある作戦を始めたい(笑)。

 6期生にも課題提示。自分も忘れていた重要事項。どのようなコンテンツを作ってくれるか、楽しみに待ちたい。

 11月28日(日)のベネッセセミナーのプレゼンの修正すべき箇所を思い出して手直し。知恵をいただいた和田フェローに現況報告。事務局へ会議資料として送信。

 教育実習課から届いた来年1月開催予定の「教育実習等連絡協議会」の要項をチェック。かなりのページがあり、時間をかけて確認する。わずかな気づきだが送信。

 ICT教育関連本を2冊を読破。1冊は、今の僕にとっては貴重な本。授業と学び研究所の皆さんにslackで紹介。

 14時から「情報リテラシー連続セミナー@東北大学」にオンライン参加。今回は「ポストGIGAの学びを求めて」と題して、情報通信総合研究所特別研究員の平井聡一郎さんが講演。主張からも、プレゼン手法からも学ぶ。参加者とやりとりで使われたツールに興味がわき、ネットで検索。熊本市教育センター作成の動画に行きつく。視聴中、座っているのがしんどくなり、講演終了後に横になる。2時間ほど熟睡してしまった。睡眠不足が要因らしい。

 6期生松浦さんから手直しされた卒業論文第2章が届く。助言をしっかり生かした原稿で、細部修正指示のみ。よし!

 研究室HP記事は、昨日に続いて7期生池戸さんの教育実習での学びで、その2。「3週間前の私が今の私を見たらびっくりするかもしれません。それぐらい濃い時間をこの中学校実習で過ごすことができました」というフレーズから、どんなに充実した実習だったかがよくわかる。受け入れていただいた学校、先生方、生徒たちに指導者としても感謝。

2021年11月12日仕事日記

 7時ごろ家を出て、久しぶりに愛知県総合教育センターへ向かう。本日は「令和3年度中堅教諭等資質向上研修 中学校数学科教科指導研修」の講師。

 時間調整をして9時ごろにセンターに入る。さっそく機器の設定。動画音声も大丈夫であることを確認。

 9時35分ごろから12時まで、「主体的・対話的で深い学びを生み出す数学授業の在り方」と題して、講演と模擬授業。6年目数学教員対象の研修で、久しぶりに数学授業に特化して話すことができたり、数学模擬授業をしたりできたことで、自分でワクワクしながらの講演。自分がこんなに楽しいのだから、参加者も楽しいに違いないという論理で(笑)、久しぶりに数学授業を満喫した感じ。終了後、すぐにセンターを出て自宅へ戻る。

 13時ちょっと過ぎから授業と学び研究所のオンライン会議に参加。ICT支援員の研修のこと、恵那市からいただいたスクールライフノートの成果と課題をもとに協議など、3時間の会議。

 17時に小牧勤労センターへ。17時40分から18時50分まで「小牧市教員組合力量向上学習会」にて講演。演題は「学び合う学びは主体的・対話的で深い学びを生み出す」。小牧教育のキーワード「学び合う学び」の原点を触れてから、主体的、対話的、深い学びとの関係に触れながら講演。遅い時間からの学習会に関わらず、熱心に聞いていただけ応えていただける皆さんに感謝。とりわけこの機会を作ってくれた臼田教育文化部長には大感謝。

 帰宅。今日も濃密な日で全身疲労。十分な満足感。

 研究室HP記事は、教育実習を終えたばかりの7期生池戸さんの文面から学びの豊富さがしっかり伝わってくる内容。学びが多すぎて2本に分けての発信。今日はまずはその1。
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2021年11月11日仕事日記

 早朝から談慶師匠へのアンサー原稿書き。文字数を守り、16本を仕上げる。本編原稿で修正指示があった原稿を再考して手を入れる。これも完成して送付。しばらくはこうしたやりとりが続く見込み。

 11月28日(日)10時〜11時にオンラインで開催されるセミナー「紙ドリル&デジタルドリルを併用した学習を考える研究会 GIGA端末を活用した学校全体で考える小学校6年間の学習指導」で、貴重講演をすることになったので、そのプレゼンづくり。和田フェローからいただいた実践事例を入れ込んで資料作成。

 なお、この研究会は以下のところから申し込める。無料です。ぜひ!
https://forms.teacher.ne.jp/webapp/form/23309_n...

 18時30分から、「文部科学省 令和3年度オンライン学習システムの全国展開、先端技術・教育データの利活用推進事業(学びにおける先端技術の効果的な活用に関する実証事業)〜マイナンバー制度活用方策も含めた教育情報システムの在り方に関する調査研究〜」の第1回検討委員会にオンラインで参加。2時間の会議。1回目だからこそ発言できる内容を率直に述べる。他の委員から賛同意見を出していただけて、ほっとする。それにしても、長い名称の事業<調査研究>(笑)。

 研究室HP記事は11月6日の「いのちの授業を体験的に学ぶ」に参加した8期玉置ゼミ生となる安藤さんにさっそく学びの記事を書いてもらったのでアップ。記事規定はまったく伝えていないのに、規定を他の記事から読み取っての良質な記事。
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2021年11月10日仕事日記

 珈琲と食パンで朝食。7時頃、家を出て大学へ向かう。8時前に研究室。いつものルーティン。

 立川談慶師匠との共著本で師匠へのアンサー原稿を書き続ける。

 10時40分、6期生からの誕生日プレゼントのセーターを着てゼミへ。若干の気恥ずかしさあり。

 ゼミはいつものように、金子さん、池戸君から提案を受けて進行。金子さんは横藤雅人先生からオンラインで学んだことの報告があり、叱ることを体験的に学ぶ展開。このときの学びはここをクリックしてご覧ください。池戸君は一人一台端末時代の学級ルールづくりについて論議を仕掛けてくれた。

 12時30分から論文審査会。13時30分から教育実習委員会。14時には終了。

 研究室で提出された卒業論文(名桐君、金子さん、松浦さん)の一部に赤入れ。来研した中野さんには2章までを直接修正助言。

 16時過ぎに大学を出て自宅へ。17時20分ごろ着。18時から20時まで、クリスタルプラン委員会。ようやく「児童理解群」の方向性がはっきりしてきた。

 21時30分からゼミ生松浦さんにzoomで卒論2章指導。今日も届くいくつかの問い合わせや依頼メール。スケジュール調整ミスをしないように返信。

 大学人となって260回目の雑誌原稿掲載。記念(笑)すべき雑誌は初の”先生・健康担当者の執務必携誌”「健」。いわゆる養護教諭向けの月刊誌。

 8日の東員町立東員第一中学校での僕の飛び込み授業での学びを松浦さんがしっかりまとめてくれた。感謝。
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